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我が人生、波乱万丈?  作者: 龍神誠
3/3

最悪な三年。

第三話

中学生になり、やりたいことも目標も見つけ頑張っていこうと思っていた。

好きな人もできて。勿論片想いだけど。

学校も休まず!目標に向かう為に勉強も頑張る!

勿論!片想いの先輩に会うためにも!

と思っていた。

部活も先輩も同じ陸上部に行き、バカなりに勉強も頑張っていた。

ところが、一学期の半ばくらいに個人面談があり、わかってはいたけど・・・。

学担はフォローするわけでもなく、どこの高校も受からない!と断言された。

普通は、一年生の一学期なのだから「このままでは志望校へは厳しいから、もう少し頑張らないと」って言うのが当たり前なのではないのかな?と思いながら話を聞いていた。

そこで自分も負けてしまい、バカは何をしても夢が叶えられないのだ!と思い勉強を頑張るのを諦めた。勿論、部活は頑張って行っていた。

ところが、好きな事がバレて冷やかされて行くのが恥ずかしくなり、部活もサボるようになった。

同じ町内だったから、部活行かなくっても会えるから良いやと思っていたところもあったし。

とりあえず、見ているだけで十分だ!って思っていた。結局その頃から学校も休む様になり、家では荒れていた。

その頃から自殺の言葉が頭に浮かぶようになってきた。

二年生になり、全く学校に行かなくなり学担が迎えに来るのは当たり前。

運が悪く学校から10分もかからず着く距離であった。

それでも母親は父親に付いて看病していたし弟は学校、妹は幼稚園で一人で留守番だったから学担が迎えに来ても居留守していた。

たまに母親が居るときは、仕方がなく迎えに来られたら行っていたが・・・。

正直、しんどかった。

一番荒れていた時だったからイライラしているときは、何も見ずに手に触れる物を全部投げたり、扉とか障子を破いたりと、物を破壊していた。

そんな時に、手に触れた物がゴミ箱でそれを後を確認せずに投げたら弟にあたり・・・その当たった場所がオデコで大変な事になった。

オデコが膨れ上り、その膨れた所には血が溜まり結構太めの注射器で一週間くらい抜きに通わなければならないくらい・・・。

そして前頭葉って事もあり、後もう少しずれていたら死んでいたと言われました。

その後は、勿論母親からかなり怒られ自分が死んでしまうんじゃないかと思うくらい叩かれました。それからはおとなしくなっていきましたが、弟には嫌われ中々側に寄って来てもらう事もなく(当たり前だけど)、それがまた腹ただしくって、母親が見てないところで叩いていました。

その頃からか当たるものがなくなってきたのか、自傷行為を覚えてしまい、手首を切るようになっていた。

死にたいのに深く切る勇気もなく、多分その時は心配してほしかったのか、気を引きたかっただけなのか、はたまた両方か。

二年生の三学期からは教室に行かなくっていいから学校に来なさいと。あまりにも休むと義務教育でも留年させるよと言われ、しぶしぶ通いました。それは三年生になってもおなじでした。

教室に行かないで保健室に通い、一応勉強もしてました。

その日にやることを自分で時間割を決めて、勉強したり、他の先生達の手伝いや用務員さんの手伝いをして1日を過ごす様になりました。

そんな時に、ボソッと死にたいって言葉を口に出してしまい、小学三年生の時の先生に連絡を親がしていたらしく、家に心配して来てくれた。

その時に言われた言葉が「親より先に死ぬ程、親不孝な事はないのだから!」と言われ、今まで泣かなかったのにその時に泣いた。弱音や泣いたらイジメて奴らに負けると思っていたから・・・。「辛くなったらでもいいし、何かあってもなくっても先生も、勿論お父様お母様はMちゃん(私)の味方だから。だから、けしてバカな事は考えないで」と言って帰って行きました。

そんなこんなで、あっという間に一年が終わり最後の卒業式にはクラスに戻り、自分は就職の道に進みます。

離任式には出れないと思った時に、やっとコイツらと離れられる喜びと思ったのと同じくらいに学担の先生に二度と会えないと思った悲しさがイッキに。

そしたら、しゃっくりが出るくらい大泣きをしてしまい、先生に今までいっぱい迷惑かけてすみませんでした。ありがとうございました。お元気で。と言ってその先生とはお別れをしました。

そして、自分は就職することにしていたので思いきって片想いの先輩に告白をしました。

そしたら、見事に好きな人がいるとフラれました。

私は地方に就職をして地元をはなれました。

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