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LeGrand De LaGoon  作者: 新野篤史
アジサイ
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エーベルによる短い講義ーその1

 おや、バルカ君かな。いやー、今日はもう誰も来ないのかと思ってたよ。どっちにしてもこの時間はみんな来たがらないんだけどね。え?「僕は好きで来てるんです。」だって?うれしいこと言ってくれるじゃん。いやー、一応俺も専門家だしさ。やっぱ算数とかじゃなくってさ、こういう話をしたいわけよ。っつうわけで今日はここナヴィアスのお話をしようじゃないの。


 帝国の首都ナヴィアスはヌベス山脈南部に広がるガルディア平原、その平原を流れるミゼリ河の下流に位置している。この河は海からかなり上流まで大型船で上がって来られるんだ。で、内陸との貿易の中継地としてナヴィアスが発展してきた。人口100万人、でっかい港と5つの街道の合流地点。まさに世界の中心だな。

 帝国が首都をおいたのは100年くらい前だな。それまでも入れ替わりでいろんな国が好き勝手に都市開発したもんだから、発展した代わりに忘れ去られた一角ってのもある。それがここペイジンストリートさ。今やヤバいやつがいっぱい集まってやがるって噂の都市伝説だよ。政府の偉いさんは入り方はおろか場所さえしらねぇって言うんだからハンパじゃないね、こりゃ。

 それはそうと、今日、皇子様(おうじさま)が生まれたんだって?来週、陛下ともども大聖堂に行かれるはずだし見てこいよ。ん?お前行ったことないの?ヴァレスト家の息子なんだし行ってこいよ。良い機会だぜ。

 で、このナヴィアス大聖堂だが実は国内二番目の規模なわけだ。一番はもちろん教皇様のお住まい、聖ナヌス聖堂!我らが皇帝は教皇の守護者ってのが本職だからね。で、帝都にもでっかい聖堂が建ってる、と。

 後はまぁ、ナヴィアスってのは多民族国家セイディエスの象徴みたいなもんでさ、いったいどんだけの民族がいるのか俺にも見当つかんわ。多分世界中から集まってるからねー。やっぱこの町が面白いのってそこだと思うんだよね。ジョーさんとこなんか床が畳とかいって草で出来てんの!いやー、エキセントリックだよ、まったく!


 んなわけで今日はここまで!詳しくはバルタザール・エーベル著『ナヴィアス経済史』を読むべし!

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