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ep1 Reset

「...はぁ、はぁ、クソが、、」

一歩また一歩血を流しながら人通りの無い路地裏歩く、


頭からの出血、右腕は吹き飛んだし、左手も折れて使い物にならない、足ももう限界に近いだろう


「なんで、、なんでアイツが裏切りった、、」

視界がボヤけてくる、


でも人間は粘り強い今なら闇医者にいけば助かるんじゃ無いか?そんな淡い期待を抱いて歩いている


そんな時私の中で最悪な事が起こる


「もう良い加減死んでくれても良いんじゃ無い?」

そうゆうアイツには笑みが張り付いていた、


「なんで裏切ったんだよ、クソが」

私は小さくそう呟く


「まぁ良いや、最後に何か言い残す事はある?」


「あるぜ、クソガキ」


そう言って私は口の中に溜まった血と唾液をアイツの顔に飛ばした、


「へ、ざまぁねぇぜ」


アイツの顔が真っ赤に染まり怒号をあげる


「このクソガキが〜!」


私は切り刻まれ首を切断され自分の体が見えた、だけど私は最高の気分だった、アイツに憂さ晴らし出来たのだから


私の目の前から光が消えていく、



あぁ死ぬんだな私、、、、

鳥の囀り、窓から入る光で私は目が覚める


「んだよ、うるせぇなー」

そう言って私は体を起こす


「は、なんで私生きてるんだ?確実に私は殺されたはず、、」私は生きている現状に空いた口が塞がらない


まさか神様が私に死者蘇生カードでも使ったのか?そんな訳ないか


「ていうかここは6年前に私が生活してた部屋だ」

そして私は自分のスマホを確認する、


「2064年7月14日、異能事変が起きる5日前だ」

「まぁ別に生きてるからなんも問題ないか!」

「てか6年前って事は私まだjkって事?若すぎ‼︎」

「待っててか今日学校あるじゃん、やっば、、急がないと」


この楽観的な女の名前は神樂奏「かぐらかなで」

未来で組織のトップだったが、味方に裏切られて殺されてしまったと思ったらタイムリープしていた現高校生


学校到着


「未来は今私が死んでどうなってるかな?相棒が敵討ちで動いてるのかな?まぁアイツならやってくれそう」


ここで異能事変について少し話そう

今から5日後それは突如起きた、、今まで経験もした事無い様な地震が起き、それと同時に色んな人に異能という特殊能力みたいな物が宿った、また地震が止むと未知のモンスターが人間を殺戮しその影響で人口の5、6割は死亡した、、異能と言うものは選ばれた人のみに与えられ、与えられなかった物は非能力者として扱われる、この非能力者の人たちは後々出来る8つの派閥に入らないと殺されても文句は言えない、「北海道のイェグディアス」「東北のベリアル」「関東のサラフィエラ」「近畿のミカラゼル」「中部のベルリオン」「四国のバラミルクス」「九州のザドキラグ」「沖縄のラファルス」が存在していて私は元々ベリアルのトップであった、


「後もう少しでサラフィエラを壊滅させられたってのに」そんな事を呟いていると、、


「は?」

突然、机に置いてあった筆箱がわざと落とされた


「は?じゃねぇよwお前舐めてんの?」

数人の女子が私に集って来た


「またしつけが必要みたいだね」

そう言って私の髪を掴み連れて行った


ちょ、マジで痛いってコレ禿げる禿げる


連れてこられたのは立ち入り禁止になっている教室


「女の子数人で私を囲うなんてそうゆう趣味?」

嘲るように言う


「ちげぇよマジで舐めてんな、殺すぞ?」

「おい、お前らコイツ押さえつけろ」

そうゆうと二人の女子が私の腕を後ろにして固定して来た、


その後一人の女子が懐からナイフを取り出してこっちに向かって来た、


「あんま学校で騒ぎは起こしたく無いんだけど、」

まぁ正直素人のナイフに当たるほど私も馬鹿じゃない、少し懲らしめてやるとするか!


私は頭を後ろに勢いよく振り一人の顔に当てる、その一人の力が弱くなったらもう一人の女子の体を掴み位置を反転させる、そうするとあら不思議


「いったぁぁぁい」

ナイフを持った一人が私を掴んでた女子の肩を刺した


「嫌、、違う、その女が急に変わるから、、」

震える声で彼女はそう言う


「警察にも同じ事言うのかな?」

そう話していると


「うわぁぁぁあ」

私の腕を掴んでた女子が逃げようとしていた


私は勢いよく飛び出しソイツの頭を持って床に叩きつけた、死んではいないが気絶したみたいだ


「痛い、痛い、痛い、死ぬ、」

刺された一人が喚いている


「肩を刺されたくらいで死ぬ、ね、ねぇ助けて欲しい?」私は彼女に問う


「すいません助けて下さい、、お願いします」

そうゆう彼女には涙が浮かんだ


まぁ助けないで警察呼ばれるのも面倒だったので最低限の応急措置を行なった


「それで病院いけば死にはしないだろ、、後、警察とかに言ったら殺すから」私はあの頃の殺気を少し出す、そうすると彼女たちは怯えながら首を縦に振っていた、


その後


「正直この体でも意外と動くもんなんだな、もっと動かない物だと思ってた」私は学校を出ようと廊下を歩いていると、


「すいません警察の物ですが、数人の女子からあなたから刺されたと通報がありました」


は?アイツら警察呼んだのかよ面倒くせぇ


「私じゃないですよ、おまわりさん」

私は焦りを隠しながらそう言う


「まぁ詳しい事は署で聞くから行こっか」


やばいコイツ聞く気がねぇ、それを悟った瞬間私は思った、、、



逃げるしかねぇ!


私は警察に捕まりそうな中走って逃げようとした



「逃げるならちゃんと逃げて下さいね〜、追いかけるの面倒くさいので」


「嫌、そこはちゃんと仕事しろよ」

そう良いつつ私は家に向かった


..帰宅


「やっぱ何も無いと暇なんだな、」

あの世界では殺す、犯す、盗む、騙す、全てが何でもありの世界、だからこそ退屈なんて物は存在しなかった毎日、毎日、命は死と隣り合わせ、それでも仲間と過ごしたりするのは楽しかった!


「ああぁぁぁぁぁぁあ、そうだすっかり忘れてた!」

「今この世界なら、内の相棒もいるって事だよね会いにいくしかねぇっしょ!」そう言って私は、スマホやサイフなどを持って家を出た、


そこから電車に乗り、揺られながら約40分、東京に着いた、


「壊れて無い東京なんて初めて見た、繁盛してたんだな」私のいた世界では異能事変が起きた半日後には23区はほぼ壊滅状態、サラフィエラも勢力を効かせようとしていたからこそ、この景色が綺麗だと感じた


「確かここら辺に住んでたって言って多様な正直家を探したりするのは面倒だな....叫ぶか」そう言って私は息を思いっきり吸って、相棒の名前を叫んだ


「琴吹紫苑ーーーーーー(ことぶきしおん)」

私はありったけ大きな声で叫んだ、だからか周りの視線は全て私に向けられた、だが関係なく名前を呼び続ける


「紫苑ーー琴吹紫苑ーーーいるんでしょーーー」

そう叫んでいると、、


一人の女の子が肩を叩いて来た、


「ねぇ私の名前呼ぶのやめてくれる?恥ずかしいから、、」

「おー紫苑だ相変わらずだね」

「あのー何処かでお会いしましたっけ?」

「あーごめんこっちの話」

「ちょっと来てもらえる」

そう言って私は彼女の腕を掴んで近くのカフェに入った


席に座って私は彼女にこれから未来に起こることについてありったけ語った、


「へぇ〜、って事はこの後世界は大変ことになるんだ〜」

「まぁ簡単に言うとそんな感じっす」

「なんかー、うんごめんそうゆう時期何だよね」

「でもねそうゆうのは後々後悔するから直した方が良いと思うよ、」

「あれ、もしかして私厨二病に見られてる?」

「嫌、違うんだって実際これは本当に起こることで」

「モンスターとか特殊能力とかそんなの信じないから、もう良いでしょ」

「待って紫苑の秘密知ってる、背中にほくろが3つあったり入学式の時とかにやらかしちゃったり他にも、、」

「もう良いからそんな空想に付き合ってられないの」

そう言って紫苑は店を後にした


実は彼女は今日誘拐される、男たちに強姦されたり暴力を食らった事で精神が崩壊してしまう、、


「アイツは絶対に救う」


...紫苑の帰り

「マジで何なの、大声で名前呼ばれてついて行ったら意味分かんない話されて、もうやだ、」


そう言って路地の近くを歩いていると、


「え、、」

突然男二人が私を捕まえて人通りのない路地裏に連れ去った、


「もうボスが来る前に一発やっちゃうか?」

「もう壊して俺たちのおもちゃにしてやろうぜ」

男たちは気色の悪い笑みを浮かべ胸に手を伸ばす、


「嫌、、やめて、、」

「誰か、誰か助けてーー!!」

私はありったけの声で叫んだ


その時

「オイ、そこのゴミ二人、その胸触って良いの私だけだから、」


「あれ、さっきの、、」

私の目から涙が溢れる


「もう心配しなくて良い、コイツらは私が殺す」

私の相棒を泣かせたんだ万死に値する


「なんだこの威勢のいいガキは、」

「おもちゃが増えただけだやっちまえ」


そう言って二人の男が詰めてくる、


ふw遅すぎて話にならない私は一人の男の懐に即座に滑り込み懐から出したナイフを突き立てる、


「致命傷は避けてやったが、どうする?」

もう一人の男は怯えて動けなくなっていた、


「殺しちゃダメ、、」

紫苑が必死に言う


「紫苑こうゆうバカは殺した方が良いよ」

「ダメ、、殺さないであげて」

その目には涙が浮かぶ


「はぁ⤵︎分かった、もうお前ら次はねぇぞ」


そういうとゴミどもは消えて行った、


その後紫苑は私に抱きついて来た、

「うわぁぁぁん、怖かったよぉぉ〜」


ふぅ紫苑が無事で良かった、


...その後の帰り、

「紫苑家来る?私親いないからさ、」

「へぇ〜私もいないんだ」

「知ってるから大丈夫」

「え、やっぱ本当に未来から来たの?」

「そりゃあ勿論、信じてくれた?」

「少し、、信用できるかな」

「やった!」


...家到着

「ねぇ紫苑得意料理作ってくれない?あのソーセージの奴」

「なんかもう全部知られてる気がして、怖いかも」

「そう言って、、私の最初奪ったくせに」

「え、?なんかごめん、」


そう言って紫苑は調理を始めた


「紫苑、、一つ信じてやって欲しい事がある、」

「何?」

「異能事変が起こる五日後までに私とトレーニングするよ」

「え?本当に起こるの?」

「まぁ、一応未来から来てるんで、信用して下さい」

「まぁ助けてもらったし、、分かったやってみる」


そう言って私と紫苑のトレーニングが始まった、、









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