ギラム・ギクワ
此処では『鏡映した現実の風』本編での設定を書いてあります。外伝2での設定は、外部サイトにてどうぞ
※2024/10/09(再更新しました
『基本プロフィール』
名前=ギラム・ギクワ
愛称=ギラム
一人称=俺
年齢=26歳
身長=195cm
体重=88kg
好物=肉と魚 珈琲(モカ寄
苦手=テンションの高い奴 幽霊
出身地=ヘレント(リーヴァリィからみて南西に位置する場所
家族構成=父『テイザー・ギクワ』(亡)
母『カエラ・ギクワ』
同居人『フィルスター』
趣味 =トレーニング
職業 =(過去)現代都市治安維持部隊・陸軍部隊・准士官(元)
(現在)軍事会社セルべトルガ所属・総務部配属(傭兵)
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『作中内での軌跡』
軍事会社セルべトルガの総務部に所属しつつ、傭兵としての仕事を請け負う人間の青年。数年前まで現代都市治安維持部隊に所属していた元准士官であり、彼の経歴を知る者は少なく社内でも一部の者しか知らず、現職者と退職者のごく一部のみが知っている。※一応秘匿情報として貰っているそう
基本的に外部からの依頼を受けて現場で行動する仕事を担当しており、あくまで『総務部』は社名上の肩書き。主に外部で配属場所を説明する際に使用している。その為本部に赴く事は月に数回程度のはずなのだが、上司のおつかいもあってか最近は顔を出す頻度が増えたらしい。
ちなみにデジタル端末に対するスキルは並み程度だが要領が良いのか、仕事は結構出来る方に入る。外仕事ではその腕前が色濃く反映されている事もあってか、社内でも有数の稼ぎ頭の一人にまで上り詰めている。
現代都市治安維持部隊に居た際は、陸上部隊『サンテンブルク』に所属、母親から父親の職歴の話を聞かされた後、ハイスクール卒業後入隊試験を受け亡き父と似た道を歩む事を選んだ。持ち前の要領の良さと手先の器用さ、加えて持ち前の体力を武器に階級は上がれど『准士官』のポジションで落ち着く事と成り、幾多の部下達を指導してきた。
後に入隊してきた『ライゼ』と『サインナ』とはその頃の付き合いで有り、他の上司や部下達が一目置く中接点を詰めようとしたのはその二人が最初であり、以後も付き合いが多く脱退後も『親友』と『後任』と言う立ち位置で交流を続けている。
上司との関係は割と良好な方であり『イロニック』ともその頃の付き合いではあるが、二人と違って交友関係を望む事は無く対立する間柄と成った。反面『マチイ』は彼の事を深く買っており、脱退後の事も気にかけ借用契約していたアパートを彼のモノとし名義変更をしたり治安維持部隊絡みの仕事を一部回したりと、何かと気に掛けている様子を見せていた。
家族構成は『両親』だけであり一人っ子の彼だが、元々交友関係を当時から築く事は余りしておらず『野生児』に等しい放課後を過ごす事が多かった。友人を招く事も殆どしなかったためか、両親も気にしてもっと広い場所を見せる事、自然に触れさせる事を選び『週末のキャンプ』は家族恒例行事となっていたそう。
その頃から『霊感体質』な所があっためか両親含め本人も自覚しており、感覚的に気に入らない場であったり夜間の行動には気を使っている事が多く、強気に振るまっている際の不意打ちには滅法弱い。
※その事を『ノクターン』に感付かれちょっかいを出された際、ボロが出た程。
今では仕事絡みの付き合いから派生した友人関係を一部構築、真憧士として素質を得た後に出会った獣人達とも分け隔てなく接しており、基本的に見た目に対する偏見は殆ど持っていない。ただ性格からの警戒心は有るらしく、苦手な人は苦手とは本人の段。
特に仲がいいのは前述の『ライゼ』であり、鷹鳥人の本来の姿を見た後も今まで通り友人以上の関係を続けている。ただ『エリナスである』事による配慮不足は気にしている為か、無礼の無い程度で彼に聞く事はあるそうだ。
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『作中内で使用した魔法』
・強襲の浄咲剣(3-26)
属性『物理』
彼が始めに相対した創憎主の力を真似て、模索し放った生成系魔法。根本的に放つ事を得意としない彼は創り出した剣を地面へ撃ち込み、そのまま強襲させ殺傷力の高い力で防壁膜を削ぎ落とす方法に切り替え放った。
・氷滝の畔(4-40)
属性『氷』
自らのクローバーの成立を理解すると同時に、彼が放った氷属性の範囲系魔法。自らを点として相手に向けて放つ事が可能であり、波紋の様に広範囲へと広がるが威力減衰が起きないのが特徴。以後、彼が一番得意とする最も魔法らしい魔法。
・ザントルス召喚(5-38)
属性『光』
自らの愛車である『ザントルス』を、離れた停車場所から召し寄せる誘発系魔法。リミダムの話から現世の特注品である事を聞かされ、その仕掛けと彼の呼び声に応じて参上し他者の展開する空間系魔法も無力化した。ちなみに彼の創りだした魔法では無いため『召喚系』には属さず『誘発系』に属する。
・創誓獣『ラギア』(5-40)
属性『氷』
彼が初めて着手した召喚によって呼ばれた氷竜を降臨させる召喚系魔法。翼を持たない蛇竜だがドラゴンには変わり無く、その素体に秘めた力は限りなく高く彼の補佐として今後も声に応える事を契約した。
以後は本人の意志に関係なく姿を現す事もあるが、特にギラムにとっての支障は無く姿を現す為の魔法の力そのものもラギア本人が代償として払っているそう。
・氷撃の青龍乱舞(6-23)
属性『氷』
自らのクローバーである長杖と共に創誓獣ラギアの力を借りて発動した、召喚系に属し広範囲に変化を与える氷属性魔法。膨大なテノルメを用いて放つ為乱発する事は叶わないが、威力は絶大であり足元から閉じ込めた対象をそのまま捕縛し凍結、発破し吹き飛ばす。ラギア自身が可能だと言う事でギラムは受理し放ったが、それでも壮大だった事も有り精神力が削られ軽い放心状態になったとの事。
・銀狐の志(7-28)
属性『風』
自らに秘められた血と真憧士の力を用いて肉体を変化し、人間とは違う銀狐獣人としての身体能力を得る誘発系の魔法。切欠は敵側ではあれど自らの力として認識、把握した結果自身の力として彼は使うにまで至った。
しかしライゼに危険視されていた事も有るためその力は現状限定的に使用しており、脚部にその力を用いり強力な蹴りを放ったり獣人としての跳躍力を用いる際に使用している。無論腕に対してもその力は使えなくもないが、本人はあまり重要視しておらず必要性も薄い為『脚部限定』にしているんだとか。