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魔王様は滅ぼしたい。  作者: いもたると


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七瀬ホノカの場合

七瀬ホノカは箱入り娘だ。


いつでも危険がないように、彼女の守護霊軍団は彼女を守っている。


こんな田舎で何を大袈裟なと思われるかもしれないが、実は田舎は危険に満ちているのだ。


ミツキが血相を変えてやってきた。

「ユミナ、大変!山から妖怪軍団が降りてきたよ!」


田舎にはまだ、文明の光が当たらない場所がたくさんある。

普通に妖怪が生息しているのだ。



だが偶然ホノカが通りかかれば。


「おはよう、お二人さん。どうしたの?」


何事もなかったかのような、穏やかな日々に戻る。


「妖怪軍団がみんな帰っていったよ」

「ホノカの守護霊が守ってくれたな」


またこんなことも。


「悪い宇宙人が攻めてきたよ!」

「空がUFOでいっぱいだ」


だが偶然ホノカが通りかかれば。


「おはよう、あれ、何かあったの?」


「ホノカを見た途端、帰っていったよ」


このように、田舎の平和はホノカによって守られていると言っても過言ではないのだが、それは誰にも知られることはない。




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