表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/162

高杉君は、今後のスケジュールを考える。

工藤と一緒に2階の食堂にやってきた。

僕は自販機でサイダーを買い、椅子に座って今後の事を思案する。

頭を使うには糖分が必要だと言うしな。

それに、炭酸のシュワシュワ感が嫌な気分を洗い流してくれる様だ。

工藤が倒したスライムの魔石は600円で買い取ってもらったそうだ。

倒したのは工藤だし、それに僕が投資した莫大な費用からすれば、600円位もらっても焼け石に水だ。

だから、工藤の好きにしろと言ってやった。

工藤が食堂からお盆を持って、僕の真正面に座る。

お盆には、プリンがのっていた。

工藤は「カラメルのほろ苦さと甘さのハーモニーが…」とか言ってる。

煩いぞ!

僕は考え事をしているんだ。

僕は工藤の事は無視して、ダンジョンマップを見る。

やはり、スライムは物理攻撃に強いから、物理攻撃オンリーの僕とは相性が悪い。

相性の悪い相手に、何時までも関わりあっても効率が悪い。

僕はスライムを相手にしない事にした。

そうだ、これは効率の問題だ。

スライムの討伐が出来ず、嫌になった訳では無い。

地下2階は赤茶けた大地が広がり、広い通路しかないと書いてある。

地下3階には湖があり、湖の中には魚の魔物がいるそうだ。

もし工藤が湖に落ちたら、重くて持ち上げるのは無理だ。

工藤がどうなっても構わないが、僕が1人になるのは困る。

工藤には「湖には近寄るな」と釘を刺す。

草原には角ウサギと言う魔物がいるそうだ。

気性が激しく、動きも早く、ジャンプして頭にある角で攻撃してくるそうだ。

僕達は動きが鈍い。

逆に相手の方から攻撃してくるなら、案外相性が良いかも知れないな。

工藤が角ウサギの攻撃を受け止めて、僕が斧でとどめを刺す。

よし、もうじき夏休みが始まる。

夏休みに工藤と2人で、角ウサギ狩りだ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
なかなか、話を進める以外の章(閑話)もなかなか面白かったので、ここでエタるのはやめてください
短すぎて読みづらい
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ