第16章 自称婚活中の男 マサヤ ——傷つけたのは彼、でも、苦しめていたのは自分だった
◆SNSで出会った彼
マサヤさんとはSNSの婚活アカウントが集まるオフ会で出会った。出会ったのは私が36歳の時。彼は40歳で、オフ会に参加した男性の中で一番年上ではあったが、見た目は一番良かった。少し話してみたらなんだがパッとしなくて「モテない人の話し方だな」と思った。でも何か機会があればまた会いたいなと思っていた。
オフ会から2か月くらい経ったとき、マサヤさんがSNSに「このお店に行ってみたい」とポストしていたのを見つけ、「私も行ってみたいです。」とリプライしたら、マサヤさんのほうからDMが来て「ぜひ一緒に行きましょう。」と誘ってくれた。
私は基本的に人見知りしないしお酒も飲めるので、とても楽しく会話できた。2軒目も行きましょうということになり、彼が調べた近くのバーに行ったら、そこもとても良いお店で、本当にうっかり終電を失くしてしまった。飲み過ぎた。
それなら朝まで飲みましょうということになり、今度はカラオケとダーツができるお店に移動した。何時間も一緒に居るのに全く男性的な部分を見せない人だった。
2回目のデートは鎌倉へ。たくさん歩いたけどそれについて文句を言わないところが好印象だった。
「結婚式とかやりたいと思う?」とか「結婚したらどこのエリアに住みたいとか考えてる?」と質問された。普段はあまり将来の話なんてしないのに、こうして具体的に未来を想像する話をされると、なんだか特別な気持ちになる。
「えー、そういうこと聞いちゃうんだ。」と思わず笑ってしまった私に、マサヤさんも笑顔で「だって、知りたいじゃん。」と返す。
どんな結婚式に憧れているのか、どんな街で暮らしたいのか、少しずつ話していくうちに、自然に会話が弾んでいく。ふたりで未来を描いているみたいで、なんだか心が温かくなる。
マサヤさんが「実は結婚したらこのマンションに住みたいんだ!」と言って間取り図を見せてくれた。今マサヤさんが住んでいるエリアにある築浅のマンション。3LDK、角部屋、南向き、対面キッチンで料理をしながらリビングにいる家族とコミュニケーションが取れる、まさに憧れの間取りだ。
「お料理が大好きなので、対面キッチンにとても憧れているんです!」
私がはしゃぐと、マサヤさんもニコニコしながら「俺は仕事部屋が欲しいから、このあたりをリノベして仕切りを作ったらいいと思うんだよね。」と間取り図を指でなぞった。
こんなに楽しく将来のイメージを話せる人に出会えるとは思えなくて、私は彼に期待し始めていた。
3回目のデートは「登山に行こう!」と彼が言っていたのだが、日程を調整している途中で話が変わり、また居酒屋で飲むことになった。
ちなみにその後も「ドライブに行こう!」とか「釣りに行こう!」と言っておきながら、思いつきでコロコロとプランを変更する人だった。その度に私は「ああ、私と1日一緒に居るのは嫌になったということかな」とか「この前言ったことはもう覚えてないのかな」などと少々悩んだが、会うつもりはある様子なので大目に見ることにした。
きっと何も考えていないだけなんだろう。考えるだけ無駄だ。
◆「待っていてくれる?」という残酷な言葉
4回目のデートは私の家の近くの居酒屋で飲むことになった。
マサヤさんが「もう会うのも4回目だし、話さないといけないと思っていることがあるんだ。」と言うので聞いてみると、
「実は会社に気になる女性が居て、食事に誘いたいと思っている。だから君と今付き合うことはできない。たぶんその女性とはうまくいかないと思う。でもちょっと頑張ってみたいんだ。もう少し早く君とこういう風に話せるようになっていたら、君と付き合っていたと思う。勝手かもしれないけど、待っていてくれる?」と言われた。
普通に考えればありえない話である。こんなことを言われたら、普通の女性なら発狂するだろう。バカにするのもいい加減にしろと。
でも私は普通ではない。それにこの人は婚活アカウントで知り合った人だ。
『婚活をしているなら、同時並行は当たり前』
それは結婚相談所に入会した時に学んだことだった。
一瞬の間に私の中で計算した結果、
出した結論は「待ちます。」だった。
仮に「待てない、そんなことならもう会わない」と言ったとしよう。そうしたら誠実だとしてもガチクズだとしても次回会うことは無いだろう。たしかに「今すぐ私と付き合って!」と強気で攻めたとして、嘘でも一度「気になる女性が居る」と言った以上、簡単には引けないだろう。
この人を逃したら、次また私が気になる男性にいつ出会えるのかなんて分からない。私は焦っていた。
それに彼は40歳だ。きっとすぐに結婚したいと思っているに違いない。
今この人と付き合っておけば、結婚は近い気がする。
ただ確かなことは、私は彼にとって「妥協なく本命に選べる相手」ではないということだろう。誰かと比較して納得する時間が必要ということだ。
この日はそのまま解散したが、やはり自分の中のモヤモヤは消えなかった。私は彼にこの気持ちを伝えなければいけないとメッセージを送った。
「私はあなたとすぐにでもお付き合いしたいと思っています。だからもしダメなら早く教えて欲しいです。」
すると「気持ちが固まったら連絡します。」とメッセージが来たので「もう会わない感じか。」と思ったが、その後また彼から何気ない日常のメッセージが届いた。
それからもやりとりは続き、1か月半くらい経ったとき、また食事に行くことになった。
私は「普通になりたい」と思いながら、
「普通ではないこと」ばかりしていた。
◆関係のない「恋人ごっこ」
5回目のデートはマサヤさん行きつけの居酒屋へ行った。常連客で賑わう店内はカウンター席が多く、ひとりでふらりと立ち寄っても、すぐに隣の席に居るお客さんと仲良くなって乾杯できそうな雰囲気だ。
店に入るとすぐに「マサヤさん、いらっしゃい!」と若い店員が声をかけてくれた。すでにお酒を飲んで上機嫌になっている常連客らしき人にマサヤさんが「久しぶり!」と声をかけていた。
付き合おうとは言われていないけど、私の存在をこういう身近な人達に隠さないでいてくれるということは「私は彼にとって、少しは特別な存在」なのかもしれないと感じた。
常連客から「2人は付き合ってるの?」と聞かれたとき、マサヤさんが「俺たち、付き合ってるの?」と私に聞いてきた。私が「付き合ってないですよね。」と答えると彼は「そっかー。」と言った。
だって付き合おうって言ってくれなかったじゃない。
常連客の一人が、マサヤさんがトイレに行っている隙に、私にだけ聞こえるようにこっそり言った。
「あいつ、この前も別の女の子と一緒にこの店に来てたよ。その子もマサヤと付き合ってないって言ってた。たぶんマサヤは婚活で自信つけちゃったんだろうね。あんまり良くないことしてるなって俺は思ってるよ」
私はその一言で、マサヤさんが婚活市場ではモテるけれど、現実ではモテないという人物像を理解した。
私は婚活を経験しているから、彼が複数人の女性と同時に会っているということを容認しているけれど、本来それはあってはならないことで、婚活を経験していない人から見たら “良くないことをしている” と思われて当然のことなのだ。
婚活は「自分が選ぶ場所」ではなくて「お互いに選び合う場所」だ。
それを忘れて “自分が主役だ” と勘違いした瞬間から、その人の魅力は急落していくと思う。
婚活市場でモテているだけの男たち。
その見せかけの人気と、自意識の高さと、女性を見下す視線。
そういうの、もう全部バレてますよ。
ふざけてお店の人が私とマサヤさんの、ツーショットのチェキを撮ってくれた。それはお店の入口にあるボードに、他の常連客が撮ったチェキと一緒に飾られた。付き合ってもないのに。
◆婚活市場で生きる彼
次に会ったのは8月末。
マサヤさんは翌日にSNSの婚活アカウントが集まるオフ会に参加するとのことで、食事をしながらそのオフ会の話ばかり楽しそうに語っていたが、私としては正直行ってほしくなかった。
婚活アカウントのオフ会は、本来ならパートナーを探す場だ。
しかし、SNS婚活に慣れた人の中には、そうした場を「ただの友達との集まり」だと無自覚に認識している人も多い。
私という存在があるのに、彼はそんな場に平然と足を運ぶ。その無頓着さに、私はどうしても疑念を抱かずにはいられない。
一度でも足を踏み入れれば、そこには新しい出会いを求めている異性がいる。どんな関係に発展するか分からない「オスとメス」がそこにいるという現実を、彼は分かっているのだろうか。
「他に気になる女性がいる」と言われ、「待つ」と伝えている私を前に、彼はまるで新しい出会いを探しているように見えた。彼は「夏の思い出として楽しみたいだけ」だと言ったが、ミツルとやっていることが似ている気がして、私はなんだか怖かった。
「もう違う話がしたい」と素直に伝えても、彼はオフ会が楽しみで仕方ない様子で、話を止めてくれなかった。私は真剣に向き合っているつもりなのに、「付き合ってるわけじゃないんだから、他の女性とも会うのは普通でしょ?」とでも言いたげな彼の態度に、私の心は苛立った。
『恋愛じゃない、婚活だから』
そう言えば、たくさんの異性と出会い、比較し続けることが際限なく許されるのだろうか。私は「婚活だから仕方ない」という免罪符に、一番傷つけられたかもしれない。
9月、10月は、ただ夜にお酒を飲むだけの時間が続いた。マサヤさんからの連絡やお誘いが減ったように感じ、私は少し寂しさを覚えた。
11月に会ったときはまた彼の行きつけのお店に行った。
そのときもまた常連客に「もう付き合っちゃえよ。」としつこく絡まれたのだが、彼は「まぁまぁ。」と言うだけだった。
◆クリスマスは、私じゃない女と
11月に2人で彼の行きつけの居酒屋に行ったときに、クリスマスイベントがあるというのを店主から教えてもらっていた。その前にも彼から「いつもの居酒屋でクリスマスイベントがあるから一緒に来る?」と誘ってもらっていたが、付き合っていないまま、クリスマスを一緒に過ごしたくないな……と少し戸惑って返事ができずにいた。
12月になったとき、勇気を出してマサヤさんに「クリスマスはいつもの居酒屋で過ごすのですか?」とメッセージを送ったら「クリスマスイベントに参加するよ!」と返事が来た。
「私も行きたいです!」と言ったら、
「この前知り合った婚活アカウントの女友達と一緒に行くことになっているから、3人で行くことになるけどいいかな」
と彼から提案された。なんでそういう発想になるのか分からない。
「それなら私は遠慮します。」と返事をすると、
ただ「ごめんね。」と返ってきた。
「私は、あなたが私以外に気になる女性が居るから付き合えないけど、待っていてと言うから、好きだから待ちますって伝えていますよね? それで今度はまた別の女性、しかも婚活中の女性とクリスマスを過ごす。そこに私も一緒に行こうって誘うなんて、私は受け入れられません。ごめんなさい。今までのことは全部忘れてください」
今まで私が感じていた違和感や不満が一気に爆発した。
婚活をしているときの違和感や不満の正体はいつも「私のことを見ていない」ということに尽きる。
ちゃんと人を大切にできる男性は、一人の女性を大切にし、静かに選んでいくものだと思う。
“婚活している” とか言っても、結局やっていることはミツルと同じか。
たしかに、私が彼にとって “一番魅力的な女性” になれなかっただけなのかもしれない。彼のせいではなく、私に魅力が足りなかった。ただそれだけのことで、私が彼に対して嫌悪感を抱くのは間違っているのかもしれない。
だが、私が最後に送ったメッセージに何も返信がなかったことも、私を大いに落胆させた。仮に本当に彼が真剣に婚活をしていて、真剣に私と向き合ってくれていたのなら、「待たせていたことへの謝罪」はせめてあるべきだったと思う。メッセージをよこさない、その沈黙は「振る手間が省けて助かった」と言っているかのようで、独身偽装男と同じ思考に思えた。
私は今までなにをしていたんだろう。
結局また男に期待して、また裏切られてしまった。
なぜか涙が止まらなくなって、その日の夜は眠れなかった。
婚活という場では「複数と同時進行しても仕方ない」と片づけられるのかもしれない。
でもその裏では、誰かが傷ついて、誰かが「待っている」。
むしろ婚活というシステムそのものが歪んでいるのかもしれない。
その歪みを歪みだと感じ取れない人たちもまた、同じように問題を抱えているように思える。
婚活という場には、自然な恋愛ではありえない独特のルールが数多く存在し、その異様さに長く浸っているうちに感覚が麻痺していくのかもしれない。
いずれにせよ、彼は私とはまったく異なる価値観で生きているのだということだけは、よく分かった。
たしかに婚活は「自分が幸せな結婚をするため」の活動だが、本当に真剣な気持ちで婚活をしているなら、相手の貴重な時間を奪うことにもっと慎重になるべきだ。
「まだ他にも見ているから、あなたを特別扱いはしません」
そんなふうに扱われると、まるで自分が人間としても未満扱いされているような気がしてくる。やっぱり「待ってる」なんて言うべきじゃなかった。
婚活のせいで普通の感覚を失ってしまった男が「普通の男」のふりをして生きている。それは婚活をしていれば起こりえることで、仕方がないことだと思わなければいけないのだろうか。
「自分を大切にする」ってとても難しい。
私の場合は変な男に引っかかっても「まだ好きだしあきらめたくない自分」とか「やらない後悔よりやって後悔したい自分」を大切にしてしまって地獄を見る。どれも全部自分だから大切にしたいけど、大切にできる自分は大抵1人だけだ。
ふと彼と行った居酒屋に残したツーショットのチェキのことが浮かんで、でもクリスマスは私じゃない女が彼の隣に居て、私が仲良くなった店員さんや常連さんたちが、なんの違和感もなく楽しく過ごす様子が頭に浮かんだ。
ありえない。
独身偽装男の時と一緒だ。
男は女を傷つけても平気な顔でいつもと同じ生活に戻るんだ。
何も悪いことはしていません、だって付き合うなんて言ってないのに勝手にその気になったのは女の方だし、俺は悪くない。
そうやって私が傷ついたことはなかったことになる。そんなのもう絶対に許せない。
◆もう泣き寝入りはしない
次の日、私は婚活友達の麻衣ちゃんに付き合ってもらって、その居酒屋へ行った。
麻衣ちゃんは私とマサヤさんが知り合うきっかけになったオフ会にも参加していて、その後私とマサヤさんが2人で会うようになってから、いろいろな相談に乗ってくれていたので事情は良く知っていた。
目的はツーショットのチェキを回収し、仲良くなった店員さんや常連さんに事の顛末を話して「私はクリスマスイベントに来ない、でもあの男は別の女を連れてくる。」と言ってやることだ。
別にそれでどうなるわけでもない。たぶんみんな「女泣かせのプレイボーイだね!」と笑いのネタにするだけだろう。でも、せめて私が傷ついたことは誰かに知ってほしい。
居酒屋に行くと、いつもの店員さんといつもの常連さんが居た。
「クリスマスイベント来るよね?」と聞かれた。
「いいえ、あの男は別の女と来るそうなので私は来ません。」と即答した。スッキリした。
言われた側はどうリアクションを取っていいかわからないだろうけど『何もなかった』で終わらせたくなかったからこれで私の復讐は終わり。
常連の男性客がふざけて「俺が呼んだらクリスマスイベント来る?」と言ってくれて「来ますよ!」「じゃあ誘うね!」という話になったけど結局呼ばれなかった。もちろんマサヤさんからの連絡も来なかった。結局男側はお咎めなしで、めんどくさい女にはもう関わらないでおこうということだろう。
常連の女性客は「マサヤさん、何考えてるんだろうね。ひどすぎるよ。私はあなたとマサヤさんが2人でクリスマスイベントに来るって思ってたのに。」と親身になって私のことを慰めてくれた。
やっぱり男と女は別の生き物なんだな、と感じた。
私はその日、酩酊するまで酒を飲んだため、その後のことはあまり覚えていない。麻衣ちゃんが言うにはツーショットのチェキはその居酒屋の炭火で焼いてもらったらしい。そのとき嗅いだことのない焦げたビニールと薬品が混じったようなツンとするにおいが立ち上がり、店内が騒然としたそうだ。
それはきっと私の怨念がこの世に残した断末魔だろう。
◆「これでいいのか」と揺れる夜
「結婚式はやりたい?」とか「結婚して家を買うならどのエリアがいい?」とか「こういう間取りがいいね」とか、食事をしている私の姿をこっそり写真に撮ったり、「今ここにいるよ」とか写真や動画を送ってきてくれたりしていたので、私のことを少しは気に入ってくれていると思っていた。
でもダメだった。
また気が合う相手を探すことにも疲れているし、ここまで男運が悪いということは「自分にも原因がある」ことは理解している。改善しないとまた違う男に騙されたり裏切られたりを繰り返すだけなのはもう分かり切っている。
これで何度目だ。
結局ひとりでクリスマスを過ごすのは私で、彼はクリスマスを他の女と一緒に楽しく過ごしていると思うとただただ惨めで悲しかった。
「やっぱりこうしておけばよかった」と「いや、ここで切って正解だった」という感情の波を繰り返して、段々と「やっぱりあの時の判断は正解だった」と思う回数を増やして、何か別のことを考える時間が増えていけば立ち直れる。今までだってそうだった。考えないように、早く忘れようと自分を責めて追い詰めるほど、頭の中でずっと波が収まらなかった。だから「これは今日治るものじゃない、時間がかかるものだから、今日は苦しいかもしれないけどいつかは楽になるよ。」と自分に言い聞かせる。
「これから1時間だけ思いっきり考えよう、でもそのあとはちゃんと別のことをしよう」とか「今すぐメッセージを送りたいけど、今日は文章を考えるだけにして、明日の朝もう一度内容を確認してから本当にメッセージを送るか決めよう」とか、そうやってちょっとずつ逃げ道をつくってあげることで、感情の波をコントロールできるようになった。
婚活をしている以上、結婚するまで「ずっと成功していない」状態。
こんなストレスは他にない。
ずっと反省をするだけ。落ち込むだけ。悲しい思いをするだけ。
気持ちが下を向いてしまうのをなんとか奮い立たせて、また前を向いてこの世に1人の運命の相手を探し続ける。
私はまた、まだ、婚活を頑張らなければいけないみたいだ。
【連載目次】
第1章 恋愛という名の予習
第2章 婚活パーティーという戦場
第3章 経験しか信じない男 コウイチ
第4章 婚活オンラインサロンでの学び
第5章 合コンという社交場の裏側
第6章 完全無欠の遊び人 タケル
第7章 マッチングアプリという“カタログ恋愛”
第8章 個人主催パーティーの甘い罠
第9章 SNS婚活の“自由”と“偏見”
第10章 ミツルの洗脳
第11章 結婚相談所という最後の砦
第12章 『婚活うつ』という終着駅
第13章 独身偽装男 リョウスケ
第14章 結婚しなければ、という呪い 『婚活依存症』
第15章 ギャンブル借金浮気男 マコト
第16章 自称婚活中の男 マサヤ
第17章 私は、婚活をやめた




