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復活謝

ミノツナらが激闘を繰り広げる場所からわずか800メートル先に部隊を待機させていたのだが、ミノツナ部隊と連絡が取れずにいたので不審に思っていると、ミノツナ部隊の生存者レオルス中尉がべナルロッド隊と合流。

レオルス中尉から敵に襲われた事を知ると部隊を動かさず、単独でミノツナ隊へとべナルロッドは一人向かった。この時は全力で走るべナルロッド、間に合うのか?

場面は変わってミノツナ。自分が相手にしていたのが0番ということに驚きを隠せないミノツナだった。

「お前が・・・0番・・?」

「お前たちは体に埋め込まれた機械かなんかで独自の電波を放出しているらしいが、俺はそんなものはない。ちなみに言うとその機械はヨーヨーを操るための物らしい」

「じゃあ何でお前はヨーヨーを操作出来ている」

「俺のヨーヨーの操作方法は精神力だからさ。精神力で直接動かしている。最もこれは術者への精神的な負担が大きくて普通なら操れないが、俺は違う。だから俺の事はA国の電波受信じゃ認識できないのさ」

「じゃあ・・・A国で反応があったアレは?」

「じきに分かるさ。だが、援軍が来たようだな。感じるぞ。同じ試作体だ。」

この反応はべナルロッドか?ミノツナは思ったが、本庄は勝負を決めるつもりだ。

「俺のヨーヨーはあらゆるヨーヨーよりもパワーとスピードを上回る最強のヨーヨーだ!貴様のヨーヨー程度で防げるかぁ!小細工だけの雑魚ヨーヨー使いめ!」

本庄が放ったヨーヨー。それをまたしても防ぐことが出来ずにミノツナは腹に本庄のヨーヨーを受けてしまい、倒れた。

「まだ息があるようだな。トドメ!」

本庄がミノツナの背中にヨーヨーを打ち込もうとした瞬間、到着したべナルロッドが走り込みながら本庄へヨーヨーを放った。

「馬鹿め!この俺のスピードに敵うと思うのか!」

本庄はガードのためヨーヨーを展開しようとしたが、べナルロッドのヨーヨーが全く見えない。

「小細工するヨーヨーも強いんだぜ!食らわせろ!」

しかし本庄は自分の2つのヨーヨーを自分を包み込むようにドーム状に回し続けて辛うじて防御した。

「ヨーヨーを2つも・・・!」

「俺の精神力の強さは伊達じゃないぜ」

「・・・・貴様が0番だとは驚いたよ。ロスト・ナンバーズに扮していたとはな」

「ロスト・ナンバーズの奴らか。あいつらは良い隠れミノになったよ。おかげで不意打ちは成功した。何回もね」

「0番、お前は何故ここまで戦うのだ。闘う必要はないだろ」

「俺は試作体0番としての体に組み込まれた技術を利用して試作体の量産を行い、世界の軍事産業を支配するのさ。実際に自分で試作体を作ることにも成功している」

「なに?」

「お前らの上司にやられちまったけどよ。奇襲に使ったロベルト・カウフマンは俺が作り上げた試作体さ。強かったけど一般兵がいっぺんにやってきたら死んじゃうようだがね」

「何て奴だ・・・」

「お前らロスト・ナンバーズのアルフレット・リッチーとそこの試作体がジョニー・ローガンを殺してくれたよな。直接お前には恨みはないが死んでもらうぜ!」

本庄がヨーヨーを放った。辛うじて防御できたべナルロッドだが、防御に使ったためべナルロッドは今無防備!本庄にはまだもう一つヨーヨーが残っている!

「終わりだ!」

2つめのヨーヨーを本庄が放った。べナルロッドはとっさに手のひらを前に突き出したが、ヨーヨーはべナルロッドの手のひらを突き破って、肺をえぐって背中から出ていった。

胸から血を溢れ出させたべナルロッドはミノツナの横に倒れ込む。

「片付いたな、あと試作体は1人。でもそれはあの人が相手してるころかな」

その通りである。その本庄が言う「あの人」こそがA国の電波包囲網に引っかかった張本人で密かに裏から手を回していた人物である。

そいつは洞窟からふらりと朝倉の目の前に突如現れた。黒のローブを羽織っており、何者かは分からない。隊員らが見守るなか彼はローブを脱ぎ捨てた。

朝倉はそいつの姿をみて驚愕する。

「お前は・・・!」

「久しぶりだな、朝倉」

そう、ローブを脱ぎ捨てた彼は何と5年前に死んだと思われていた試作体2番ディライ・フォルスマンだった。

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