表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

ep2 spear and shield

私はスーパーで刃渡り15cmの果物ナイフを買った、

果物ナイフは果物の皮や身を切るものだから、あまり切れ味は良くない、だからこのナイフを研いで紫苑に渡した


「コレって銃刀法違反になるんじゃ、、」

紫苑は心配そうな声を漏らす


「紫苑、後少しで能力事変が起きるんだから気を引き締めないと、いつでも私が助けに行ける訳じゃないんだから」


「無理だよ私に人を殺すなんて」


私も最初はこんなんだった、人を殺したら自分が人として生きていけないんじゃないかって思ってたっけ?


「紫苑、真剣に聞いて」


「生きていく上でそんな甘い考えは通用しない、常に生きるか死ぬかな世界なんだよ、」


「でも奏はあっちで沢山の人を殺してるから慣れてるだけ、、」


「確かに私はあっちで沢山の人を手に掛けた、私の心はもう壊れているから、はっきり言って紫苑が正しい」

「でもねその甘さで自分の大切な人を失うかもしれないんだよ」

「今の紫苑にこんなこと言うのは残酷かもしれないけど、、」

「甘さは捨てろ、無駄なことを考えるな、生きるためなら味方も利用し、裏切り、殺せ」


「無理だよ、、私には。」

紫苑から一粒の雫がこぼれ落ちる、


「無理じゃない、やらなければいけない日が必ずやってくる、、私たちはそうゆう運命だから」


「ほら、泣いてないで行くよ〜」



そうして私たちは今は使われていない廃工場の中に行った


「さぁどっからでもかかってきて良いよ〜」


「でも当たったら危ないし、、、」


「大丈夫、素人のナイフが私に当たる訳ないから」


「でも、、、」 

「良いから早く」


「どうなっても知らないからね」

そう言って紫苑は私に向かってナイフを振った


「歩いてる時に言ったでしょ、大振りはダメ、全ての動きをコンパクトに」


「なんで、、当たらない、」

「ひぁぁあ、触ったわね、この変態」


「だって私紫苑の事殴れないしからスキが合ったら触っちゃうねおっぱい」


「私を本気で怒らせたね、もうどうなっても知らないから」

そう言って紫苑は本気に殺す気で向かってくる


「イタ、、」

「ちょっと攻撃しないんじゃなかったの?」

私は紫苑のナイフを軽々と避け頭にチョップを当てる


「言ったでしょ大振りはしないって、後ちゃんと脇を閉めて、相手の動きを予測してナイフを振ること」

「お手本見せるから」

そう言って私はゴム製のナイフを取り出して紫苑に近づいた


「待って、早、、」

「イッタ〜、、」


「避けるときは相手の目線、殺気、呼吸から軌道を読むことが重要だよ」

「もっかいやるから避けてみな」

そう言って私は再び紫苑に飛び出す


「目線、殺気、軌道、をしっかりみて、」

紫苑が全てのナイフを避ける


「出来た、全部避けれた、、」


「はーい今日はここまで、」

「凄いじゃん1日で出来るとは思わなかったよ」


「今の見た?私カッコよくない?」


「コーラ!慢心しないのまだ初歩の初歩、明日はナイフの切り方、防御の仕方を教えるからね」


「少しは褒めてくれたって良いのに、、」


           帰り道


「改めて奏の凄さがわかった気がする、」

「今のも全く本気じゃないでしょ?」


「本気出してたら開始1秒で首無くなってたよ」


「それ冗談でしょ?」


「嫌、本当本当〜それくらいじゃないと生きていけないからね、」


「私と奏は何年ぐらい一緒にいたの?」


「会ったのは能力事変が起きてすぐだから5年ぐらいじゃないかな?」


「長いね、それってもう家族じゃない?」


「やっぱり同一人物だから同じこと言うね、」


「ねぇねぇ、もっと奏について教えてよ、そしたら奏みたいに私もカッコよくなれちゃうかも!」


「紫苑には難しいかな〜」




          893事務所

「あ?知らねぇ女が来て攫えなかっただ?だったらその女ごと攫えよ、全く使えねぇな〜」

「まぁ良いや、二十人だ、どうせ少し格闘技齧ってるとかだけだろ、大人の恐ろしさ思い知らせてやれ」

「良いか?くれぐれもサツには見つかんなよ、次失敗したら命はないと思え」

「女に負けて帰ってきたクソ半グレどもが」




           廃工場にて


「奏〜奏〜今のメッチャ良い感じじゃなかった?」


「肩に力入りすぎ、後切った後スキが大きすぎる、もしかしたら敵は一人じゃないかもしれない、銃なんかも持ってるかもしれないよ」


「少しは褒めてよ〜やる気無くす、、」


「ちょ、拗ねないでよ」

「紫苑は頑張ってるよ、最初に比べて動きもかなり良くなったし」


「本当!やった〜!」


危ない危ない紫苑が拗ねたらご飯作って貰えなくなっちゃう



練習を始めてはや5日紫苑もかなり動けるようになってきた朝はナイフの刺し方、防御の仕方、体術なんかを教えて夜には反省会を行なっている


今の紫苑はそこら辺のチンピラ程度なら余裕で殺せるぐらいだろう

まぁ、、、その勇気があればの話だけど


そろそろ実践的にやったほうが良いのだろうか、恐らくだがそろそろ前のチンピラどもからの報復がくるはずだ。

だが所詮は半グレ、頭の悪い奴らの寄せ集めだからなヤクザみたいに頭を使って来るわけではない、でも私はバックにヤクザがいると踏んでいる


「紫苑そろそろ本番やろうよ」


「本番?」


「そう、今紫苑が人を殺せるか試すの」

「そろそろ前の半グレたちからの報復がくるはずだから」


「そんな笑顔で言われても」


「大丈夫、半グレとかヤクザ殺しても警察は動かないしもうすぐ能力事変が起きるから」


「出来るかな?私に」


「やらなきゃいけないんだよ、、紫苑」

「それじゃあ帰ろっか」 



          紫苑宅

「え?今日私の家に半グレが来るの?」


「そうそう、この料理美味しい〜、紫苑の料理美味しいから大好き!」


「なんでもっと早く言わないの、、私だってほら心の準備とかあるからさ」


「そんな心配しなさんなって」

「どうせアイツら馬鹿だからドアとか蹴って起こしてくれるよ〜それじゃあ、おやすみ〜」


この女マジで寝やがった、

この女は馬鹿なのかな?今日殺されちゃうかもしれないって言うのに


「私だけでも起きてよ、」


そうして深夜ドアを叩き、蹴る音が聞こえる


「奏、奏起きて、来た来た、、」


「後5分だけ〜」


「は?」

「ちょちょちょ、、マジでやばいってメッチャドンドン聞こえって」


「さぁ紫苑は実戦でも戦えるかな〜」


「...やるしかない、ここじゃ狭い、あそこに行くよ奏」


「え..どこに?」


           廃工場

「なんで、あんな大人数で、」


「まずはここを選んだのは正解だね」


「て言うか奏起きてるじゃん」


「なんなら半グレたちが来る5分前には起きてた」


「それじゃあコレまでの練習の成果を十分に発揮してもらおうか」


「え...?手伝ってくれないの?」


「紫苑が本気で死にそうになったら助かるよ!信じてる、頑張って」

「後普通に銃持ってるやついたから昨日対策教えたから実戦してねー」


「マジで助ける気無いじゃん、、、」

足が震える奏との練習とはまるで違う、実戦と思うだけで空気が重く感じる...怖い、でもやるしか無い


半グレたちが見えてきたので私は腰からナイフを取り出す


「ヒャッハハハハ」

「こんなガキ攫うだけで金が手に入るとか最高かよ!」「俺が一番乗りだ〜」

そう言って半グレが一直線に私に向かってくる


私は半グレのナイフを当たるギリギリまで引きつけて頸動脈をねらうため、首に刃を突き立てた


その瞬間肉を抉る嫌な感触が腕に伝わってくる


「がっ...ガバァ」


「悪く思わないでね、殺すって事は殺される覚悟があったはず」

そう言って私は首からナイフを抜く、そうすると首から生温かい血が私の手に飛び散る


「慣れそうに無いかもな〜コレ」

人を殺した罪悪感が凄い、一人の未来を奪ってしまった事実がまた、、


「まだ一人だ集中を切らすな」


「分かってるよ、、」


「オイ、お前らもう良いアイツらを殺せ〜」

そう言って三人の半グレが私に向かって突っ込んでくる


武器は金属バット、鉄パイプ、木刀、全てリーチが長い武器だけど近づいてしまえば何も問題ない、私は振られた金属バットをギリギリまで引きつけてかわした、その拍子にもう一人の木刀を持ったやつに金属バットが当たった


「テメェ、何当ててんだ」


「すまん、、わざとじゃ」


私はそのスキを見逃さず二人の首に素早くナイフを突き立てる、


「バ、、バケモンだ〜」

そう言って鉄パイプを投げ捨て一人が逃げようとした


それをみて私は首目掛けてナイフを投げ命中させて殺した、


それを見て他の半グレ達は帰って行ったが、異質な二人は帰らずそのままただずんでいた、


「すげぇな嬢ちゃん、もしかしてこっち側の人間か?」


「やるね〜、高校生」


今までの相手とはまるで違う殺気、威圧が尋常じゃない、武器は銃とナイフ


「ヤクザ、か」


「待って紫苑、もう一人は私がやる」


「オイオイ、ヤベェな、アンタつえぇだろ?」


「私はこっちやるから紫苑はそっちお願い」


「もう疲れたんだけど、、精神的にも」


「行くぜなも知らぬ嬢ちゃん」

そう言ってヤクザは銃口をこちらに向けた


「相手の視線を見ろ、」

そうしてヤクザがトリガーを指にかけた瞬間、私は体勢を低くした、


「っぶな」


「はははは、スゲェな嬢ちゃん」


「銃とか卑怯じゃないの?」


「命のやり取りに卑怯もクソもあるかって」


私は当たらないように体勢を変えて左右に移動しながら前進する、、


マジで銃とか怖すぎる、プレッシャーで押し潰されそう、、




でも、、、このプレッシャーが楽しい


「な、コイツ笑いやがった、舐めやがって、」


なんでこんなに楽しんだろう、

当たったら死んじゃうのに、

ヤクザとの距離は残り数メートル、そこでヤクザの動きが変わった


「コレでフェアだな嬢ちゃん」

ヤクザは懐からナイフを取り出した


私は振られたナイフをギリギリで避ける


「ほらほら、逃げてばっかじゃつまんねぇだろ〜」


なんでだろうナイフが遅く見えてくる、、

そう、私はこの時大量のアドレナリンが分泌されていた


ナイフを避け次の攻撃が来る前に浅く、早く半グレの肌を切り裂いて行った


「いってぇぇな、このガキ〜」


怒りに任せた大振り、、


その大振りを避け私は半グレの首目掛けてナイフを刺した


「やっぱり潜在能力は高いな、流石私の相棒」


「そっちは銃声とかしなかったけど、一瞬で終わった感じ?」


「勿!まぁ気絶させてるだけだどね〜コイツからボスの場所吐いてもらうから」


「なんかもう疲れた、」


「後もう一踏ん張りだからさ!さぁ警察来るかもだから撤収しよっか」


そうして私たちはヤクザを引きずって家まで帰った








































評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ