表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
LeGrand De LaGoon  作者: 新野篤史
ラベンダー
21/26

エーベルによる短い講義ーその6

 おーい、ワキール!ちょっとこっち来な!

 「なんですか?」じゃないよ。ぼんやり窓から景色を眺めている時にだよ、教え子がなんだか落ち込んで歩いてるのを発見する!もう声かけなきゃ仕様がないじゃん!

 で、なんかあったのか?誰にも言わねぇから話してみろよ。あ?なに、「女の子に振られた」だぁ?っていうかお前、好きな子とかいたんだ……。

 あぁ、まあそうだよな、お前バルカより2つ年上だし、そろそろお年頃だよな。ま、人生長いんだ。ときにはうまくいかないことだってあるさ!落ち込むなとは言わないよ。しっかり落ち込んで、しっかり元気になりな!

 ところで、相手だれ?いやー、やっぱ気になるじゃん。この際だから言っちまえよ。ふむふむ……、ジルダか!あの娼婦のとこの娘だろ。確かにな、ありゃ将来美人になるよ、きっと。なるほどね、アリウス行く前に一大決心をしたわけだ。

 まぁ、あれだ。結果は結果で置いとくとして、君の青春は今まさに始まろうとしているのだよ!向こうに行けばきっと素敵な出会いがたくさん待ってるはずだ。十年もすれば、今日という日もいい思いでになるはずだよ。っつうわけで話は以上!行ってよし!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ