ep3 the collapse of everything
893事務所
「噓だろ、また逃げ帰ってきたのか」
「失礼ですがあいつらは俺たちの手に負える相手じゃないっす」
「それに私見たんですあの…佐藤さんは一瞬気絶させられてそれで…あの工藤さんが殺されていたのを、」
それを聞いてたまらず息を吞んだ
「噓…だろ」
佐藤や工藤だって弱いわけないこっちの世界に20年もいた男だぞ
そういった瞬間とんでもないことが起きる
ドアをけり破る音が聞こえたと同時
無数の銃弾の雨が降り注ぎ気づいた時には護衛の躯が無数に転がっていた
「もしかして君がここのボス?」
「あ…あ…」
(奏、あまり乱暴しないでね)
「ごめん、ごめん」
「下にいる手下は気絶してるから大丈夫だよ」
「ここにいる護衛は死んじゃったけど」
「とりあえず、お話しよっか」
「で、君の名前は?」
「根室 冴です、」
「なんで君みたいな女の子がここのボスなわけ?」
「えと...私の親が名代組の組長をやってて..私はこの地区を任されて.」
「へぇーそれで紫苑を攫おうとしたんだ〜」
「舐めんなよ、このゴミが」
そう言って私はコイツの脳天に銃を突きつける
「別にな生きるためならなんでもするっていうその生き方は否定しねぇよ」
「けどな、、相手を選べや」
「今すぐお前の脳天に通気性のある穴を開けてやっても良いんだぞ」
「す..すいません...命だけは.」
(奏..別にそこまでしなくても..)
(実際私は生きてるわけだし、)
「今からお前にチャンスをやる」
「今すぐここで殺されるか、私たちの傘下に入るか」
は笑コイツ馬鹿かよ甘すぎ、私のパパに報告して殺してもらったら済む話しだ
「は..はい勿論傘下に入らせて頂きます」
「よかった〜じゃあ君は今から私たちの犬だ」
「はい、私は貴方たちの犬です」
ぜってぇ殺してやるからな、良い気になってろ馬鹿女が、
「ねぇ、君今こう思ったでしょ何がなんでも殺してやるって」
「嫌、別に思ってないですよ、」
「あははは」
「良いって、良いって、別に隠さなくても〜〜、お前の汚い目を見ればすぐわかるんだから」
「私はさっき君を犬って言ったよね?」
「飼い主としてやっぱりしつけが大事だと思うんだ〜」
私は冴の髪の毛を引っ張る
「痛い痛い、離して」
「わめくな」
「ピーピーウルセェんだよ、クソ犬が」
ドン、
「がはぁ」
私はコイツの腹に膝蹴りを入れる
「よしよし良い子だ」
「それじゃあ地下室行くぞーしつけだ、しつけ」
「じゃあ紫苑は手下たちの見張りお願いね」
(う、うん分かった)
私が言うしつけというのは拷問だ、このままだとコイツを利用することが出来ないしな、
人間というのはすぐ楽な方に行きたがる、特にコイツは温室育ちの苦労しなかった人間だろう、そんな人間の精神なんてすぐ壊れ始める
「おい、犬しっかりしつけてやるからな」
その後
(あのさぁ、、どうしたらそうゆう路線になるのよ)
(なんかもっとこう恐怖でおびえる感じを想像してたんだけど、)
「私も最初はそう思ったよ」
「だけど、この子一直線しかない道に曲道を作っちゃったんだよね」
嫌、これは楽な方にあらがった結果なのか?
もしかしたら演技かもしれない十分注意しないと
「...かなで様ぁもっと殴ってくれないんですか?❤」
「ちぇ、ちょっと黙れよ」
「え?黙らなかったら殴ってくれるんですか…」
「もうヤダこいつ」
(てか…なんでこの女生かしたの?)
「あ?しゃべんなカス」
イラッ
(ねぇ、奏こいつ殴ってもいい)
(いいよね、この馬鹿)
「まぁ、こいつを生かしたのは今後に必要だから…かな」
「やっぱり二人だけだと限界あるしね」
「例えば、どっかの派閥が攻めてきた時すぐに対処できないとかね」
「だけど、その女が付いてくれば、勢力も上がるし、制圧率も高まる」
「いいかね、紫苑、数とは力なのだよ」
(でも、その部下が言うことを聞くと思う?)
「仲間を殺されて私たちを目の敵にしてるんじゃない?」
「それは考えがあるから大丈夫、大丈夫」
(そ…そうならいいけど)
異能事変まで後4日、、結構順調に進んでいる
「おい、変態、部下の人数は」
「今は50人くらいです♡」
「あの、殴ってもらっ、」
「へぇ結構少ないんだな」
「はい、私たちはシノギでこっちに来ただけなので」
「てか、お前たちの本部はどこなの」
「はい、神奈川県です」
「近いな、おい親父に電話しろ」
「はい♡わかりました」
「もしもしパパ?」
「貸せ、もしもし」
「知ってると思うが、お前の娘の命は私が預かっている」
「き、、貴様ぁぁ」
「わめくな猿かお前は」
「娘の命が欲しかったら何もするな」
「こんなことをしてどうなるのか分かっているのか、」
「お前の家族、親戚、友人、知っている奴ら全員皆殺しだぞ」
「おい、決定権はこっちにあんだよタコ」
私は冴のお腹を思いっきり蹴る
「痛いよぉぉぉ、やめてよぉぉ!パパぁぁ、助けてぇぇ」
「いいか?お願いしてんじゃねぇ」
「命令してんだよ、このドアホが」
「これ以上舐めたこと言ってみろ」
「お前の大事な娘のけつが4つに割れるかのな」
「…く…わかった」
「どうしたら娘を解放してくれる?」
「ああ、返してやるよ、原形が分からい肉塊になった娘をな」
「せいぜい、神にでも祈っておくんだなくそったれが」
「ま、待て…」
「えい」
ブチッ
私は電話を切り、窓からスマホを投げた
(これでヤクザ達はこっちに攻めてこないの?)
「いやいや、腐ってもヤクザだし来るに決まってんじゃん」
「さすがに大人数では来ないと思うけど」
「何人か手練れを送り込んでくると思うよ」
「だから頑張ってね、紫苑」
(な、なんで私が?)
(奏がやってよ)
「うっせぇ、雑魚は雑用でもやってろバーカ」
「お前と違ってご主人様は忙しんだよ」
(いい加減にしなさいよ、この三下)
(このドⅯの変態が、さっきから気持ち悪いのよ)
「全然気持ちよくない、やり直し」
「よかった、よかった二人とも仲よさそうで」
(冗談言わないで、こんな変態と仲いいなんてありえないでしょ)
お風呂場
(なんか今日は疲れたな)
(やっと一人でゆっくり出来るって感じがする)
(あと4日かぁ…本当に起きるのかな、)
(これで異能事変起きなかったら私ただの人殺しになるんだけど、)
正直な所、半信半疑である。そんな非現実的なことが起きるのだろうか
(ていうか…私の能力って何なんだろう?)
「能力は私と同じだよ」
(ちょぉぉぉぉおお)
(気配消して入ってこないでよ)
(てか出てけ~~~~)
「いいじゃん別に」
「お互いに出来ることは少ないけど」
「私と紫苑の能力は普通の人と比べられないくらい難しい」
「なんなら、最初の試練で死ぬかもしれないし」
(だからなんでそうゆう大事な話を先に言わないの)
「だって聞いてこなかったんだもん」
(はぁ、もういいや)
「そんな拗ねないでよ」
「まぁ、そんなに小さいし仕方ないか」
(あ?それはどこを見て言っているのかな?)
(胸だったらマジ殺すからね)
「いや~どこが小さいなんて言ってないですけど~」
(うるさい~もう許さないから)
「まぁ、私は平均より全然大きいから」
「そんな胸ごときで騒ぎませんよ」
「あはは、ごめんねぇ~」
(ああ。もういい)
(なんか久しぶりに一人だと全然眠れないな~)
奏と冴はいったん組事務所に行った
なにやら名代 冴の部下のごうも…しつけをしに行ったようだ
部下が50人もいて時間がかかるから、先に寝てろと言われた
(…なんか私だけ仲間外れみたいでなんか嫌だなぁ)
最近は、忙しい日が少なくなった
朝から接近戦闘の勉強、夜は実戦練習
どれも大変で忙しかった、、だけど…
奏と会ってから毎日が楽しくなった
親から売られ、変態に買われ、何とか逃げ出して施設で育った、、
暗い性格の私には、友達はできなかった
いつも一人だった
私が誘拐されそうになった時、
ゴミみたいな人生から、私に手を差し伸ばしてくれた。
なんでも私のことを知っている彼女との生活はとても楽しかった。
今、人生で一番楽しいと胸を張って言える
(奏…早く帰ってきて)
(寂しいよ、)
そう言って私は瞼を閉じ、ゆっくり寝た
「流石に疲れたな、、」
「一日で40人の躾なんて」
かれこれ気づけば半日掛かってしまった
今は午後4時過ぎ
もっと早く終わらせようとしたんだけど、、
「いった、、、」
突如、急に心臓を掴まれるような感覚に襲われる
【おい、、】
脳内で誰かが喋りかけてくる
だが、聞き覚えのある声だ
【お前は世界の崩壊を、ただ茫然と見ているだけか?】
「ああ、そうゆう事ね」
忘れていた確か5年前も同じセリフを聞いていたっけ?
「久しぶりだね、いや」
「この世界では初めましてかな?○○○」
【貴様、何故名を】
「まぁまぁ、そう驚かないでよ」
「まぁ、わけあって5年前にタイムリープした」
「だから私は未来から来た、神楽 奏」
「○○○の目的も全部知ってる唯一の人間だよ」
【なんだぁ~全部知ってるんだ~】
【僕の名前を知ってて、目的があることも知ってる】
【それじゃあ、3日後にまた】
「はいよ」
あいつと喋ると疲れるんだよなぁ
「ったく、心臓が痛いったらありゃしない」
あいつは私にとって重要なキーになる
私が元いた世界で、あいつがいなかったら、私なんてとうの昔に死んでいただろう
家
「あ、おかえりなさい」
「なんでこの前のポリちゃんがここにいるの?」
「え?見逃してくれたんじゃないの」
「えっと、追跡しました」
「カメラにバッチリ映ってましたよ」
「あ、ご飯いただいています」
「ちょ、それ私のなんですけど」
「ていうか、あの女刺したの私じゃないですよ」
「ナイフに私の指紋ないよね」
「はい、なかったですね」
「まぁ急に逃げたし、事情聴取ですよ」
「いいから帰れ」
「ご飯食べたら帰りますよ、あ、それと」
「最近この辺で連続殺人犯がウロウロしてるかもしれないので」
「戸締りはしてくださいね」
「え~…こわーい紫苑守って~」
(きも。)
「ちょちょ、引くなし」
「てか早く帰ってくれない」
「私と紫苑のイチャイチャタイムを邪魔する気ですか」
「まぁ、少しは待ってくださいよ。殺人犯さん」
「ここの地方の警察があなたの事ねらってますよ」
「そんで…?ポリちゃんがそれを私に教えるメリットがいるわけ」
「ありますよ、ベリアルのトップさん」
「お前、何者だ?」
今の時代にベリアルなんて組織なんて存在しない、それを知っているということは、、
「お前も未来からか?」
「うん、そうだよ」
「私が警察の情報を教えたのは、私もベリアルだったから」
「お前、何者だ?」
今のこの時代に、ベリアルなんて派閥はない、それを知ってると言うことは、、
「お前も未来から、、」
「うん、そうだよ...」
「私が警察の情報を伝えたのは、」
「私もベリアルだったから」




