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拓哉は、風の上位精霊に今までの経緯を聞く。

僕は、風の上位精霊に、話を聞く事にする。

風の上位精霊によると、元々、この城には、上半身が人間の女性みたいで、下半身が鳥で、背中に羽が生えた魔物がいたそうだ。

その魔物達と、風の精霊達が戦い、風の精霊達が勝利して、そのまま城を占領したそうだ。

僕の推測通り、風の上位精霊は、妖精達が安全に過ごせる場所が欲しかったと言った。

その時倒した魔物の魔石が、部屋の隅に無造作に積み上がっている。

僕が魔石の事をたずねると、精霊には魔石は不要だから持ち帰って良いと言った。

支店長に説明する時、最低でも1個は魔石が無いと、証拠にならない。

魔石を調べると、どんな魔物か?だいたい分かると支店長が言っていた。

それから、精霊が、玉座に座っていた魔物のボス?を倒すと、玉座前の階段下の床部分に宝箱が現れたそうだ。

そして、その宝箱が邪魔だと言った。

確かに、謁見の間の玉座の前に宝箱があると邪魔だと思う。

僕は、宝箱を開けて、中身を取り出すと、光の粒子になって宝箱は消えると説明する。

すると上位精霊から「宝箱の中身は不要だから君達にあげる。だから、邪魔な宝箱を消して欲しい」と言われた。

僕達は、宝箱の中身をゲット出来る。

そして、精霊達は邪魔な宝箱が無くなる。

Win-Winの関係ではないだろうか?

僕達にとって、デメリットは何も無い。

これは、ラッキーイベント?みたいな感じ?

アネモネに宝箱を調べてもらうが、罠は無いそうだ。

僕は何度も宝箱を開けている。

隣にいる美鈴さんを見ると、じーっと宝箱を見つめている。

なんだかウキウキしているみたいだ。

これは、美鈴さんに開けてもらう以外の選択肢は無いな。

僕は、美鈴さんに宝箱を開けてもらおうと決めた。

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