表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/93

1話 異空

クォーツです。

新連載、始めます。


*7/28日毎日連載復帰しました。

これに合わせて、当作品の目標をジャンル別日間ランキング復帰に定めようと思っています。応援何卒よろしくお願いします。



 ジャラッ、と手に持った鎖が音を立てた。


 控えめな金色の鎖は派手さはないものの、高級感がある。そしてその鎖の先に付けられたパール大の紅水晶は息を呑むほど美しい。


 惜しむらくは、この鎖が神の作り物だという点くらいだろうか。


「……では、手続きは以上です。何か質問はございますか?」


 受け取ったチェーンネックレスから目を離し、俺は目の前の受付に視線を戻す。

 ここは冷房の効いたギルドの一角。ガラス越しの受付は良く通る声で話す。俺は椅子に背をもたれて、楽な姿勢で座っていた。


 聖具(ネックレス)に見惚れる事は珍しくないのだろう。彼は話の最中に聖具に目を奪われていた俺を責めることもなく、慣れた様子で微笑んだ。


「あ……いえ。大丈夫です。これで俺も使役師なんですよね?」


 俺は聖具を首に掛けて、同時に渡された使役師証明書(ライセンス)を見る。

 

 相沢颯真 (15)

 五等級使役師


 記載されているのは自分の名前と年齢、そして使役師としての等級。

 俺の等級は五で、これは使役師としては一番下のライセンスだ。ちなみに五から、六、七、八と上がっていくシステムである。


「ええ。一応説明しておきますが、使役師の歴史は今から四十年前、異空の出現に伴い『異空災害』が発生した所から始まります。突如として地球に人を襲う異形の化け物達が蔓延り、人類が滅亡の危機に陥りました。そこにスピネルという神が現れ、人類に『使徒化』という能力を与えたんです」


 受付の彼はそう言いながら、棚を引いて一冊の本を取り出す。

 俺は彼がその本を取り出すのを注視しながらも、話に耳を傾ける。


「化け物共は銃火器や近代兵器が全く効かない。人類は非力でした。しかし、『使徒化』によって同じ化け物同士を戦わせ始めてから、形勢は人に傾きました。この本ーー聖遺書はその『使徒』を呼び出す為の装置です。相沢様もお持ちですよね?」


 彼がそう言って見せたのは、青いゲル状の球体がラフな絵でスケッチされたような表紙の本だった。文庫本程度の大きさのそれは、聖遺書と呼ばれるものである。


「あ。はい。購入しました」

「ええ。最近はレンタルという選択肢もありますが、現在、使徒は資産としての価値もありますから。いい判断だと思いますよ。話を戻しますが、異空災害の脅威は今日(こんにち)まで続く危険です。あの頃のような巨大規模な災害は珍しいですが、小さな異空災害なら今もあちこちで起きています。だから、我々は『使役師組合』を運営しているのです」


 使役師とは、彼の言った通り『異空災害』に対応する『使役師組合』に所属している人たちのことである。


 基本的に十五歳から所属できて、異空に潜ったり異空災害に対応したりするのが仕事だ。


「相沢さんは初めての異空探索ですよね?」

「はい」


 受付の人に聞かれて、俺は素直に頷く。

 俺は最近十五歳になったばかりで、今日が初探索だ。


「異空は言うまでもなく、危険な場所です。現代日本で生きていると実感が沸きにくいかもしれませんが、貴方も異空災害時に避難している際に、何度かは遠目で化け物達の戦闘を目にしたことはあるでしょう。先ほど使徒は資産でもあると言いましたが、それは命の危険と等価ではありません。危険だと判断したら、迷わず撤退する事。そして使徒の消費を惜しまないこと。これを頭に入れてくださいね」


 丁寧な説明の後、俺はようやく受付の人に解放された。


 俺のために色々と忠告をしてくれたのだろう。それか単純に使役師のトラブルといえば未成年者が多いから心配だったのか、どちらにせよありがたかった。


「ありがとうございます」

 

 深々とお礼をしてから、俺は異空へ向かうため使役組合の奥にある異空門へと足を進めた。



||


「レンタルの返却ですね……ご利用ありがとうございました」

「んー、あ〜」


 相沢という若い新米使役師を見送った後、次に来た使役師はレンタルの返却だった。

 彼から聖遺書を受け取り、データベースと照らし合わせてしっかり返却を確認する。


 返却に来た男は己のライセンスを差し出すと、焦ったいのか少し不機嫌な様子でコンコンとガラスを弾き始めた。


「XX様」

「……んだよ」


 名前を呼ばれた男は受付に己の行動を注意されたと思ったのか、少し眉を顰めた。


 苛立ちを隠す気はないらしく、呆れるほどガッツリ椅子に背をもたれ掛けていた。最早寝ているかのような体勢だ。


「故意的に使徒を負傷させてますよね?」

「あ? してねーよ」

「いえ。分かるので。恐らく使徒に対して殴る蹴るの暴行を加えてらっしゃいますよね。こういった事例は多いので、判明できるよう対策しているんです。それに貴方これが初めてじゃありませんよね」

「……ちっ」


 図星だったのか、男は舌打ちをした。

 その態度に受付も呆れるが、ため息をどうにか堪える。

 

「当レンタルでは、確かに使徒を負傷させても問題はありません。しかし故意的にとなれば話は別です。治療のためのリソースもタダじゃないんです」

「お前んとこの使徒が特別態度悪りぃんだわ。ずっと無愛想でしかも、命令の効きも悪い。使徒はご主人様の命令に服従するもんだろうが。使徒のくせに、調子乗ってたから殴っただけだっつーの」

「特別態度が悪いって……使徒は基本、みんな無愛想ですよ。スピネル様によって感情の起伏を封じられてますから。性格に差異はありません」


 粘り強く説得しても聞く耳を持とうとしないのか、男はため息を吐いてスマホを開き出した。

 これには受付も、呆れてものを言えなくなる。


(あ、そういやあの子に、使徒には深く交流しすぎるなって忠告し忘れてたな)


 不意に、現実逃避に走っていた受付がそんな事に気づく。


 使徒は人類の味方だが、同時に危険な存在でもある。過去には暴走した使徒に使役師が殺されるという事件が、いくつもあった。そのため、使徒とは距離を保つというのが常識だ。


(まあ、彼もそのくらいは分かってるか)


 使役師でなくとも、知っている常識だ。

 今更伝えることでもないか、と受付の男はその考えを頭から消した。


 

 ……使徒。それは人類の敵である化け物達を浄化し、味方側につけた姿である。

 しかし見た目上大きな変化はない故か、使徒を忌避する人間は多い。


 それ故、使徒の待遇が良かった時代はない。

 そんな現状を、(スピネル)はどう思っているのか。


 誰も、知る由はなかった。

 


||


 昔の記憶は良く覚えている。


「颯真……アンタ本当に馬鹿ねぇ」

「……ご、ごめんなさい」


 母から強い嫌悪の籠った言葉が浴びせられる。

 俺は下を俯き、謝るしかできない。


 親から愛された記憶がない。優しい声色で自分の名前を呼んでもらえたのは、いつが最後だったか。


 物心ついた時には既に冷めた両親の目が当たり前になっていた。


 家はごく普通の家庭だった。五人家族の末っ子として生まれた。


「何でこんな子、産んじゃったのかしら」


 最も、生まれたことを祝福されたことはなかった。

 俺は今も母のあの冷たい目と言葉を忘れられない。




 辺りには雪にこっそり隠れた彼岸花が咲いている。


 雲ひとつないのに、どこからか降ってきた雪が頭に積もった。辺りは恐ろしく無音で、動物の気配の一つもない。


「ここが異空……」


 小さく呟くと、白い息が目に見えた。


 肺に入る空気は澄んだ冷たさを持っている。寒波に耐える木々のどれもが見たことの無い種だ。


 俺は雪の中に佇みながら辺りを見渡す。

 そこは世界のどこかにありそうな、果てしなく美しい雪原の光景だった。

 

 でもここは『異空』だ。


 上を見上げると、血のような紅色の太陽が見える。紫色に染まった空は燦然と輝き、足元の雪は光で赤みを帯びていた。


 非現実的な美しさがそこに存在していた。


 ……って見惚れてる場合じゃない。

 

 俺は首に下げた(スピネル)の聖具ーー紅水晶と黄金の鉄鎖で出来たネックレスを用いて、聖遺書から己の使徒達を呼び出す。


「『召喚』」


 雪の上を踏みしめ、俺は自分の使徒の二体と相対する。



 距離を測りながら、召喚した自分の使徒達に恐る恐る近づいた。


「えっと、初めまして。君たちが俺の異空探索に同行してくれる使徒かな?」

「……はい」


 二人並んだ使徒の片方は俺と同年代程度の少女で、髪色は暗い紫色だ。


 種族は悪魔(デビル)


 赤色の瞳が目立ち、真っ黒な角と尻尾が生えている。首元にかけられているのは真っ黒な鎖。俺の持っている使役師の証、『聖具』は金色の鎖だ。対照的である。


「よろしく、デビル。で、君がーー」


 もう片方は少し年上だろうか。人間で言うと十六、十七くらいの容姿をしている。背中まで伸びたボサッとした赤髪が特徴的だ。服は少しボロさのある白衣で、肌も所々変色している。


 何より左腕がないのか、長い左袖の先がだらんと垂れ下がっていて空洞だ。欠損を抱える使徒は珍しくはあるものの、一定の数存在する。


 彼女も同様に使徒の証である『黒鎖』を首飾りとして掛けていた。


「ゾンビ、だったかな」


 この使徒は元使役師の姉さんが持っていた使徒で、種族は死者(ゾンビ)だ。


 初見の印象としては二人ともかなり整った容姿をしている。まあ、人型の使徒は大抵容姿が整っているので特に特筆すべき点ではない。


 使徒という力は新たなマスターに引き継がれる時、もしくは異空に飲み込まれた時に記憶を全て失う。


 このゾンビも所有権が失われていたので、記憶はリセットされている筈だ。


「よろしくお願いします、使役師様(マスター)


 先に声を上げたのは、悪魔(デビル)の方。


 全ての感情を剥がしたかのような顔である。声色とは反対に表情筋は硬く、妙な不気味さがある。確かに『人形』と呼ばれるのも頷ける。


 しかし使徒にとって感情は邪魔だ。命をかけて戦えと命じるのだから、心は封じていた方がいい。


 期待通りの無感情な返事を見て、俺は特に違和感を覚える事もなく、聞いていた通りの普通の使徒の様子だな、と気にも留めない。



 次いで死者(ゾンビ)の方に視線を向けた時、彼女は私の番かな、と言わんばかりに顔に喜色を宿してから、元気良く挨拶をした。


「うん! よろしくね、マスター!」


 その返答に、俺は思わず固まった。


「……え?」


 驚いた声をこぼしてしまう。

 

 デビルの方は、無機質で感情を含まない声だった。

 

 しかし、ゾンビの方は笑顔で活発に満ち溢れた声で返事をしている。


 腰に構えた剣に手が伸びた。


「……暴走!?」


 俺は即座に警戒体制に入る。(スピネル)様によって使徒は感情を出せない。暴走だとすれば危険だ。敵である穢者(けもの)に堕ちる可能性がある。


 場に緊迫した空気が流れた。


「ちょちょっ、そんなに警戒しないで! ほら、わたしちゃんと使徒だから!」


 彼女は弁明するようにそう言いながら、自身の首元を指差す。


 首に巻き付く鎖は黒色であり、それは即ち使徒としてマスターの支配下にあることを示していた。穢者の予兆があれば鎖は赤色になっている筈だ。


「本当、だな……いや、でも……こういう時、どうすれば良いんだ……?」


 俺は困惑のまま、警戒を下げる。

 神が彼女を使徒と示している。疑う必要などない。


「マスター、驚いてるね!」

「ああ……うん。そりゃあまあ、その、感情は制限されてないのか……?」

「うん。そうみたい!」


 ゾンビが俺の驚いた顔を見て面白がる。


 彼女の首飾りの先にある水晶を見る。

 透明な筈のそれは、何故か琥珀の色を帯びていた。


「……驚かれて当然ですね」


 俺が答えると、可愛い顔に似合わない無表情で、デビルが凛々しく同意の言葉を投げてきた。同時に、彼女は首飾りの先の透明な水晶を揺らしている。


「なんか、(スピネル)様の封印が弱い? みたいで。ちゃんと使徒ではあるんだけど、わたし成り損ないらしいんだよねー……」


 ゾンビは少し顔に影を落としながら言う。どこまでも彫刻的な綺麗で動かぬ表情のデビルと、対比するように向日葵のような可憐で多彩な笑顔を咲かすゾンビ。


 俺が強い混乱に反応を鈍くしていると、ゾンビが俺に恐る恐る質問を投げた。


「やっぱり、マスター()私が変だと思う?」

「……まあうん。変だな」


 咄嗟に嘘偽りなく答える。

 常識的に考えるなら、彼女は間違いなくおかしい。


 制御が効かなくなって背中を刺されたら、笑い話では済まない。


「あ……その、ごめんなさい……」

「え?」

「や、やっぱり、わたしみたいな成り損ないは嫌です、よね。直せる自信はない、です、けど……頑張る、ので……」

「ちょっ……待って待って。あー、ほら、別に嫌とは言ってない、から」


 自己否定に入った彼女を見ていられなくて、俺は反射的に止めてしまう。

 が、その直後後悔した。

 

「嫌じゃないの……? 何で?」


 驚いた顔をしたゾンビが、こちらに疑い深い目を向けた。

 素早く頭を回して、何か理由を考えるが良い言葉が思いつかない。

 

「その……まあ、別に気にするほどの事じゃないし」


 マスターなら使徒を管理下に置くため、毅然(きぜん)とした態度をとるべき。

 あの受付の人もそう言っていたが、それでも悲しそうにしていた突き放すのは心が痛んだ。


「そっか……優しいね、マスターは」

「俺が? まさか」


 妙な言葉をかけられて、俺は笑って否定する。

 そんな訳ない。


「それより、俺でいいのか?」

「うん! ……むしろ優しそうなマスターで嬉しい、かな」


 ゾンビが嬉しそうに笑った。

 その表情を見て、やっぱり変わった使徒だと思った。


「デビルは?」

「特に気には致しませんので」


 無表情で答えられる。模範的な回答だ。

 俺は横のゾンビと比較しつつ、思わず言葉を漏らす。

 

「なんていうか、対比的だな」

「……はあ」


 そう呟くと、反対に無表情だったデビルの表情が少し動いた。あまり表情は変わってない筈なのに、こちらを見る目ジト目は気のせいか、不満気に見える。


 俺は彼女の視線に気づいて、それとなくフォローを入れた。


「……別に態度が不満な訳じゃないぞ? ていうか、ほら、今はちょっと表情作れてるよ。ちゃんと感情が伝わったし」

「そう、ですか」


 表情筋の微かな変化が見えて、俺は指摘する。


「ね、デビルちゃんもわたしみたいにやってみようよ!」

「え……」


 ゾンビの援護に、デビルが少したじろいだ。

 何か変な事を言い出した、と俺の目を見ながら無言で訴えてくる。


「えっと……そもそも出来るのか?」

「さあ……すみません、でも何故か出来そうな気はありますが……」

「あ、勿論嫌だったら断っても良いけどね!」


 俺のフォローも虚しく、やるという方向に転ぶ。

 それにデビルも絶対に嫌という雰囲気ではなさそうだ。


「……私、使徒なんですが。断って良いんですか?」

「あ、うーん……まあ。好きに振る舞ってくれていいよ」


 そうはいうものの、俺が与えられるのは形だけの自由だ。


 命令を使えば大体のことは従わせられるし、少なくとも理知的なデビルは俺と彼女が対等だなんて思わないだろう。

 

 これはまだ、俺の信頼がないからだ。


 少しの沈黙があり、彼女は俺を見ながら意を決したように目を閉じた。


「……分かりました」


 彼女の黒鎖で出来た首飾りの先にある透明な水晶が揺らめく。

 それがやがて、色を帯びてーー


 彼女は目を細く開き、口角を下げて俺に向けていた目を細めた。


「はぁ……」


 シンプルな演技である。

 だが、それ故に彼女の感情表現はとても理解しやすい。


「あははっ、デビルちゃん上手!」

「よ、良く出来てるけど……次は笑顔がいいかな………なんて」


 デビルは再び表情をリセットする。

 そして俺を見て、言った。


「……全く。一度だけですからね。上手くできるかは分かりませんので、あまり期待はしないでください」


 その言葉の後、少し不器用ながらも、花のような作り笑顔を見せた彼女を見て。

 使徒でしか無い彼女は、まるで人間のような顔で。


「で、……どうです?」


 俺は一瞬、時が止まったような錯覚に陥る。


「っ」


 芸術品にも似た形容し難い美しさが、そこにあった。

 機械を相手にするような気持ちを抱いていた彼女に、強く『人間らしさ』を感じる。


「……下手でしたか?」

「い、いや。上手かったよーー」


 ボーッと見惚れてしまっていた俺は、思わず誤魔化した。


 使徒相手に見惚れてしまうなんて、どうかしてる。

 

 だってそもそも使徒と恋愛関係にーー男女の仲になることは神によって定められた禁忌だ。

 それこそ使徒も禁忌に触れる可能性のある命令は無視できるほどに。


 普通の人間は考えもしないだろう。

 力の全てを与えてくれたスピネル様の禁忌を反故にするなど。


 ましてや使徒を好きになるなど。


「……本物みたいな笑顔だった」

「? そうですか」


 だからきっと。

 先ほど、ドキッとしてしまったのは。俺の気のせいに違いないのだ。

 


||


 真っ白な部屋で。

 スクリーンを注視していると、スピネルは声をかけられる。


「誰か見てるんですか? スピネル様」

「……お気に入りの子をちょっとね」


 そう言ったスピネルは、心底楽しそうな笑みを浮かべていた。 




もっと沢山の人に作品を読んでもらう為、ジャンル別日間ランキング入りを目指して頑張っています!

是非ご気軽に高評価ブクマをよろしくお願いします!


ポイントが入った日には特別にもう一話投稿したりもしていますので!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
Twitterから知り、プロローグを拝見させて頂きました。 著作もしています「彩のタマオ」です。 キャラクターの心情描写が細かく描かれ、使役者など独自の設定、世界観は面白いと思います。 恐縮です…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ