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愛と嘘

作者: 笹十三

「毎日」というのは、言葉を定義付けて過ごすことだと思います。

夕暮れ、

一時間前の失恋。

文学という錯覚。


恋愛、

人類の歴史からすれば、ただのセックス。

だから今日も私は恋する。


夜鷹、

憂鬱だと決めつける健全。


命日、

毎日が誰かの命日。全然特別じゃない。記念日もそう。

誕生日も、

命日も、

毎日も、

全て一年のうちの一日分。すべて平等。

ありがとう平等。


絵文字、

踊りながら私を笑う、私の諦念。

つまり道化。

楽しいね。

そんな嘘。


音楽、

インスタントな感動。


不幸、

何をしたって不幸。

何をしたって幸福。

違いなんてない。


哲学なせりふ、

借りものの象徴。

愛しいって言葉も、死にたいって言葉も、とっくにだれかが言ってた。


メイク、

恋したくらいでうるせえな。


これら全てがわたしを創る。虚像のくせに、どうしようもなく愛しい、日々という名の隠喩。

愛という嘘みたいな日常。

虹のような平凡。


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