前へ目次 45/45 エピローグ 黒き心、純真に満ちて 覚えているの? ひとひらの 紡ぎ続けた罪(時代) せつなくて 憎らしい どんな人を見ても どうにも似せれないから殺める なぜ私の姿は 色がないの? 紅く染めてゆく 私のこの手のひら ひとひらに 捨てていき ただ全て失くしていくよ 黒く染まりゆくよ 透けていたこの汚れ切った世界 見えない 透き通らない 血飛沫に染めていく 私のこの体を纏う白 血糊のドレス 見ないでほしい 白く包み込む あなたの手のひらで 満ち足りて見違えて 最期の刹那さに 輝る ホントウニ アリガトウ これは、誰にも見えない、見る事の出来ない物語