ニカイア・フィクス
此処では『鏡映した現実の風』本編での設定を書いてあります。外部サイトにて公開している情報とは異なる点が幾つかあります。
『基本プロフィール』
名前=ニカイア・フィクス
愛称=ニカイア
一人称=俺(基本はこっち)or オラ(グリスンと一部の前でのみ使用
年齢=19歳
身長=190cm
体重=83kg
好物=中華料理(特に好きなのは桃饅
苦手=貶める存在全般
出身地=ジピタース(クーオリアス内の草原地帯の総称名
家族構成=孤児の為、特にいない
趣味=グリスンの歌を聞く事 風に当たる事
職業=ウォルジメイヘントシパリティ(三代目ティーガー教皇)
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『作中内での軌跡』
鏡映した現実の風シリーズ内で登場した異世界『クーオリアス』内にて活動する、組織『WMS』の首領に等しき存在『ティーガー教皇』の名を受けた雄の白虎獣人。とはいえ俗にいう『出世を繰り返し上り詰めた今の場所』と言うわけでは無く、流れのままに色々事が進み一方的に落ち着かされたと言っても過言ではない過去を持ち合わせている。
※元々は組織内に存在する『通信隊』にて行動していた。
『グリスン』とは組織内に配属する前から知り合っており、彼の趣味の一つである『風に当たる行い』をしていた際に路上ライブの声を風に乗せて耳にし、以後彼の歌声に興味を持ち出した。元々固定の支援者を持っていなかったグリスンにとって初めてのファンであり、彼の支援活動の一環として歌を購入し記録媒体に保存、以後定期的に人の居ない所で聞く事を選んだ。
その為『グリスンの歌が上手い事実』を知る数少ない存在であり、リヴァナラスで大々的に歌うまではその事をギラムを始め他の獣人達の殆ど知らなかった程。
※ちなみにスプリームはニカイアが姿を見せなくなった頃に知り合った為、双方に接点は無い。
クーオリアスの組織内では『堂々とした振る舞いと指示役』を徹底して行っており、基本雑談をする事は殆ど無い。寧ろ『親しい相手が居ない為』と言えなくはないが、組織内で行動している『リミダム』や『ライゼ』とは位は違えど面識があり、彼等がリヴァナラスで勃発した『戦』に赴く前から最小限のやり取りをしていた程。
組織内の上層部とも似たような関係を構築しているが、割と信頼が置けていたのか『キリエ』と『ベネディス』とは他愛もない話を交わした事が有り、一目置いていた事が伺える。
クーオリアス内では比較的珍しい『白の毛色』と呼ばれる血統種族に該当し、本来の種族名称は『虎獣人』が正しいが、その意味合いも込めて『白虎獣人』と称されている。
※ちなみに作中内で登場した『銀狐獣人』も同じ『白の毛色』の枠組みに該当する。
この類の種族達は主に『潜在的に他と異なる力を有している』とされており、ニカイアは群を抜いて『※魔力』に関わるスペックが桁外れに高い。その為周りに比べて力の強みが並外れていた為か他の存在達と上手く馴染めない過去も有り、彼の黒い過去の一片にもなっている。
※獣人達の魔法適性である『魔力保有率、魔力吸収率、魔力行使率』の全てがハイスペック。
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『作中内で使用した魔法』
【彷徨の魔法】
彼の放つ魔法の一つで、主に『振動』を用いて干渉する事で周囲に変化を及ぼすモノがこちらに該当する。元々の潜在的な力もあってか彼は『自身・他者』の魔力波を感知する事で威力の操作を行っており、意図的に強めたり解除する事も可能としている。
・ワンダーン・ミイロ(9-05)
属性『闇』
周囲の空気から自身に必要なエネルギーを集約させ、自らの魔力を速攻で回復させる魔法。
本来は自身が放ったが為に不足した『魔力回収』を行うための魔法だが、今回はあえて自身への回収は行わずに意図的に魔法壁を融解させおり、応用していたと言えよう。
・ワンダーン・キタキ(9-17)
属性『炎』
自らの手技範囲内に対し魔力を収束させ、強力な爆発を引き起こす魔法。
爆発に伴う『爆風・爆炎・衝撃波』は全て彼の注いだ魔力量に応じて変化するため、最小限ならば『パーティクラッカー』程だが最大限まで膨らませると『ダイナマイト』レベルと化す。今回はギラムへ対し不意の攻撃を吹き飛ばす程だった為、その中間層の威力だったと言えよう。ちなみに放った際の様々な反動は本人には一切無く、例え反射されても左程ダメージは無いとの事。
【渡航の魔法】
彼の放つもう一つの魔法であり、自身が得意とする『魔力形成』を行い放つ事で周囲に変化を及ぼすモノがこちらに該当する。どちらかと言えばライゼの『薬学の魔法』と似た部類の魔法とも言えなくはないが、此方は固体に縛られる事は無く自由な形勢が効くため、汎用性の面では軍配が上がる。
・レイゼン・アカエリ(9-18)
属性『風』
自らが手にした剣を起点に魔力を集約、そしてそのまま放つ事で強烈なカマイタチを放つ魔法。
普段から愛用している武器と言う事もあってかすんなり彼は放てているが、素手でも他の武器種でも同様の事が可能。ただし武器の大きさによってその威力に比例した魔力を集めなければならない為、置かれた環境下によっては放つことは出来ても目標地点前に雲散する事も有るとか。※今の所前例は確認されてない