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ゼロの鳥  作者: あきゅう
3/5

3 開戦


「アイツ……どこまで追ってくるんだよ……っ!!」

時折首を後ろに向けながら、彼女との距離を確認しながら操縦桿を握る手に力を込める。

ろくな装備も無いため、出せる高度と速度には限界がある。現に、隙間から吹き込んでくる切りつけるような冷えた空気に目が切りつけられる。

燃料は星霜が修理をした時に入れてくれたのだろう。メーターマックスまで入っているから心配する必要は無い。

しかし、武装が何も積まれていないのが問題なのである。暴発や発射不良等を防ぐ為に機銃の弾などは直前に装備する事になっているのが裏目に出た。

機銃も前回の零化の時撃ち切ったままで弾が装填されていない。普段両翼に取り付けている武装も取り外してしまっていて使うことは出来ない。

今はまだ追いかけられているだけだからいいものの、向こうが手出しをしてくれば対抗する手段なくやられてしまうだろう。であるからしてある程度の速度を維持し、彼女の交戦距離外に出なければならない。


――中々速いね。そろそろ攻撃させて貰おうか。


「――っ」

振り返ったその時、彼女の翠色の髪の毛から色素が抜けシルクのような白銀色に変化する。更には腕が突き出されたのを見てセツナは反射的に操縦桿を横に捻る。

遠心力により体が大きく横に傾き、傷を負った体がミシミシと悲鳴を上げる。

刹那、今の今までホウジャクが進んでいた場所を白色の光線が通り抜け、放たれた熱波が機体を包み込む。

「あっつ……!くそっ、流石に甘くは無いか。……何とか逃げ切らないと」

だったら避け切ってやろうじゃねえか、と桿を握る手に力が籠る。



そこからは逃げる一方の戦い、もはや戦いといっていいのかも怪しい程に一方的なものだった。

しかし持ち前の天性の操縦技術で放たれる攻撃を尽く躱して行く。時に急降下や急上昇、ローリングなどのテクニックを駆使し大胆にその攻撃を回避する。

「っち、ちょこまかと」

少女は悪態を吐きつつ、全身に溢れる力を指先に収束させる。それまで掌から放っていたエネルギーを小さく絞り、圧縮した力として放つのだ。先程よりも光線の太さは劣るものの、その速さと威力は数倍は劣らないだろう。

恐らく直撃すればその機体は墜落、破壊は免れないだろう。しかしこんな所でまごついている時間の余裕は無いのに――。


刹那、上空に漂う天の裂け目が幾度か光り輝き彼女は指に集めた力を四散させ彼の機体を追いかけるのを辞めた。

白銀に光り輝いていた彼女の髪の毛が元の翠色に戻り、全身を襲う倦怠感を押さえつけ深々とため息を着く。

「このタイミングで……。面倒な」

今の輝きは予兆、それはつまりルトゥキアの出現を示唆している。前を行く彼もそれに気が付いたのか、大きく速度を落とし旋回を始める。

今ルトゥキア出現の予兆がある以上、彼女に彼を追い掛ける意味は無い。少からず前回の出現の時、彼と彼女の利害は一致していた事は分かっている。

自分の横を通りながら高度を下げていく彼と、すれ違いざまに視線が合う。

嗚呼、同じ目だ。

これまで数多の世界を巡って来たがこの目をする者はいなかった。皆が絶望の目を持ち、生きる事に絶望を抱く者しか存在しなかった。

否、彼は違う。世界を浸食するルトゥキアに深い憎しみを抱きながらもその儚い命を燃やして正面から対抗する。

彼女はその一瞬、尻目でホウジャクの事を追い、視線を天から降り来るルトゥキアに向けた。



「この世界は、捨てたもんじゃ無いかもしれないな」


――


『総員配置に。今回空中からの支援攻撃は望めないと思って欲しい。主導隊は対ニゲラ特別多脚戦車三型の援護を行いつつ、敵の排除を行ってくれ』

多くの雑兵が耳に取り付けた無線機から流れて来たレイの指示を聞き、ギシギシと金属同士が擦れ合う金切り声を上げるケラの方へ目を向けた。

「今回の勝算は?どうよ?」

一人の兵士がマガジンの刺さっていない銃のチャージングハンドルを幾度か引きながら、隣に並んだ気の弱そうな兵士の肩を小突いて言った。

「……さあ。ホウジャクが『ハチドリ』の主火力なのは皆知ってるだろ。あれがいて数を空中で減らしてくれているから僕ら地上組は何とかなってるんだろう。それ無しでどこまでやれるか」

銃を持つ手に自然と力が籠る。失敗してしまえばゲームと違いやり直しは効かない。己の銃弾一発に国の存亡が掛かっている可能性だってある。

産まれてから殆どの時間を兵舎で暮らしていたけれど、そのプレッシャーはどんな人間にも耐え難いものであった。頭のネジの緩んだ()()()()以外は。

「そう固くなるなって。気楽にいこーや、どうせ俺たちは弾避けみたいなもんなんだから。コスト1の雑魚兵士たちだよ」

彼はゴソゴソと懐に手を突っ込み、そこからスキットルを取り出して中に並々注がれた酒を喉の奥に流し込んだ。

「――――――っつ~~~!戦場で飲む酒は格別だぜ……、ほらお前もグッとやれよ。今日死ぬかもしれないんだぜ」

「君ねぇ……」

「なんだよ、俺の秘蔵の密輸酒が飲めねえっつのか?コツコツ金を貯めて裏ルートで買ったんだよ。()()で売られてる混じりっけの無い酒だぜ?」

グイ、と押され気弱な方の男は渋々スキットルに口を付ける。初めに消毒液のような匂いが鼻を通り抜け、口の中に焼けるような刺激が迸る。飲み込むと食道から胃にかけて酒の通過地点が熱くなり、胃に落とし込んで暫くしてその感覚は消えた。

「ゲホッ、ゲホッ!?」

「カッカッカッ、噎せてやんの。……帰ったらまた飲もう、こいつを勝利の美酒にしてやるんだ。美味いツマミと一緒にな」

スキットルを半ばひったくるように受け取り、蓋をして再び懐の中にしまい込む。

尻目で見ると、既にケラのエンジンは起動していて弾薬や装備の点検は済んだようである。戦いの火蓋が切られるのは間もなくの事であろう。

男は酒が入り、高揚した頭でそれを理解し懐のリグからマガジンを引き抜き小銃に差し込みチャージングハンドルを引く。

先程までの空の状態と違い、此度は重みがある。自分の命を預ける、その重みが。

安全装置を解除し、トリガーガードに指をかける。

『っしゃあ!!お前ら、腹くくれよ!!』

無線機から耳を劈くようなシュンジの声が響き、ケラの足が動き始める。

「「「応っっっっ」」」

ケラの立てた土埃を追うように、兵士たちは進む。それが、彼らの生きる意味だから。それが、明日を掴む方法だから。


――


「……目標から二時の方向……。屋上に降り立とうとしているのが一体」

「っ、抜いた」

「……次。十一時の方向、あそこは部隊の死角です」

「抜いた……弾切れ」

「はい、どうぞ」

先程までの活気溢れる戦地とは打って変わってこちらでは淡々と作業を熟す者が三人。狙撃手としてスコープを覗き込む星霜とその補助の二人である。

一人は双眼鏡を手にスポッターとしての役割を果たし、限られた弾で効果的な敵を選び、星霜に伝える。

もう一人は周囲を警戒しながら撃ち切ったナナフシのマガジンに着々と弾を込めていく。

今回はホウジャク不在であるから、安全圏から一方的にニゲラの数を減らすことの出来る星霜は重要な役割を担う。その為、弾薬も倉庫からなけなしの量を奮発して持って来ており、普段よりも星霜の引き金を引くペースが早い。

「少し横に、三時と四時の間。部隊が集中しているので数を減らして下さい」

そう言うと星霜はうんとも言わず黙々と弾を撃ち続ける。彼の集中を絶やさぬ為にも他二人共に一言も言葉を発さず、薬莢が転がり落ちる音が銃声よりも大きく聞こえるような気がした。

「……あー、ごめん。その鞄取って」

「はい、どうぞ」

「ありがと」

星霜は受け取った鞄を見もせず、その中に手を突っ込み数秒まさぐった後、一本のチョコレートバーを取り出して袋を破り捨て口に咥えた。

「……いいよ、続けて」

「はい、十二時の方向――」

長時間の狙撃は想像以上にエネルギーと集中力を消費する。長い時間銃を携える時は必ず甘いものを口に含みながら狙撃を行うようにしている。

「弾込め終わってます」

「ありがとう」

再び空になったマガジンを横に起き、弾薬の詰まったマガジンを差し込みコッキングを行う。

彼からすれば、ニゲラへの狙撃はただの作業に過ぎない。そこに緊張感も無ければ特別な感情も湧かない。ただ照準を合わせ引き金を引き、銃身から溢れた硝煙が鼻腔を擽る。それだけの事に過ぎない。

彼は自身のことを過小評価しているが、ハチドリには欠かせない人物であることに変わりないのである。

「……トツサ、シュンジ。高所から射線を通してきてるニゲラは逐一排除してるよ。建物内にいる歩兵達が上手く火力を出せるように支援もしてみる。……狙えない敵がいたら教えて」

『おう!サンキューな!早速俺たちの真上にいる奴を頼んだ!』

ガッシガッシと駆動音混じる音声と共にシュンジの張った声が無線機越しに耳に伝わる。

「了解」

星霜はナナフシの角度を大きく変え、ケラの上空に降り立つニゲラを狙撃する。

『俺たちの視界は悪いから時々情報を流してくれ!』

「分かった、頑張って」

『おうよ激励どうも!』

プツンと軽い男と共に音声が途切れる。ケラの駆動音は機体内でもかなりうるさい為、無線を付け放しにしていると雑音でまみれてしまうのである。

「……二人とも少し休憩してていいよ。しばらく撃つ頻度は落ちるだろうから。その鞄からお弁当でも取って食べてたら」

スコープを除く視線を逸らさず、後方の二人に向けてそう言う星霜。

それを聞いて二人は苦笑いを浮かべ顔を見合わせ、呟いた。

「俺たちは戦場で弁当が食えるほど肝が据わってないですよ」





「そ」





――


「――っし、合流だ!」

四足の駆動音、ギアの悲鳴を上げる音、機体が大きく揺れる音、それらの全ての音に負けぬよう操縦桿を握ったシュンジが声を荒らげた。

此度の戦場である第十地区、十一地区はかつての人の住居が多く入り組んで存在している。故に視覚も多く、建物の隙間に入られれば探すのも一苦労だ。

だから今回は主力隊が到着するまでに歩兵たちが建物内に陣取り、中を確保させないようにしている。建物さえ確保できていれば気にするのは降り立ってくるニゲラのみに絞れる。

「トツサ!準備!」

「あいよ!」

トツサが砲弾を装填し、行く手を阻むニゲラたちを次々と吹き飛ばしていく。建物内からの支援もあり、先までニゲラで覆い尽くされていた道路の上に道が見え始める。


「ケラが道を作った!私たちも続こう!」

「「「応っ!!!」」」


そこにトコル率いる主力隊が走り込み、道に避けるようにして佇んでいるニゲラを排除していく。

「――ぐふっ」

「――が……」

尻目に味方の歩兵がニゲラに首を跳ね飛ばされているのを見る。彼らは覚悟してこの戦場に赴いた身、それを分かっているからトコルもわざわざ身を呈して守ろうとはしない。

代わりに餞別と言わんばかりの榴弾を『神切』から撃ち放ち、周囲の敵諸共吹き飛ばす。

「ごめんね……、でも皆こうする」

死を恐れていない訳では無い。その先にある未知が、全ての生命を恐怖心に狩りたてる事に間違えは無いだろう。

しかし、自分は死ぬ訳にいかない。ましてはハチドリの一員として、ここで死ねばこの場全員の命を犠牲にしてしまうだろう。

「終わったら、遺品だけでも回収するから」

周囲を兵士たちが駆け抜けていく中、トコルは肩に背負ったバックパックから弾を取り出し、『神切』の中に突っ込み再装填行う。

「シュンジ、少し狩り残しが多いよ。私たちだけじゃ捌き切れないかもしれない。少し速度を落としてもいいから『ケラ』の方で注意を引いてくれないかな」

『おっけー、了解。進行ペースは落ちるが仕方ねぇ。ただしカバーは頼むぜ?』

「任せてよ。丁度試したいものがあったんだ」

トコルは先程詰めた榴弾を撃ち、少し先に塊っているニゲラたちを爆殺する。

そして『神切』の残弾が尽き、彼女はその場にそれを放置。代わりにバックパックの横に引っ掛けてあった別の武器を持ち、『ケラ』の上空へ狙いをつける。

『神無』、これもまた『神切』と等しく対人用に設計されたグレネードランチャー。装填数は六発で、引き金を引くと軽い音と共に放たれた榴弾が山なりに弧を描いて飛んでいく。

そしてそれは『ケラ』の進行方向先のニゲラへ直撃。激しい爆風と共に地面に小さなクレーターを作る。

『馬鹿野郎!?俺が寸前でスピードを緩めなきゃお陀仏だったじゃねえか!?』

「ハイハイごめんごめん。久しぶりに使うからまだ感覚がね」

無線機越しにシュンジの金切り声が耳に伝わってくる。

『慣れてないとかいう理由で死んだらたまったもんじゃねえぞ全く……。頼むぜ……』

呆れたようにシュンジは言いながら『ケラ』を進ませ立ち塞がるニゲラたちを機銃とトツサの操る主砲とで葬り去っていく。

『ッち、足が……』

だが、そう順調とまでは行かず『ケラ』の持つ六つの足の内右前の一本が、ニゲラの放った攻撃により破壊されてしまう。

『行けるか?シュンジ』

『何年このオンボロを動かしてると思ってんだ。足の一本や二本くれてやらァ』

六足歩行であるケラが、一本でも足を失えば機動力は半減する。それは対になっている左右の足を交互に動かし前に進むのがケラの仕組みだからである。だからシュンジは咄嗟に左側の二本目の足を畳み、動かないようにした。

右前脚が動かなくなったということはそれと連動して同時に動いている左脚の二本目の足の動きを止めてしまえばいい。それぞれの足に掛かる負荷は結果的に増えるが、コントロールへの支障がかなり減る。

この間も一切『ケラ』は止まることなく進み続けている為、シュンジの操縦技術がギラリと光る。

「平気そう?」

『ああ問題ねぇ。帰ったら全部の足のメンテしなきゃなんねーから大変だがなっ。……だがよ、もう終わりが見えて来たみたいだぜ?星霜も大分頑張ってくれたみたいだし』

トコルが上空に首を持ち上げると、裂け目から降りてきていたニゲラたちの姿はもう数えられる程までに減っていて、この戦いも終わりが近い事を表していた。

「……あれ、あの子。ニゲラと戦っているけど……セツナは?」

目を細め、力を入れると遥か上空で残ったニゲラを殲滅している白銀の髪の少女がいた。しかしその傍にセツナの乗る『ホウジャク』の姿は無く、彼女もそれを追っている様子では無かった。

「やられた……?セツナが?」

『今は気にすんな。俺たちの役割はここのニゲラの一掃だ。……あいつが死んでたとして、悲しむのは宿舎に帰ってからだぜ』

「……分かってるけど」

深く息を吐き、気持ちを整える。戦場に私情は不要、複雑な感情は命取りなミスを生みかねない。

「死んでたらもう一回殺すから、セツナ」

『ひぇぇ、ヒスは怖いねぇ。俺たちもさっさと死んどいた方がいいんじゃね?』

半笑いでトツサが軽くあしらう。

『そのちっちぇ体で怖い事言うなよ……。誰も近寄んなくなっちまうぞ』

「どうせ!私は!チビですよ!」

半ばヤケクソで引き金を引き、残った五発を連射。体に伝わってくる衝撃は並のものでは無いが、全身を使って後方に受け流す。

感情は不要などと言っている割に低身長を小馬鹿にされると抑えが利かなくなる、トコルの数少なき欠点である。



『さ、あと少しだ。気合い入れてこうぜ……!!』




――



「はぁ……はぁ……」

「おい、平気か?もう一杯飲んどくか?」

「酒はもう良いよ。全部吐き出しちまう」

スキットル片手に肩から小銃を下げ、その兵士はぐびぐびとその中身を喉の奥に流し込んでいた。

よく戦場で飲めるよ……、と言いながらもう一人の兵士は息を整え、リグに刺してある最後のマガジンを小銃に差し込んだ。

「もうニゲラは数える程度しかいねぇ。残りは時間の問題だろうさ、ゆっくりやろうぜ」

「……お、おぇぇ……」

道端に仲間たちの無惨な死体が転がっている。酒が入っているからか彼は何食わぬ顔でその横を通り過ぎていくが、他の者たちは今にも吐きそうな顔をしてその後ろをついて行く。


顔も名前も知らないが、少なくとも数時間前までは自分たちと同じように暮らしていた仲間のひとりなのだ。

恐らくはここ第十区に早急に配置され、建物の確保を行っていた兵士だろう。悪魔が微笑んでいたら自分もこうなっていたのだと思うと背筋から凍るような寒気に襲われる。

「あ~そうそう。今日帰ったら夕食時に新しい酒を開けようと思ってよ。……ボン・デリシゥの十二年物だ。お前ら一緒に飲もうぜ」

「そういうのは帰ってから……」

周りの兵士たちも苦笑いを浮かべるも、そういう軽口があって少し気が楽になったのか足取りがほんの少しだけ軽くなる。

ただのアル中かと思っていたが、重く沈んでいる気持ちを少し和らげてくれる。死ぬ事が役目であるような自分たち雑兵の中には必要な存在なのかもしれない、な。

そう思い小さく笑みを浮かべた。



刹那。



スキットルを持つ腕が鮮血を撒き散らしながら宙を舞う。



そして、まるで酒を断った彼にそれを託すかのようにその胸の中に収まった。





「……………………は?」




時が止まるような錯覚。実際止まっていたのかもしれない。

状況が理解出来ない、何が起こったのか理解出来ない。


今自分の目の前にあるものは、一体何なのだ?

これまで見た事も無い異形のニゲラと、それに潰されるようにして肉塊になっている仲間たち。


「…………………………あ」


何故それが視界に入った瞬間逃げなかったのか、彼は後悔した。


離れ離れになっていく自分の体を見ながら。
















――

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