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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

おれの気持ち

作者: たかやす

 遠くから歌声が聞こえる。


 日々歌声が変わる。歌い手がかわるためだ。皆一律に国の歌を歌うが、一人だけ子ども向けの歌を歌う巫女がいるようだ。彼女の歌う日だけ、なんだか、のんびりとした穏やかな気持ちになる。


 だから気になった。どんな巫女が歌を歌っているのかを。



***



 神殿のある島は入島制限という名の、立入禁止区画である。誓約を交わした管理者と騎士達と潤沢な魔力をもつ巫女達が、そこには住んでいる。巫女達は島の結界を維持する、生きた魔力装置である。


 元々この島には結界が張られていた。恐らく神代の時代に落とされた、『神の怒り』から大陸を守るためこの世界を作った女神が張ったと言われている。この結界は次第に弱くなってはいるが、まだその機能を有している。万全な機能を維持するための装置として巫女達がいる。


 結界の維持には潤沢な魔力を有する魔女や魔法使いが必要である。しかし、結界の維持は過酷な労働であり、それを好んで行う者達はいなかった。そのための情報操作だ。


 『有翼人』と『人』のハーフは、時折、魔力の潤沢な魔女や魔法使いが生まれる。それを利用しようと考えた。ハーフの子らを『要らない子』と蔑称をつけ、『有翼人』からも『人』からも疎まれるよう数代前のこの国の議会が決めた。そしてその通りとなり、この国は無償の生きた魔力装置を手に入れた。



***



「馬鹿馬鹿しい」


 透き通るようなオーロラが周囲を張り巡らせて、堅固な結界としたのには理由があった。結界をみると思い出し、嫌な仕事だったと心が腐りそうになる。早々にクーデターが成功したらいいのにと心から思う。


 もううんざりだった。意味のないいがみあい。短命の巫女達。私腹ばかり肥える議員達。自分が隊長を務める軍諜報部は全て手を回し、クーデターへ参加する予定となっていた。軍の恐らく半分以上は参加する手筈となっている。昔からの『人』の友人達と肩を並べて喜び、怒り、泣き、楽しみを分かち合いたい。


 そしてあの歌の巫女を迎えに行きたい。



***



 クーデターのために神殿の見張りをかってでた。決して彼女のことを調べたい、からではない。ただ、時間があれば調べるつもりだが。現議会の象徴ともいえるあの神殿は必ず落とさねばならないと、有志たちの意見は一致している。そして、巫女達を救い出すことも皆の賛同を得た。


 神殿の島がある周囲には何もなく、近づいただけですぐに監視の目に引っかかってしまう。そのため、仕事柄よく使う遠見と遠耳の魔法を使い、魔法で監視していることをばれないように、撹乱と幻惑の魔法も敷いておく。


 お陰様でここ数ヶ月ばれることなく、監視が進み、どんな巫女が歌を歌っているのか、彼女が歌を歌うまでの周期を把握できるようになった。そして、あの島からは出られないはずだが、あの巫女はどうしてか抜け出せているよう………間違った。騎士の見回りの周期、交代時間、抜け穴がないか、丹念に調べ上げた。

 


***



 軍部諜報部はなにかと忙しい。特に今は二足のワラジ状態で、通常業務を消化しさらにはクーデターのための情報収集も秘密裏に担っている。また上層部の尻拭いという仕事もいきなり湧いてでてくることもある。


 そのため諜報部の隊員達は皆優秀である。特異能力をもっていたり、固有魔術や技能が優れていたりすることが多い。特に諜報部の隊長は情報関連の魔法に非常に優れており、隊員達が一日がかりで行う仕事を半日ですませることもある。仕事に関しては非常に優秀であると言わざるを得ない。仕事に関しては。


「……隊長はまた覗きですか?」


 副隊長は隊長に言葉をかける。いつものことだ。流せばいい。ただ自分の知らないところで、隊長が捕まってしまうと色々と後手に回ってしまうことを避けたいだけだった。特にこの時期はデリケートだから、できれば犯罪者になってはほしくない、終わってから好き勝手やってほしい、除隊してから、とつくづく副隊長は思うところである。


「敵情視察というやつだ。敵はなかなか姿を見せない」

「今は仕事中だからいいですけど、隊長は暇さえあれば、神殿を遠見と遠耳魔法で覗いてますよね?仕事以上のものがあるんですか?」

「んー、愛しい愛しい未来の俺の花嫁がいる」

「………………………」


 開き直っているのか元からなのかはわからない。目下、隊員達の悩み事が隊長の奇行だ。いつの頃からか隊長が、暇を見つけては情報収集という名の覗きをしているように思える。神殿の情報収集の依頼が来る前から始まったそれは、隊員達には犯罪まがいのように思えてならなかった。


「なんだ?聞こえなかったか?未来の俺の花嫁がいるんだよ」

「…………えっと?隊長、婚約者いましたっけ?」

「婚約はしてないな」

「お付き合いされてるんですか?」

「してないな」

「…………えっと、相手の方って隊長のこと知ってるんですよね?」

「これから知ってもらう予定だ」

「……………………」


 副隊長は頭をフル回転させて、付き纏いの犯罪は罰金刑と刑罰があったことを思い出した。自分達の隊長が犯罪者になることは避けたい。犯したとしても隠し通したい。揉み消したいと心から思った。


「なんだ?女性に結婚の申し込みをするには、相手のことを知らねばならん。そのための情報収集だ」

「…………まずは思いを伝えて、同意を得てからお互いのことを知るのでは?」

「そんなまどろっこしいことはできない。よくそんな悠長なことをしてられるな?まずは相手を知り、囲ってから落とすんだろ?」


 攻城戦の話だろうか、隊長は城を落とそうとしているのだろうか、と副隊長は考えるも、結論はでなかった。そもそも何の話をしているのかわからなくなってしまう。とりあえず、相手には同情しかない。何故隊長に目をつけられるような真似をしてしまったのか、説明してもらいたかった。あんな危険な犯罪者が誕生してしまったのだ。なんとか責任を取ってほしいと思うのは、隊長の部下だからだろうかと思わずにはいられなかった。


「ん!?どこにいくんだ?」


 どうやら相手に動きがあったようで、遠見の魔法を多重展開した後、魔法の痕跡を探る探索の魔法を全方位に展開した。普通の魔法使いは、ここまですると魔力の枯渇を起こし昏倒してしまうが、潤沢な魔力に恵まれた隊長は、それでも尚余裕を見せている。


「下に降りたのか?……後は任せる。とりあえず神殿に誓約コピーもできる『成り代り』が得意な者を何人か潜ませておけ」

「わかりましたが…………、隊長はどこへ?」

「追いかける」


 そういうと、隊長は翼を広げ下へと降りていった。どこへ何しにいったのかとか、どうやって後を追うつもりなのか、副隊長の能力では犯罪ギリギリか片足突っ込まないと力を振るうことができない。ある意味で振り切れている隊長に尊敬の念を抱かざるを得ない。ただ、


「狙われている子は逃げられないだろうな」



***



「ふう、ようやく見つけた」

「え?」


 遠見の魔法ですぐ近くで見ていたようなものではあったが、やはり生で見るのは違う。とても可愛らしい。薄い色素が特徴のハーフ達は皆色白で髪色も薄く、全体的に白っぽい印象だ。彼女も例に漏れず、白い肌、白金色の長い髪、薄い水色の瞳がハーフであると証明しているようだ。


 頭を撫でると柔らかい髪質が手にまとわりついてくるようだ。


 そしてこちらを胡散臭そうに見る。


「………誰?」

「ん?君の将来の伴侶だよ」

「…………え?販路?」

「残念!式はいつがいい?」


 それから彼女は逃げるようになった。でも残念。一度目をつけた獲物は逃がさない。逃げられないんだ。逃すつもりもないけど。とりあえず、彼女の行き先は決まっているから暫くは自由に泳がせておこうか。


 彼女はどういう伝かはわからないが、休みの日に何度か下へと降りて、街の隅に隠れている孤児のハーフ達へ施しをしている。あんな回数だとやっていないのと変わらないのだろうけど、彼女なりの気持ちの現れではないかと思う。だから、俺は数日おきにあのガキ共に施しをするようになった。すると、現金な奴らは彼女より俺を慕うようになった。それを見て、彼女は悔しそうにこっちを見る。可愛いな。


「そんな顔していると食べちゃうぞ」

「そうですか」

「相変わらずつれないな」

「そうですか」

「悔しいんだろう」

「……もげてしまえ」


 彼女は孤児達にご飯と保存食を渡していた。俺はいつものように甘味と金品を少しだけ渡した。


「お金……!」

「ん?ああ、入り用だろう?何かあった時に役立つからな。あげすぎてしまうと狙われるから、そこら辺はまあ相談してだな」


 愕然とした表情が面白い。巫女なんて外出なんて禁止されているだろうし、常識だって知らないんだろうな。あー、いいな。何にも染まっていない感じがな。俺色に染まってくれるのかなー。いいね。


「……顔がやらしい」

「色男だろう?」

「……触るだけで子どもができそう……」

「失礼な!そんな才能はないぞ」


 ……たぶん、染まるより染め上げた方がいいんだろうか。


 とりあえず、どさくさに紛れて、俺の家に連れ込んでしまえば後は軟禁しておけばいいからな。クーデターのどさくさに紛れて確保しとくか。顔見知りいないのは寂しいだろうから、神殿の奴らも何人か確保しておくか。優しいな、俺って。

 


***



 彼女との運命的な出会いからもうすぐで一年が経つ。


「もうすぐで、君との出会いから一年が経つな」

「ふーん」

「あの運命ともいえる出会い……。あー、早く結婚したいな?」

「……殴ったら目が覚める?」


 お祝いでもしようかと思うが、ガキどもがうるさくて敵わん。全く。菓子菓子菓子菓子うるさい!


「ほーら!ばらまいてやるからあっちいけー!」

「「「「「わーーーーーーい」」」」」


 本音も一緒にばらまいてしまったが、大丈夫だろう。小さい子はいいが、大きいガキどもは完全に警戒しているからな。俺より、彼女のほうに懐いている。しかも彼女に忠告までして、彼女も神妙に頷いているし。全く俺の魅力が伝わっていないのが残念だ。……これから時間はたっぷりあるし、そこで分かってもらえればいいだろう。



***



 クーデター決行の日もあと少し。神殿内部に潜ませた部下達は非常に良い仕事をしてくれた。必要な道具の設置、情報操作、撹乱、もう俺の仕事は終わったかな?


「さてさて。今日も見えるかなー」


 恒例となった彼女の姿を遠見の魔法で確認する。もう見つかるまでなら何時間でも何日でも待てる。これぞ、愛の力だろう。


「隊長、軽犯罪で捕まらないで下さいよ?」

「んー、そこら辺はぬかりはないから安心しろ」

「隊長の愛しの彼女に思い人でもできたら大変ですね」

「は?」

「え?えっと愛しの彼女に思い人ができ「お前死にたいのか?」

「え?」

「そんなことになるはずはないだろ?芽は出ないように管理しているからな。わかるだろう?」


 地雷源を踏み抜いた副隊長は、その場で立ち尽くすしかなかった。これ以上うかつに何かを話すと、連鎖的に爆発して更地にしかねなかった。まず隊長の顔が怖い。笑顔なのに何故か鳥肌が立ち、思わず結界を立ち上げ、守りの呪文を覚えている限り全て唱えて、立ち向いたかった。そして、芽をでないように管理しているってどういうことなのか怖いけど知りたかった。


「お、今日も出てきたな。決行まで後少しだし、頑張ろうかな」

「決行の時、神殿は爆破するんですよね?大丈夫ですか?」

「勿論、最後の見回りは俺が行くから問題はない」

「………なるほど」


 問題しかないように思えるが、この際、上司を信じるのも部下の仕事と思い、後は普段の業務の確認を行い、その場を後にした。


 隊長は相変わらず、無駄に性能の高い遠見の魔法を多重展開し、思い人の行動を監視、もとい見つめている。


「こう見てると、俺の目から見てもかっこいいのにな。やってることは覗きだからなあ」


 あまりにも残念すぎる上司だった。



***



 抜けるような青空の下、軍諜報部は潜入している隊員以外は全員待機している。


「よし、全員いるな。今日の夕方には祝酒を皆で飲めるよう全力を尽くせ。以上だ」

「はっ」


 いつもの通り、短い言葉の後隊員たちはそれぞれが与えられている役目を果たすため、現場へと向かう。


「副隊長、現場の指揮は任せた」

「はっお任せ下さい」

「……迎えに行ってくる」

「はっかしこ……む、迎え?」


 隊長の役割は神殿の爆破と完全な破壊だった。本来なら十人がかりでやるところを、一人で担ってくれるため、他のところへ隊員達をあてがう事ができたのだった。


「仕事もする。ただこのチャンスを逃すと逃げられそうだからな」

「はあ」

「でなければ、こんな面倒なことはやらなかったからな」

「やることやって頂けるなら問題はありません。御武運を」


 そういうと翼をひろげ神殿へ向けて飛んで行った。翼に風の魔法を纏わせ、速度を加速させて向かっていった。


 神殿に降り立ったその時には、すでに神殿からは粗方人が逃げ出していた後で、静かに静まり返っている。すでに潜入していた隊員達が、巫女や騎士達を粗方逃していたからだ。後はもれた者たちを回収し、人がいない状態で爆破、木っ端微塵とすれば問題はないはずだ。


 隊長は知覚の魔本を展開し、人の気配のする所をしらみ潰しにあたっていった。残っていた者たちは逃げ遅れた者か、管理者だけであった。


 管理者はもともと、自分の部屋からあまり出ることはなく、今回の騒動にも気付くのが遅れてしまった。用があり呼びつけたにもかかわらず、誰一人来ないのを訝しみ、ようやく重い腰をあげ自分の部屋から外にでることにした。すると廊下には誰一人おらず、慌てて城の方へとこの異常事態を報告しようと動き出したが、すでに遅かった。


 部屋に戻ろうとしたが、戻ることはできなかった。その扉の前には軍の諜報部の隊長が立ちはだかっていたからだ。


 隊長は動きやすくするために皮の鎧をメインに要所要所に鉄板が張り付けており、鎧全体に魔法をかけて動きと重さをコントロールしていた。そのため、音を出さずに移動したり、自分の身体能力以上の力を出すことも可能であった。


「言い残すことはあるか?」

「……お前、何故ここにいるんだ」

「ないのか。わかった」


 そういい、使い慣れた短刀と脇差を両手に構えた。そう見えた管理者は、すでに四肢を刻まれ驚愕の表情のまま絶命していた。

 

 返り血をかわし、再度知覚の魔法を神殿全体へと展開する。すると何人かいるが隊員達が近くにおり、対処にあたっているのを把握した。自分の方向へ向かってきている者がいることを把握し、そちらへ向かうことにした。恐らく動きから巫女だろうと思い、特に用心もせず向かっていった。


 こちらへ向かっている巫女の動きが止まり、こちらからは見えないように隠れたようだ。物音に用心しているのだろうか。とりあえず気配を消して近づくことにした。


「おい」

「ひぃえぇぇぇえええええっっ」

「なんだ、その叫び声は?」


 相変わらずの可愛さで顔がにやけてしまいそうだ。短刀と脇差は鞘に収めた。逃げようとするから、首根っこを捕まえて確保しておく。


「ぐえぇっ」

「蛙か?蛙の潰れたような声だぞ」

「……蛙ではない」


 これで後は屋敷に連れ帰れば一安心だ。しかし、手の届く距離にいるというのはとても安心するものだ。早く仕事を終えて屋敷に帰りたい。金はまあ、こいつくらい養える分は余裕であるから仕事を辞めてもいいだろうか。リーダーに相談でもしてみるか。帰りたい気持ちが出てしまっているのか、翼がわさわさしてしまう。


「翼……」

「ああ、有翼人だからな」

「……いつもはなかった」

「仕舞えるんだぜ?」


 しまって見せると物凄く感動しているような顔になったが、ハーフは翼は仕舞えないのだろうか。


「お前なんでここにいるんだ?もう崩れるぞ?」

「崩れる?」

「知らないのか?」

「え?」

「政変が起きたんだ」

「え?」

「まあ、俺たちが起こしたんだけどな」

「え?」


 知らなかったのは当然だが、逃げ遅れたのは頂けない。まあ、俺が見回りにきたからには死人を出すわけにはいかないからな。


 城の制圧も順調みたいだし、後はここを崩せばなんとかなるだろうか。応援も必要なさそうだし、こいつを連れ帰って後は仕事辞められるかどうか相談するか。もしくは閑職がいいな。頑張った褒美に強請ってみようか。


 とりあえずさっさと終わらせよう。



***



 なんだか色々言われたけど、結果よければ全て良し!家に連れて帰ったし、あいつの顔なじみは雇うことできたし、これで寂しくはないだろう。孤児達も色々うるさかったが、小さいが小綺麗な離れを見せたらだまったから、良しとした。後はうまい飯でも食わせれば静かになるだろう。


「なぜ閑職にならなかった……」

「隊長はできる男だからですよ」


 リーダーから頑張ったから何かして欲しいことあるか、聞かれたから閑職に就かせてほしいといったら断られた。思いの丈を知って欲しくて少し本気で暴れてみたけど、駄目だった。今度は容赦しないで暴れようかと思ったよ。


 彼女?


 俺の屋敷で不自由なく生活しているよ。たまに脱走企ててるみたいだけど、神殿にいた時より警備の質は上だし、見て見ぬ振りしている護衛や侍女達はいないから。最近は屋敷の中を徘徊……探検して楽しめるようになってきているみたいだからな。ハーフの孤児達と遊んでもいるみたいだし。子どもができたら今みたいなことはできないから、そこら辺は言い含めないと。


 普通の夫婦の話を護衛達に聞いているみたいだけど、お互いに納得しているのであればどんな形でもありだろう?俺たちは納得してのこの形だろう?って聞くとなんとも言えない顔をしていだが……。そんなに人の道は外れてないはずだが?どうしたものだか。



後悔はしない!

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