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東日本共和国の夜明けと不安
-ヨルハ連隊女司令官-
レギオン時代である7月25日からの我がヨルハのレギオン帝国への締め付けと8月6日の補給切断による物資難の悪化が未だに尾を引いており、自民党の残党であるレギオン自由党の恨みはこれからの散発的な情勢不安につながるだろう。歴史上は食糧不足や言論規制、身分による貧富格差が大きいなど、庶民がその政治体制に不満を抱くケースが多い。1789年7月14日から1795年8月22日にかけて起きたブルジョア革命であるフランス革命が典型例だ。フランス革命以前は国王がフランスの5分の1の領土を持つ最大領主だった。その国王のまわりで権力を組織していた宮廷貴族は国王に次ぐ大領主であり、減免税特権の最大の受益者であった。財政支出の中から宮廷貴族の有力者は、巨額の国家資金を様々な名目で手に入れた。しかし、ある段階で国家財政が破綻し、もはや支払うべき財政資金がなくなった。そもそも巨額の国家資金を様々な名目で手に入れた事自体が引き金になったとも言える。




