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「絶対防衛地域」の動揺
2034年(NF11年)7月24日。
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神奈川、埼玉、東京府東京市皇居以南一帯の3府県の「絶対防衛地域」では川崎稲毛神社で抗議集会が開かれた。日本国時代より寺社は治安当局が口出しするにあたって手続きが煩雑で寺社で開かれる催し物は余程の事(暴力事件等)がない限りは自治を半ば黙認していた。さてこの7.24事件(川崎稲毛神社抗議集会事件)が口火となって特に東京府区域(「絶対防衛地域」境界のうち八王子とあきる野市の境界線より皇居を経由して東京=千葉県県境線までの東西直線)は荒れ始めそれを皮切りに東京府南東京市(皇居以南地帯)の寺社や公園、空き地などで集会が催されるようになった。これはレギオン軍政府にとっては由々しき事態だ。




