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拓哉と美鈴は地下1階の草原に行く。

夏休みが始まった。

毎朝の日課、裏山ダンジョンのスライム狩りをする。

アネモネとフリージアが中位精霊になったが、ビオラはまだ下位精霊のままなので、少しでも経験値の足しになればと思い、討伐はビオラに頼んでいる。

影から刃が飛び出して、一瞬でスライムの討伐が終わった。

僕は自転車で中森家に向かう。

今日は、美鈴さんとダンジョン地下1階の草原に行く予定だ。

美鈴さんは、スノーを広い場所で思い切り遊ばせてあげたいそうだ。

健太さんの車に乗せてもらいダンジョンに着く。

僕達は、2階の食堂に向かい、飲み物を飲む。

外は暑いから熱中症対策として、こまめに水分補給をする。


飲み物を飲み終わり、1階のフロアーに行くと、ちょうど装備を調えた健太さん達と一緒になった。

そこでダンジョン入口まで一緒に行く事になり、先頭を中森さん兄妹が歩き、その後ろを健太さんのパーティーメンバー3人が続く。

僕はレジャーシートと弁当、水筒を入れたリュックサックを背負って、1番後ろを歩く。


左の方を見ると、大盾を持ち、全身甲冑姿の人が立っていた。

全体的に角張っていて、アニメに出てくるロボットみたいだ。

その横には、大きな斧を肩から担いだ人がいた。

後ろを向いているから、顔は見えない。

そこで僕は、ロボットさんと、木こりさんと勝手に名付ける事にする。

しかし、重そうだな。

僕は、あんなに大きな斧を持って、ダンジョンに入る人を見て、精霊使いで良かったな~と、しみじみ思う。

僕は正面に視線を戻して、皆の後に続いてダンジョンの中に入って行った。

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オズのブリキの木こりみたいな奴
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