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お知らせ


 この度、本作、『貴方に傅いて』は無期限連載休止を発表させて頂きます。


 理由としてはいくつかあるのですが、一番大きなものはこのまま書き続けるビジョンが見えなくなったからです。



 現状はしばらく当作品を公開し続けますが、近いうちに非公開にするかもしれないとだけ告知はさせて頂きます。



 それと本作の休止に加え、私、クォーツとしての活動にも区切りをつけたいと思います。



 元来、このクォーツという名前は『貴方に傅いて』の連載を機に作ったペンネームです。なのでこのクォーツという名前は、この作品の連載を止める以上、捨てようと考えています。



 私が今の所筆を折る予定はありません。

 また違った名前で、別の作品を淡々と書いていきたいと思っています。


 

 それと本作、『貴方に傅いて』の連載を復帰するかどうかですが、本当に不透明な状態です。


 現在、貴方に傅いての連載が滞っている理由についてはプロットが組めなくなっているからです。この作品の書きたい部分、やりたい展開はあっても、面白くする未来が見えなくなりました。それはやっぱり、自分の実力不足に起因する物だと思います。


 私は凄く、物凄くこの作品を愛していますが、同時にこのままでは何かがダメだという焦りがあります。なので連載復帰する場合、序盤の展開から何もかも刷新してリニューアル版として出す想定でいます。



 ……思い返せば、この作品の初期構想を練り始めたのはもう三年も前になるでしょうか。私がまだ中学生だった頃ですね。バディ物の作品に影響を受けて初めは衝動のまま書き始めた作品でした。


 まさか、自分がこの作品を九十話以上も連載することになるとは、最初考えもしてなかった気がします。



 これまでも、違うペンネームで色々な作品を連載してきました。多くはなろうでの連載です。ここだけの話、その中には『貴方に傅いて』の二十倍以上ポイントが付いた作品もあります。


 それでも一番好きなのはこの作品です。ずっとプロットも作らず飽きたら連載を投げ出すことばかりだったので、長くても三十話程度しか書いた事がありませんでした。しかも当時は一話1000~2000文字くらいを目安にしていた作品で、です。


 そんな中、ヒットもせず、ただ愛着だけでこの作品を九十話も……それも三十七万文字以上も書き続けた理由については自分でも正直理解できていません。



 この作品は色々ありました。三年というのは、長い年月です。その間ずっと結果の出ない作品に承認欲求に飢えている私が続けてこれたのは、何か自分の中でこの作品と共に成長したいと考えていたのと、皆様の応援があったからです。


 特にカクヨム様に投稿させて頂いてからは、考えられないほど多くのコメントや応援を貰いました。モチベーションという意味ではカクヨム様の読者に一番、頑張る気力を貰いました。


 本当にありがとうございます。



 颯真と同じように、私は私が嫌いです。

 アマチュアの下手くそな作家の一人が私です。だからこそ、書籍化して安心したいという気持ちがあります。



 私もそろそろ大学受験とか、そういう社会の荒波に揉まれる時期が近づいています。その前にプロ作家になれるかなという不安があります。


 今は正直、あまり心に余裕がありません。焦りとか、不安とか、そういう事ばかりが頭をぐるぐる巡って悪夢として出てきます。


 とにかく、今はただこの作品に対する感謝と、応援して頂いた皆様に対する感謝を伝えたいです。


 正直、連載休止をこうして書くことになって正直ほっとしている部分もあります。人間、やらなきゃいけない事があるって状態には凄くストレスを感じるそうです。


 もしかしたら、この作品を書くのが最近楽しめていなかったのかもしれません。


 なんていうか凄く疲れました。

 いつかまた、この作品を書きたいです。


 その日までさようなら、とだけ。


 


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