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我が人生、波乱万丈?  作者: 龍神誠
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反抗期?

第二話

三年生に上がったけど、基本的に一年と二年。三年と四年。五年と六年はそのままあがっていく仕組みになっていたので・・・。良くしてくれた先生が担任を離れて寂しかったけど、四年生の時の先生も良い人に恵まれたと思っていたら、その先生は一学期が終わる頃に産休に入ってしまい、大学を卒業したばかりの新人の先生が担任になった。

只でさえイジメがあったのに・・・。

その頃に妹が産まれ、弟が幼稚園に通いはじめて、送り迎えが大変だからと言って自分がやることになり、学校の方にはこう言う事情で学校に遅れます。と校長から許可を頂き学校に通っていたんだけど・・・。

最初は仕方がないって頑張ってやっていたけど・・・だんだんと周りの言葉や先生の言葉に我慢できなくなり、母に同級生には特別扱いされてる!とか学校来なくっていいのに!等言われ、新任の先生には遅刻が多いから学校くるなっ!って言われました。

辛くなり、母に言ったら学校に乗り込んで行って、学校の方には許可貰ってるのに、義務教育で学校にくるなっ!ってどういう事ですか!?

教育委員会に訴えますよ!と言ってきたと言ってました。

その事が新任の先生の耳に入り、

さらにイジメはエスカレートしてしまい、守ってくれるはずの先生までもが生徒と一緒になってイジメをして、授業中に挙手してもあてられず、何か発言しても無視されて、同級生には机を離されても、ここには何か見えない何かが流れてるから離れてるのかな?と言ってみんなで笑っていた。

結局、産休に入った先生は戻る事もなく五年生に上がった。

はじめて、男の担任になった。

その頃には学校に行くのも嫌になり、休むようになった。

弟も一年生になり問題もなく楽しくやって行けると思っていたが、自分と同じ年の同級生・・・勿論、弟や妹も年代的に一緒になる。

弟にもイジメの手がいく。

でも、その時はまだ弟は学校が楽しかったから休む事なく通っていた。

そのてん姉は学校にも行かず、家に引きこもり好きな事をしていた。

勿論、先生や学年主任なんかも来て話を聞きにきたり、迎えに来たりとしていたが、もう限界で学校に行かなくっても大丈夫なんて思うようになり、笑う事も話をすることもなくなってしまった。家では父親が糖尿病で目が見えずらくなって入院したりして家の事を長女である自分がやることになってしまっていた。そうこうしてるうちにあっという間に六年生に上がった。

また、別の男の担任に変わった。

その頃には学校に行くふりをして、親戚の家にいったり、町に行ったりしていた。

その頃は、悪いこともした。

親の財布からお金を採ったり、万引きしたりと荒れていた。

担任の先生に何回も連れ戻されたり、話をする機会をつくってくれてはいたが、何の聞く耳ももたず、家にも居たくないから、しょっちゅう親戚の家に泊まって学校の先生も来れないところにいることが多くなった。

でもそれもあまり長くは居るわけにも行かないから帰ってきては怒られ、反発しての繰り返しをしていくうちに、父親が完全に光を失い、母は朝ご飯を作り仕事に行き、帰ってきて夕飯を作り別の仕事に行きって生活をしていた。

自分等子供の為に。その頃は何で長女だからって何でもやらなきゃならないんだ!って反発していたけど・・・。

今となっては有り難みがわかる。

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