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1.こうして彼女の人生は始まった



―ある貴族の家に可愛らしいピンクの長い膝まで伸びた癖一つない髪を持った少女が居ました。

                         少女は可愛らしいと皆から世界一愛されていました―


―少女には3つ下の弟と幸せに暮らしいつしか帝国一の美女になりました―


―でも少女の夢はたった一つありました―


―田舎でゆっくり暮らしたい―と


―でも少女は同い年の公爵家の当主に見初められ泣く泣く嫁ぎました―


―嫁いできた少女に公爵は言いました―


―この階段を上ってごらん。この上には貴方の望むものがあるでしょう―


―だがしばらくして公爵は病で亡くなってしまいました。後に残された少女は思いました―


―私が望むものは何?そうだわ、この階段を昇ればいいのよ―


―だが階段は長く少女はいつしか壊れていきました―


―周りからは罵倒され両親は亡くなり政治で潰され少女は昔のような希望は亡くなってしまいました―


―それから何年たったでしょう?少女はとうとう階段を登り切りその先にあったのは―


―弟が謀反を起こし皇太子を暗殺しようとし失敗で終わり親族諸共打ち首でした―


―少女は最後に思いました―


―私の人生は何だったの?愛されるだけじゃダメだったの?次の人生があったら絶対家族をこんな目に

                        合わせないわ。私が望むものはこんなのじゃない―




―そうこうして少女の人生は終わりました―

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