読後感想
読後感想とありますが、本文についての感想ではありません。
ネタばれとかもありません。
私の好きな小説
超妹大戦シスマゲドン 古橋秀之
しずるさんシリーズ 上遠野浩平
会心の笑い
歌う鐘 アイザックアシモフ
毒を食らわば ドロシーセイヤーズ
ダーシー卿シリーズ ランドルギャレット
まだたくさんあるけど、ここまでで引くひとは読むのをやめると思うので。
ここから先は自己責任ですよ?
久しぶりにハヤカワの新刊を買った。
と言っても新しくはない。
二十年以上前に出た本の、新訳新装版。
ダーシー卿シリーズの"魔術師を探せ"という中篇集だ。
魔術が存在し、移動は馬車という世界での名探偵ものだ。
未読のかたは、魔術が存在するなら探偵いらないだろうと考えると思うが、犯罪者も魔術的な手段を持っている場合もあり、現代の鑑識程度、あるいは下回る程度の能力なので、名探偵の存在意義は十分あるのだ。
まあ内容はお読みいただくとして、じゃなんでこのような文を書いているか。
解説者がTVドラマにもなった"すいり〇えこのじけんぽ"の作者なのだが、先生この平行世界について、
"信長が生き残って~というような大胆な発想な世界観"
と言っている。
待ってよ、なろうじゃそんなのよくみかけるよ?
プロの作家さんは、よくWebにある小説とか、ライトノベルとか読む価値はないとか、アイディアに見るべきものはないというけど(山〇先生が、言ったかどうかは知らないけど)少なくともこのケースでは、なろうの作者さんに軍配をあげても良いのではと思ったわけです。