【プロットタイプ】口は災いの元
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
会話ってさぁ、双方1:1の割合で話してると思うじゃないっすかぁ。
意外とそうじゃないからね。
大抵はどっちかが一方的に話す。
人が零した何でも会話が、大事件に発展するなんて、何ら珍しい事じゃない。
――何時も言ってるよね!?
――この間と言ってる事が違う!!
――アンタ何時もそうじゃない!!
そんな叫びが脳を木霊する度に、偶然ではなく必然であるし、宿命でもあると思っている。
瑠衣と二人で純喫茶に訪れた際に、近くに座っている二人組達の会話が気になった。一組は女子同士で、もう一組はカップルでの会話であった。
片付けられなくて。何時も此処に来られるんですか? じゃあ片付けに行ってあげるよ。来るのは初めてです。そんな日常を表した会話がつらつらと連なっていく。
だから気になったのはそこではない。会話の形式である。
会話と言うのはそれぞれ双方、同じぐらいの割合で、言いたいことを言っている。と思われるかも知れないが、意外とそうでは無い。大抵は話役と聞き役にぱっくりと分かれ、進んでいく。
私の人間観察の結果によると、話役の話が八割、聞き役の話が二割である。
そうしていると、たまにこんな事を思ってしまう、
――話役が何の悪気もなく、相手の地雷を踏み抜く事も、あるのだろう。
「ねぇ。瑠衣たん。私が話役だとしたら、君は聞き役だよね」
ケーキにフォークを突き刺して、抉りとってからそう話を振った。瑠衣は何時もの切れ長で、冷ややかな瞳を此方に向けた。どうやら聞くに値する話だと踏んだらしい。
「今も大なり小なり事件が起きている。でもね、大事の被害者になりやすいのは、何時だって話役だと思うんだ」
そう前置きした後に、私は今考えていた、話役と聞き役の話の割合を話した。其れを瑠衣は黙って聞いていた。私が言葉を続けるのを待っていてくれた。
「話している方が多い分、その人の地雷を踏みやすい。自分が気にしない、いいや、他人が言っても触りない言葉でも、その人には気に障る事がある。
そうしてその重なりが、きっと大きな事件に繋がってしまうんじゃないかな? ハインリッヒの法則の様にね」
あの残忍な事件、少しづつ世間では明らかになって来ている。被害者の家族、容疑者と関わりが深かったあの人は、『何も覚えてない』と続けていた。そう、だから自分が言った一言が、此処まで大事になるとは想像していなかったのだ。
「俺がお前を刺すと? そこまで情に流される真似はごめん蒙りたい」
「ううん。どちらかってと、諭羅の方。痴情の縺れの果てに、何かありそうだからね」
殺されて、残された家族の議題を目に写す度に、何とも言えない気持ちになります。
容疑者に対して色々言いたい事はありますが、議題とはズレるのでそこは心底我慢。必死で我慢。
子供嫌いだけど、言いたいことは浴びる程あんぞ。
という訳で、今回は誰にでも起こり得る話でもしていこうかと。
あのさ、自分が言った何でもない言葉でも、相手の地雷になることはあるんですよ。
例えば、
『私、同棲愛者受け入れられない〜』
『最近彼氏が出来て〜』
『お金出してブランド品買っちった!!』
とか、こういうの。
傍から見たら『それが何?(´・ω・`)?』ぐらいの反応だと思います。
ただそれが何よりも本人が気にしている事の場合、地雷なり得るんです。
ただ地雷って基本、分かりやすいじゃないですか。
SNSのプロフィールに『〇〇地雷 ブロックしてます』と書くぐらいには。
だからその地雷が文字通り『隠されている』時が物凄く危険。
意外とあるんですよ。普通にありふれてます。
相手が自分の地雷を主食にしていて、空気を濁さない様にしている。とかね。気遣いって奴。
ただ其れが積み重なると、ある時突然大きな事件に発展するんだろうなって。
はい。では前書きに戻りまして、会話の話。
何故この比率の話を出したのか。
話役と聞き役の割合は1:1ではないよ。
8:2であることが多いよ。
答えは明確で、話している方がどうしたって相手の地雷を踏みやすい。
あと聞き役やらされる方が、ストレスになってる事が多い。
下手な鉄砲数打ちゃ当たる。方式で、何気なく言った言葉が相手の地雷になることがあるんですよ。
そして自分の話がしたいのに、相手に取られる事が多い。
この二重構造で、相手の感情が爆発する可能性がある。
全員ではありませんよ。
ただそうなりやすい人。
感情の起伏が激しく、其れを制御出来ない人、そうい人相手にはまぁ、気をつけた方が良い。
でも、世間の人は見破れるのかな。
私も自信ないな。だから事件が起きやすい。
最近さぁ、パターンを絞り込んでないまま書いてるな……。
え、不味いの? と思ったそこの貴方、ガチで不味い。
数学における命題で、
『しかし〇〇は、〇〇とする』
ぐらい大切な言葉。
これがないとね〜様々な答えが出てきて、一つに定まらないから。
ぶっちゃけ回答者に反逆の狼煙を与える事になるから。
そうそうそう。
そこんところ数学者ってめちゃくちゃ厳格。
過程が正確で算出した解は、決して覆える事も、覆す事も出来ないから。
そんな事を 数学者に関するジョークで思いました。
羊の話でしたね。条件めっちゃあるんですよ。いや草。




