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拍手のお礼(下げた)小話置き場  作者: 音塚 和音
1/3

ゆりな

以前、拍手お礼として置いていた小話になります。

『紺碧の月桂樹と鳥』の序章の前話です。

ウー ウー

ピーポー ピーポー


ザワザワ ザワザワ


「交通事故だってさ」

「歩道を歩いていた女性に車が突っ込んできて…」

「飲酒運転らしいぞ」

「女性は何かを庇ってモロに…」

「事故直後、子どもの泣き声を聞いたって人がいるらしいよ」

「えっ?でも子どもなんて、救助された?」

「事故に遭ったのは女性だけらしいよ」

「なにそれ…こわっ」

「女性は返事が無く、動かなかったから恐らくは…ね」


◆◆◆◆◆


「今日は百合奈の好きなハンバーグにしようか?」

「やったー!ハンバーグ!」


ブワーン

「やっ、車がぁ!百合奈!」



おかあさん…


『さあ、こちらへおいで』


おかあさんなの?

どこ?


『こっちだよ…さあ、こちらに手を伸ばして…』


おかあさん?

手をつなぐの?

おかあさんの手…


『さあ、手をこちらに』


「これ、おかあさんの て じゃない!」


バチン☆


ドサリ


いたい!

ここはどこ?

おかあさん?


「おかあさん!どこぉ?どこなの?」


『***** *** **. **** **?』

(泣かないで。どうしたのかしら?)


だれ?

なにをいっているの?

がいこくのひと?


『*** ** ****** *** ****. *** ***?』

(私はここの家に住むマリアンヌ。あなたは?)


うわぁ〜ん、ここ、しらないとこ。おかあさんもいないよぉ〜。

お読みいただき、ありがとうございました♡

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