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混沌楽園  作者: カトラス
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混沌と言う名のいつもの日常その1

混沌楽園本格始動です。


綾「pixivの方のバトスピ小説は全然進んでいないけどな。」


まぁ最初からどっちとも不定期更新の予定だったしね。

『混沌楽園、そこは世界の秘境や隠されし最後のエデン・・・等ではなく、日本のとある場所にある学園。

そこには様々なカオスと言う名の個性を持った生徒達が多く通っている・・・ってな感じで短編の時と同じ紹介で始まります。』



「いきなりグダグダな始まりだな。」



『いきなりナレーションにツッコんでくるこの少年、名は神薙 綾人。

彼は混沌楽園に通う高等部の2年生である。』



「支度も出来たしそろそろ出かけますかね。」



『自分以外誰もいない家の戸締りをして楽園に通う。これが彼の日課だ。両親は彼が幼い頃に交通事故で帰らぬ人達に・・・なっているはずもなく、実は両親に捨てられた・・・という事実もない。』



「なにフェイントかけてるんだよナレーション。ちなみにうちのバカ親達は子供放って仲良く結婚20周年の新婚気分で旅行中だ。」



これ以上グダグダなナレーションには任せられなくなったのでここからは俺視点に切り替えよう。

今言ったように両親は旅行中なので、のんびりと1人暮らしな気分で結構楽しんでいる。



「ん?何だか騒がしいな。」



楽園に向かっている途中、何やらもめている声が聞こえたので様子を見に行ってみると、柄の悪い男2人組みが顔面をめり込ませているが如く地面に突っ伏していた。

そしてそこにはピコハンを構えて意気が上がっている茶髪でポニーテールな少女と薄い青色のショートカットでピコハンを持った少女を宥めている少女がいた。



「何やってんだつぐみに白姫。」



「あ、綾人君おはよう♪」



「綾人さんおはようですの♪」



俺が話しかけると、何事もなかったかのようにいい笑顔で応えた2人。

まぁ現場を見る限りではきっと・・・



『・・・誰がお子様ランチがお似合いな幼児体型だってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!』



『『いや、誰もそこまで言ってな・・・うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』



・・・ってな感じで地面に突っ伏している2人組みがつぐみの“アレ”に触れてしまったんだろうな。

なんて命知らずな連中だ。



『ピコハンを待った少女の名は雨宮 つぐみ。特技は家事全般で炊事が得意でスイーツ関係はプロ並。

霊力と神力が使え、結界札や防御札なども得意で心を読める能力もある所謂陰陽師に近い存在だ。胸のサイズは「ナレーションはどんな叫び声を聞かせてくれるのか楽しみだな♪」(ポキポキ)・・・っと極普通な美少女でございます。』



つぐみの発する覇気にナレーションは全面降伏したようだ。



『もう1人の少女は榊 白姫。綾人やつぐみ様の後輩であり社長令嬢でもある。口調や仕草もお嬢様であるが、幽霊や妖怪と言った所謂おばけの類がまるで駄目という「やめてくださいですの~!」』



つぐみに服従はしたが白姫は弄るようだなナレーション。

涙目になりながら抗議している白姫がなんか不憫だと思うので、ここはアイツに任せよう。



「白姫。」



「ふぇ、なんでしょうか綾人さん?」



「あーんしろ。」



「?あーん。」



白姫がかわいらしく口を開けると、俺はその中にチョコレートを軽く投げ入れる。

白姫が口に入ったチョコをごくんと飲み込むとすぐに変化がおとずれる。

髪の色は黒味のかかった青色のロングヘアーになり、服装もゴスロリチックに変わる。



『彼女はさk「ナレーション、とりあえずくたばれ。」ぐぎゃぁぁぁぁ!?』



姿の変わった白姫は問答無用でナレーションに向けて念動力を使った。



「相変わらず容赦ないのな黒姫。」



「まぁ、黒ちゃんは白ちゃんの事大好きだしね。とりあえずおはよう黒ちゃん♪」



「うむっ、おはようつぐみ。そして私に変わらせてくれて感謝するぞ綾人。」



「俺も白姫が弄られるのを見たられなかったし気にするな。」



いきなりの事でポカーンな人もいると思うので紹介しとこう。

彼女の名は榊 黒姫。白姫の中に眠るもう1つの人格・・・と言っておこう。

色々と複雑な事情があるので詳しい事は後々語ろう。



「では綾人につぐみよ。今から3人でデートに行くぞ。」



「だが断る。今はお前に変わっていても身体は白姫のだからな。不登校なんてさせる訳にはいかないんだよ。あといつから俺とつぐみはお前の恋人扱いになってるんだよ。もうドロドロな展開しか待っていないだろソレ。」



「黒ちゃんに変わると絶対学校に行かないからね。そのせいで白ちゃんの出席日数少し危ない状態なんだよ。」



「ぐっ、ならば仕方ない。今日のところは学校に行くぞ。」



渋りながら俺とつぐみの後を付いて行く黒姫と共に今日もいつもの日常を過ごしていく。

えっ、いきなりカオス過ぎるだって?そんなの気にしたら負けだ。

綾「まぁ、予想はしていたが・・・・カオスだ。てか、何気に知らないキャラ出てるし。」


黒姫の事?うん、LAN武様の白姫を参考に混沌楽園の為だけに用意した。


綾「いいのかそんな事して?」


まぁLAN武様から抗議が来たら修正するけど。

白姫を混沌楽園使用にどう弄ろうかと考えていたんだけど、いいのが思いつかなかったからこんな形にした。


綾「押しの強さを見る限り白姫よりもアグレッシブな感じだな。」


ちなみにお前の事が好きな女の子キャラは少なくとも6人以上は出てくるから。


綾「はぁっ!?多すぎるだろ!俺にどないせぇと!?」


ハーレムを作るべきかと?


綾「作れるかぁぁぁぁ!てか絶対需要ないだろソレ!」

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