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心の『無』

作者: 我狼 龍牙

 何かを失えばそこに『無』の空間ができる。

 人の心だってそう。何か悲しいことがあれば胸にぽっかりと『無』が生まれる。

 だけど人間はよくできている。その『無』をまた別の物で埋めるんだ。

 毎日なにかが抜け落ちて、代わりになにかが埋まっていく。それの繰り返し。

 何かを欲する時、それは何かを失った時なんだと思う。

 だから抱きしめてあげないかい?近くにいる、心に大きな『無』を持つ人を。

 そのぽっかりとあいた『無』に変な物が溜まらないようにそっと、そして優しく、ね。


 それこそが友達である僕達ができる最大限のことだと思うよ。




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― 新着の感想 ―
[一言] とても優しいお話ですね。 自分が埋めてほしいと思った時、埋めてくれる人がいる人になりたいと思いました。
2010/04/09 20:46 退会済み
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