~坂本さんと話してみよう~
「はいはいはい!坂本先生!質問です!」
『ん、君なにかね?』
「坂本さんはオタクなんですか?」
『ふっ。世界の大多数がそういえばそうなり、
そうでなければそうならない。つまりそのような存在なのd』
「オタクなんですね!!わかりました!!」
『そのとおりだよ!馬鹿野郎!!』
「その洋服の娘はだれですか??」
『よくぞ聞いてくれた。この娘はね木更津真夏ちゃんという名前でね。
僕が自殺するまで生涯の伴侶だったんだ。要するにの俺の嫁って奴だね。
ただ、誤解しないで欲しいのはそこらへんのチャチなオタクと違い本当にこの娘一途だったんだ。この娘が登場するゲームをやってからこの娘のルート以外はなにもやってないからね。そして僕はこの娘と結婚したからこそ、死ぬまで生きることができたんだ、さらにね僕はこの娘のs』
「あ、お腹すいた!!」
『ちょっと!タイミング!僕まだ喋ってたよね!?』
「坂本さんもたべますか??」
『え?僕は霊なんだけど!?なんで食事できると思った!?』
「おそなえもの?とか?」
『え、あ、じゃあ、いただきます。』
坂本さんの前にみたらしだんご(98円税抜き)を置いて私もご飯にしよう!!
~~明くる日~~
「んじゃあ、私はお仕事にいってきます!!坂本さんはお留守番よろしく!!」
『幽霊に留守番頼むOLとかシュール過ぎて草。まぁ自宅警備なら任せろ。』
そしてその日から、私はストレス社会に身を投じていきました。。。。
迫り来る、上司の叱責。
襲い掛かる、上司のセクハラ。
度重なる、客先クレーム。
待ち構える、社長の誕生日会。
私はそれらに臆することなく立ち向かう。(BGMは地上○星でおなしゃす!)
「ただいまー。。。」
『おう、おかえり。疲れてんな。大丈夫か?』
「まじ、もぅ無理・・・。トミカしょ。ブゥーン速いぞー。」
『あ、これ、マジやばそう。』
坂本さんに2時間ばかし愚痴ってスッキリ!
これからは坂本さんが愚痴を聞いてくれる約束をしてくれました!
ヤッタネ♪
~~さらに明くる日~~
「ぬわあああ!!もう!!むかつくぅ!!」
『ビクッ!!ど、どうしたんだ三次元娘。』
「ちょっと坂本さん!きいてよ!!うちの上司がさぁ!!セクハラなんだよおおお!!」
『それはセクハラだねぇ!むしろセクシャルハラスメントだねぇ!!』
「きいてよ坂本さん!うちの上司がさぁ!!ほんとにくそったれなんだよおおお!!」
『それはうんこだねぇ!!むしろ、うんこの擬人化が上司だねぇ!!』
「きいてきいて坂本さん!うちのお客がさぁ!名刺に個人アドレス書いて渡してくるんだよおお!!」
『まじ?悪用しようぜ!!』
「坂本どん!明日はとうとう社長の誕生日なんだよおおおおお!!」
『それはバースデーだねぇ!!俺も呪うより祝う方が得意やで!!』
「霊としてはあれだけど、人として立派で草」
などという調子で坂本さんに愚痴ってはストレスを発散する日々を一年送りました。
もはや、なにもいうまい




