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東京着地
我は卑弥呼、邪馬台国の指導者兼巫女。17年前国運を占ってたら周りが眩しくなり気がついたら、我が1000人の召使いと1人の弟ぎみと3人の御典医と21世紀に飛ばされ、21世紀を漫遊する物語。我が居た2世紀との違いに驚くばかりの日々である。「バス」と言う牛車みたいなのを乗り間違えたり、色々分からぬ事だらけである。
ー飛ばされた日及びその日の事件:2015年12月9日 12.9革命運動。
我の着地地点は江戸(明治以降の東京)の永田である。時間は侍所(おそらく交番)の者に聞くと亥一ツ(現歴で22:30くらい)である。
ー(警官視点)ー
私は浦川守、所属先は麹町四丁目交番で階級は巡査長である。突然女性とその一行が現れた。
名前を聞くと「卑弥呼」と言うらしい、変わった名前だ。ん?ちょっと待てよ?「卑弥呼」ってあの「邪馬台国の指導者」のだよな?ーそう思いながら「特定秘密の保護に関する法律」反対運動を規制した。
しかしこの法律は個人的には反対だが立場上なあ...。
まあ飯買って交番に戻るか、交代時間だし。