世界で一番のアイドルですッ!←本当に?
みんな、久しぶりだな(アザゼル風)
チリリリリリ、、、チリリリリリ、、、チリリリリ
ピッ!
ネ「う〜ん朝かぁ、、、」
もぞもぞと布団の中で動きだす自称世界で一番のアイドル。まだ頭が完全に起きていないので、なかなか布団からの脱出が出来ない。
カプ!
ネ「痛ッ!?何、何事!?」
ド「ツチノコが、もう起きろ!だってさ。そんで、起こすの頼まれた。ついでに血を少々いただきました。」
ネ「えぇ、、、」
そう言って首元をさする。まだ首元がジンジンする。ドラキュラが家に来てから数週間経ったある日の朝。目覚めのキッスもとい、目覚めの吸血。
想像したら全く嬉しく無い!
ド「それじゃ私、もう少し寝るから。おやす、、、」
ネ「そうはさせるか!」
ド「ふぉお!?」
ドッタン!バッタン!
ネッシーが馬乗り状態になり必死にドラキュラを押さえつけた。だが、ドラキュラもかなりのパワーの持ち主だから、すぐに形成を逆転する。狭いボロアパートをゴロゴロと転がる2人のUMA。
ツ「何やってんだてめぇら!」
ゴヅン!ゴヅン!
ネ「にゅああ!」
ド「いっだああい!」
彼女たちの戦いはツチノコの拳によって終結した。
かなりカオスなUMAたちの朝でした。
〜昼〜
ツ「おい鳥野郎。今日の仕事はいいのか?」
モ「ちょ、鳥野郎って、、、ヤメテ。あと仕事なら今日は、なしだよ。」
ツ「あっそ。」
モ(聞いといてこの反応、、、)
ゾ「私は午後のシフトだから、そろそろ行くね。」
ツ「おう、いってら。」
アメリカのUMAになかなかの大口を叩いていく日本のUMA。いざとなったら逃げれるとでも考えてるんでしょうかねぇ、このUMAは。実際100メートル約12秒で走れるそうだけど。
ツチノコもこの後、カフェの仕事があると言ってネッシーを連れて仕事に行ってしまいました。
〜都会の小さなカフェにて〜
ツ「そういえばさ。」
ネ「ん?」
ツ「あんたって世界アイドルって言ってるけど、実際何してんのよ?」
ネ「え?そりゃあ観光客に私の姿見せたり、無料で撮らせてあげたり、、、」
ツ「それってアイドルって言うの?」
ネ「ふぇ?アイドルって有名で可愛い女の子のことでしょ?いや〜、有名でごめんね〜。」
ツ「うわ、、、ウザ。あんた根本的にアイドルを勘違いしてるよ。いいか?アイドルってのはな、、、」
ネ「あ、お客さん。いらっしゃいませー!」
ツ「ハァ、、、」
あくまで、『自称』世界のアイドルです。活動とかは一切してません。世界で有名な女の子をアイドルとは呼びません。多分!
なかなか自意識過剰でナルシストな女の子。
その名は、世一 ネス、、、
ツ「言わせねぇよ?」
ネ「ダニィ!?」
ツ「へッ。自分が世界のアイドルだなどと、その気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ。」
ネ「ケッ、余計なお世話だ!」
ツ「なんだとぉ、、、」
ネ「やる気かぁ?」
バチバチバチ、、、
睨み合う2人。その間を他の店員が割って入った。
店「まあまあ2人とも、仲良くしてちょうだい。お客さんが混んで来たから、しっかり働いてね。」
ネ、ツ「はーい。」
一応その場はこれで落ち着いた。
店「にしてもネス子さん。」
ネ「およ?何か用ですか。」
店「いやぁ、ネス子さんが来てからこの店もまあまあ繁盛して来たからねぇ。まるであんた、この店のアイドルだよ。」
ネ「あ、そう?ありがとう。(この店じゃなくて、世界のアイドルなのになぁ、、、)」
オマケ
ド「そういえばさ、ふじ子ってゾンビなんでしょ?死んでから何年経つの?」
ゾ「んー、、、覚えて無いなぁ。生きてた時の最後の記憶がぼやけてるからなぁ〜。」
ド「あ、そう。私は確か、、、来月で108歳になるなぁ。これだから年は取りたくないよ、、、」
ゾ「いや、ドラキュラは不老不死だろ。(ビシッ)」
素晴らしきツッコミ。死んでてもできます。
ゾ「うーん、108歳かぁ、、、私が死んだのは大体50年くらい前だったと思うから、、、」
ゾ「私は50歳後半か!」
ド「いやなんでだよ!(ビシッ)」
こいつらコントかよ。
ちなみに今のボケは、ゾンビが生前の年齢を足してないからドラキュラがツッコんだんですね。分かりづらくてすみません。
さすがに長年生きて?ると、脳がボケて来ちゃいますね。みんなも気をつけよう。
感想やこのUMAを出して欲しいって人は以下略




