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第四十八話 金の鍵
ある寒さ厳しい冬の日のこと、女の子は薪を集めなくてはなりませんでした。
女の子が、薪を集めて帰ろうとしたとき、あまりにも寒かったので女の子は薪を燃やして温まることにしました。
女の子が雪をかき分け薪を組んでいると、小さな金の鍵を見つけました。
鍵があることは、一緒に錠前の付いた箱もあるのかと思い、女の子は箱を探しました。
そして地面を掘ると、小箱を見つけました。
鍵を試しにさしてみると、鍵はぴたりと合いました。
私たちは女の子が、蓋をすっかり開けるまで待たなければなりません。
そうすれば、その小箱にどんな素晴らしいものが入っているかがわかるでしょう。
グリム童話『金の鍵』改編




