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異界の魔神 【改訂版】  作者: 飛狼
序章 異世界への誘い
1/51

1.魔神と叡智の指輪(1)


 そこには何もない。踏み締める大地も、広がる青空も、光も、いやそれどころか闇すらも無い。何物も、何者も、何ひとつ存在しない虚無。

 どれほどの歳月をたのだろうか、何も無いはずの虚無に――。


 ――オオォォォォン!


 それは微かな音、或いは僅かな振動だった。何もないはずの無に初めての動き、極めて微かな揺らぎが生じたのだ。その刹那、光が、闇が、揺らぎの中から溢れ出す。それは大爆発ビッグバン、いや、それ以上の衝撃だったろう。


 ――そして、新たな世界が産み出された。


      ◆


 深い深い闇の底から、ゆっくりと浮上する。

 それは、ゆらゆらと揺れる俺の意識。


 ――頭がずきずきと痛む。


 表層まで浮上した俺の意識は、まるで真っ白なもやがかかったかのように、まだ判然としない。


 ――気分が悪くて吐きそうだ。


 胸がむかむかとして、吐き気をもよおす。

 それに何より、


 ――寒い。


 凍えそうな寒さに、体がぶるりと震えた。

 身動みじろぎを繰り返していると、ようやく体に感覚が戻ってくる。が、あまりの寒さに、纏っていた毛布のようなローブを胸元でかき合わせた。


 ――いったい何が?


 と、その時、どこからか聞こえる機械的な音声。


『バイタル(生命兆候)ハ全テ正常。顕現シタ現身うつしみハ■■世界二、問題ナク定着シマシタ』


 ――ん、誰?


 ずきずきと痛む頭を振り払い、俺はゆっくりと目を開ける。


「どこだここは……?」


 強引にこじ開けた瞳に映る光景に、俺は呆気にとられた。


 ――夢でも見てるのだろうか。


 周囲にあるのは、何もない真っ白な空間。その中で俺は、膝を抱え丸くなり寝転がっていた。

 壁も天井も、床すらも無い空間に、ゆらゆらと漂っていたのだ。


 ――本当に何もない。

 

 ただ単に真っ白。目に映る全てが白い。ゆっくりと手を伸ばす。途端に、何か目に見えない壁に押し戻された。それは、自分の体を中心に何処に手を伸ばしても同じだった。


「……?」


 俺は、上下左右一メートル四方程度の、奇妙で小さな空間に押し込められていた。 

 しかし、不思議な事に恐怖や焦りといった感情は湧いて来ない。逆に、妙な安心感を覚える。例えるなら、産まれる前の母胎に抱かれるような安穏とした静謐さ。自然と、安堵の吐息がもれる。

 とはいえ、何時までもこうしている訳にはいかない。

 心地好い感覚に身を委ね、何時までも漂っていたいとの思いを振り払い、何が起きたのか思い出そうとする。だが、痛みと痺れに上手く頭が働かない。体も動かそうとするが、のろのろと緩慢な動きしか出来ない。まるで長い間、夢の中で彷徨っていたような気分だった。


 そういえば、さっきの声は何だったのだろう。


「……だ、誰か、誰かいませんか? こ……ここはどこですか? ……えっ?」


 自分のものとは思えないようなしわがれ声に驚く。しかも、囁くほどの声量しかでない。

 それは違和感。喉が痺れ、まともに声が出ないのだ。

 その感覚は、先ほど感じたものと同じだった。長い時間に渡り、言葉を発していなかったような感覚。


 ――な、何が起きてる……。


『ココハ、マスターガ産ミ出シタ世界。マダ名前ガ有リマセン』


 ――えっ!


 突然また響く、機械的な音声。それは耳から聞こえたのでなく、頭の中へ直接に届くのだ。その事に気付き、俺はかなり驚いた。

 

 ――何だこれは?


「お、お前は誰だ!」


『私ハマスターノしもべ、【叡智の指輪】デス』


 マスター? 

 叡智の指輪? 

 何を言ってる。いや、それよりも何故、俺の頭の中に聞こえる?


『マスターノ感情ガ昂ッテイマス。正常値二戻シマスカ?』


「……マ、マスターって誰だよ!」


『マスターハアナタ。私ハ忠実ナしもべ


 俺?

 俺がマスター?

 それにしもべって……。確か、叡智の指輪とか言ってたな。

 自分の指へと目を向けると、右の人差し指に見知らぬ指輪がはまっていた。


「これは……」


 疑問に思った瞬間、頭にかかっていたもやが、唐突に晴れていった。そして、俺は思い出したのだ。


 ――あれは夢でなかったのか。


      ◆


「田中くん、頼むよ」


 課長のにこにことした笑顔が迫ってくる。表情こそ笑っているが、瞳はきょどきょどと落ち着きなく左右に踊っていた。そのことから、よほど困ってる事が窺えたが――ちらりと柱に掛けられた時計に目を向けると、退社時間である五時を大きく回っていた。


 ――ちっ、参ったな。


 胸の内で舌打ちをして周りを見渡すが、同僚たちは何時の間にやら姿を消している。

 課長の様子を察して、早々に逃げ出したのだろう。

 気付かなかった俺が迂闊なのだろうが、ひと声ぐらい掛けても良さそうなものなのに……。 


 ――何とも皆、薄情なやつらだ。


 と、思うしかなかった。

 何か言い訳をと考えている間に――そんな俺の様子に気付いたのか、課長が俺の腕をがっしりと掴んだ。まるで、逃がさないと言わんばかりだ。

 俺は「はぁ」と、これ見よがしに大きくため息を吐き出し顔を曇らせるも、課長は気にした素振りも見せず、にっこりと微笑む。その時俺は、厄介事に捕まり逃げられないと覚った。


 ――あぁ、仕方ないか……。


「……分かりましたよ。今日中で作成しておきます」


 俺の投げ遣りな言葉に、課長が満面の笑みで答える。


 結局俺は、課長の頼みを引き受けることにした。明日にはクライアント先に提出する、プレゼン用の資料を作成する事となったのだ。


 ――何時に帰れるのやら。


 俺は典型的なNOと言えない日本人。自分の事ながら、この性格が恨めしい。

 そして、今度はそっと、ため息を吐き出した。


 ようやく仕事が終わったのは、十一時を少し過ぎた頃だった。課長はといえば、俺に仕事を押し付けるとあっさりと帰宅した。 

 まぁ、歳も六十を過ぎ定年(わが社は六十五が定年)も近い。それに、満足にPCも操作できない。そばにいても邪魔になるだけなのだが……何だかなぁと一抹の理不尽さを感じつつ、これが現実、これが仕事だと諦めるしかない。

 その後、手早く片付けると会社を後にする。慌てて駅に駆け込むと、終電間際の電車に辛うじて滑り込んだ。

 だからだろうか、疲れ果てていた俺は電車内のシートに腰掛けると、何時しか居眠りをしていたのだ。


「…………のじゃ」


「ん?」


 誰かが、俺を起こそうとしていた。


「これ、起きるのじゃ」


 誰だよ。俺は疲れてるんだから、ゆっくりと寝かせろよ。


 そこで、ハッと気付く。今は電車の中だと。


「あっ、しまった! 寝過ごした!」


 慌てて飛び起きるが、直ぐに体が固まってしまう。何故ならそこは、電車内では無かったからだ。というか、周りの景色がはっきりとしない。目をらして見ようとするも、するりと意識から外れ判然としない。

 全くもって意味不明だ。

 分かるのは、頭上に直径一メートル程の球体が、数多く浮かんでいること。色とりどりの球体が、シャボン玉のようにフワフワと浮かんでいる。それと、これが一番問題なのだが、目の前に人の形をした白光体が佇んでいた。


 えぇと……これは夢だな、うん。よく夢の中であるやつだ。夢では周りの景色とか、はっきりしないのはよく有ることだと自分に納得させる。


 ――くそっ! 早く起きろよ俺!


 降りる駅を乗り越すと、戻りの電車はもう無いぞ。終点まで行ってしまうと、もうタクシーで帰るしか――そこで俺は愕然となった。今は給料前、財布に入ってる残金は二千円ほどしかない事を思い出したのだ。


 あっ、マジでやばい。最悪、歩いて帰る事に……。うわっ、それは勘弁してほしい。夜中の歩きなんて。


 ――おい、早く起きろ俺!


 目を覚まそうと悪戦苦闘する俺に、


『あぁ、少し頼みが有るのじゃが』


 目の前の人形ひとがた白光体が、声を掛けてきた。

 うん、やっぱり夢だ。課長に無理矢理仕事を押し付けられたから、夢の中でも変な人に頼まれ事をされるんだと思う。


 ――くそ、早く起きろ俺!


『おぉい、聞いておるか?』


 何だよ、こいつ。夢の中の登場人物のくせに、妙にはっきりと自己主張しやがる。


「……で、あんたは誰?」


 一向に目を覚まさない自分に苛つきながらも、人形ひとがた白光体に向かって返事をする。夢の中の出来事を進行させれば、もしかして目を覚ますかもと思ったからだ。


『わしか、そうじゃのぉ……お主ら人がいうところの神? かのぉ』


 何で疑問系?

 ちっ、まあいい。どうせ夢だ。


「紙や髪でなく、神様だと言う訳ですね」


『そうじゃ……』


 まあ、夢だからな。それにしても神様とは、自分の事ながら呆れてしまう。今まで、宗教に傾倒したことなど無いのだが……。


「それで、頼みって何ですか?」


 どうせ夢だと思っているから、どこか投げ遣りに訊ねてしまう。


『うぅむ、最近の人間は……』


 白光してるのでその表情までは分からないが、何故かムッとしたのが分かった。神様と名乗るくせに、何とも心が小さい……あっ、そうか夢だったな。


「で、早く言って下さいよ。その頼みやらを……まぁ、聞ける範囲でしかお手伝いしませんがね」


 そうだよ。ここは夢の中なんだから、何時もはNOと言えない俺だけど、はっきりと断るのも有りだよな。

 幼い頃から他人に頼まれると、嫌だとはっきりと言うことが出来なかった。他人ひとは俺の事を、穏やかで良くできた人だと褒めるが、なんの事はない。ただ単に、引っ込み思案で優柔不断なだけだ。周りに気を使い、何時も損な役割を引き受けているだけ。だから俺は夢の中でぐらいは、はっきりと断ってやろうと待ち構えていた。だが、この神様だと名乗るこいつは、俺の予想を越えて斜め上をいく頼み事をしてきたのだ。


『お主のおった世界じゃが、人が増え過ぎて少し汚れてきたようじゃ。だから、邪神へと転生して半分……いや、三分の一程度に人間の数を減らしてきてくれんかのぉ』


「……は、はぁ!?」


 開いた口が塞がらないとはこの事。俺は唖然となり、ぽかんと口を開けてしまう。

 いやいやまてまて。これは夢だよな。これが俺の心の奥底にある願望なら、完全に性格破綻者じゃないか。

 戸惑う俺に、神様と名乗るこいつは、頭上に浮かぶ球体を目の前へと招き寄せた。


『ほれ見よ、黒く濁っておるであろう』


 球体を指差し、さも困ったものだと言ってくる人形ひとがた白光体。その言い方が、いかにも人間臭くて笑ってしまう。ま、俺が考える神様なんてこんなものだろう。

 苦笑いを浮かべ、目の前にある球体へと視線を向ける。確かに言う通り、その球体は黒い霧状のものに覆われくすんで見えた。


「で、これが何か?」


『見て分からんか? これがお前たちの住む世界じゃ』


 ほぉ、そう来ましたか。なるほど。ということは――俺は頭上に浮かぶ数多くの球体に目を向けた。


『そうじゃ。あれも、無数にある世界のひとつひとつ――』


 何とも察しの良いことで。この世には、無数の平行世界が有るとでも言いたいのだろうか?

 SFチックな展開に、半ば呆れてしまう。これが俺の思い描く夢だとするなら、あまりの子供ぽい想像力に恥ずかしい限りだ。

 そうか。これは、最近に読んだラノベの影響かも知れないな。神様からチートな能力を貰って、異世界で自分の勝手放題に暴れる話だったが。あまりにも都合の良い展開に、途中で読むのを投げ出したけど――俺の中にもまだ、子供っぽいヒーロー願望が残ってたのかも知れないな。

 俺がそんな事を考えている間にも、白光体の飛んでも話は続く。


『――で、この濁りはお前たちが撒き散らす、妬み、怨み、憎しみといった負の感情が凝り固まったもの。このままでは、お前たちの住む世界は遅かれ早かれ、闇の領域に侵され消滅してしまうじゃろう』


 そう言われれば確かに、黒い濁りを見詰めているだけで、胸がムカつき嫌な気分にさせられる。そこで、この自称神様が何が言いたいのか理解した。

 ははぁ、そういう訳ですね。だから闇の領域とやらに侵される前に、人間を虐殺して数を減らせと……俺って、やっぱり相当に日頃のストレスや鬱憤が溜まってるのかな。


「ひとつ質問なんですが、目の前の球体や頭上に浮かぶ無数の球体がそれぞれの世界なら、ここはいったい何処なのでしょうか?」


『この場所か、ここはそうよのぉ……どの世界のことわりからも外れた何処にも存在しない場所。強いて言うならば、世界と世界の狭間の空間じゃな』


 そんな突拍子もない考えが、自分の夢の中の会話に出てくるのに驚く。

 やはり、ラノベの影響なのかなぁ。


『どうじゃ、もう分かったじゃろ。だからお主に――』


「はいはい、分かりました。良いですよ」


 最初は夢の中の話だからと断る積りだったが、呆れを通り越して逆に、面白味を感じていた。だから、もう少し自分の夢に付き合う積りになっていた。


『……ふむ、やけにあっさりと頷きおったな。本当に良いのか?』


「はい、良いですよ。その代わりに、三つほど条件が有ります」


『ほぅ、三つの条件とな……』


 まぁ、どうせ夢だし良いだろう。ここは、ラノベチックにチートで無双でもさせてもらうか。


「まずひとつ目は、転生するなら容姿は端麗でお願いします」


 アイドルのようにキャアキャアと女性に騒がれるのは、全ての男が持つ憧れだからな。これは外せない。


「ふむ、その程度でなら構わぬじゃろ」


 おっ、その程度ときたか……それなら。


「では二つ目。出来ればRPGゲームのように、レベルやスキルなど能力を数値化してもらうと有りがたいですね」


 俺はゲーム世代だからな。全てが数値化される方が、分かりやすいし対策も立てやすい。俺はいつしかこれが夢だと忘れ、本気で考え楽しんでいた。いや、調子に乗っていたと言って良いだろう。


『むぅ……ゲームのように数値化じゃと。これはちと難しいかも知れぬな。人の能力を数値化するなど、不可能に近いからのぉ』


 自称神様の声音こわねに困惑した様子が窺える。

 ま、そうだろうな。日によっても、調子の良い日や悪い日もある。それに、さすがに人の全てを数値で表すのには無理があるか。

 やはり無茶な要求かと諦めかけた時――


『……じゃが、お主にだけ数値が分かるようにすることは可能じゃ。ある程度の誤差はあるがの』


 え、嘘、できるの?

 あっと、これは夢だったな。危うく本気にするとこだった。


「えっと、それでは三つめ。邪神と言うからには、最強無敵でお願いします」


 よく有るだろう。映画とかなら、バンパイアは陽の光や十字架。狼男なら銀の弾丸だっけな。そういった弱点は無しの方向で。物語や映画とかだと、最後はその弱点をつかれて滅ぼされるからな。


『それは、最初からその積りじゃがのぉ』


 えっ、そうなの。それなら最初にそう言ってよ。まずったかな……。


「あ、そ、それならもうひとつ――」


『おや、三つでは無かったのか?』


「いえ、その……さっきのは無しでも良いので……オマケでもうひとつ」


『うむ、良いじゃろ。言うてみよ』


「えっとですねぇ……やはり、一人では辛いので、軍師或いはアドバイスを貰えるような相棒が欲しいかなぁと……」


『それはちと無理があるのぉ。転生できるのは一人だけじゃ』


 やっぱり。それはそうか。何人でも転生出来るなら、事は簡単だからなぁ。


『しかし――』


 そう言うと、神様と名乗る白光体が腕を前に突きだし、手のひらから輝く光を放出させた。その光は、俺の右の人差し指に凝縮していく。


「おぉ、これは?」


 光が治まると、人差し指には銀色にきらりと輝く指輪が装着されていた。何の装飾も成されていない無骨な指輪だが、何故だか見る人を引き付ける。


『それは【叡智の指輪】じゃ。ある程度の助言をしてくれるじゃろ。それで、我慢しておけ』


 指輪ねぇ。見た目はぱっとしないが、妙な色気があるな。


『もう、これで良いじゃろ。それでは早速、お主を送るとしようかのぉ』


「えっ……」


 俺はまたしても、驚き唖然となった。何故なら目の前の空間が、ぐにゃりと歪んだからだ。そして渦を巻き、俺を吸い込もうとしていた。


「ちょっ、ちょっと、嘘おぉぉぉぉ! これは夢ですよねえぇぇぇ!」


『何を言うとるんじゃ、お主は』


「まさか本当に現実?」


『当たり前じゃろ……おぉぉ?』


 呆れたような声を出していた神様? だったが、途中から驚きの声に変わっていた。その時の俺は、既に体の大半が渦に飲み込まれ、首から上だけしかこの空間に残っていない。体はぐるぐると回り、まるで洗濯機にでも放り込まれたような気分だった。


「なに、なに、今度は何が?」


『済まぬのぉ。何処からか、わしの力に干渉する者がおる。どうやら元の世界に――』


 自称神様の声を最後まで聞く前に、俺は光の渦の中へ完全に埋没していったのだ。


     ◆


 自称神様が、先ほどまで渦を巻いていた空間を眺め、『むぅ』と唸り声を上げていた。


『やられたのぉ……まさか別の世界で行われた召喚の儀式が、わしの力に干渉するなど思ってもおらなんだが……やはり、あやつが裏で糸を引いておるかも知れぬな。これは計画を修正せねばなるまい』


 自称神様は、頭上に浮かぶ無数の球体に目を向け、ため息を吐き出していた。

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