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魔王様は滅ぼしたい。  作者: いもたると


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アケフの場合

アケフは野球部のコーチだ。

身長2m以上、体重200kg超え。

伝説の横綱と四番サードの能力を合わせ持った存在である。


元プロ野球選手で、某縦縞の球団に所属していたという噂もあるが、その正体は謎に包まれている。


ミツキが血相変えて飛び込んできた。

「ユミナ、図書室に来てよ!」


何事かと思い付いていくと、一冊の本を見せられた。

「こんな本があったんだ」


表紙は、縦縞のユニフォームに身を包み、雲龍型の土俵入りを披露するアケフであった。


「アケフのファンブック?そんなものがあるのか?」

「背番号64だって」

「その数字には何か意味があるんだろうか?」

「さあ?」

「発行元はどこだ」

「掠れて消えてるんだ」


よくわからんが中を見てみる。

若かりし頃のアケフが、新入団選手として紹介されていた。


「やっぱり本当にプロ野球選手だったんだ」

「いや、まだわからんぞ」


次に優勝したときの写真があった。

「普通ビールかけだろ?」

「鯛を持ってるねえ」


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