表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/163

拓哉と美鈴はAランク探索者になる。

いま、僕と美鈴さんは、探索者協会で支店長の話を聞いている。

僕と美鈴さんは、2人揃ってAランク探索者になったらしい。

僕達がリッチを倒したのを大勢の人が見ていて、もう隠せないそうだ。

今まで支店長が、一生懸命に隠してくれていたが、これ以上は無理だと。

僕は、あまり目立ちたくなかったけど、無理なものは仕方ない。

美鈴さんも、テイムしているのが、フェンリルとカーバンクル。

こんな凄い獣魔を2匹もテイムしている人は、他にいないそうだ。

ランクが低いと、脅して言う事をきかせようとする愚か者が出るかも知れない。

いっそ、高ランクになった方が、面倒事が減ると支店長から説明を受けた。

それから、僕のJOBが精霊使いと正式に認められた!

今までは、精霊使いと言うJOBは、認められていなかったから、僕の探索者カードのJOBは、テイマーになっていた。

やった!

僕達は、探索者カードを支店長の横にいた女性に渡す。

その女性は、1度退出してから、新しいカードを持ってきてくれた。

僕と美鈴さんのカードにAランクと記載されている。

隣に座る美鈴さんが「お散歩してただけで、Aランクになっちゃった!」と口走る。

すると、支店長の眉間にシワが寄る。

「いいか、美鈴。普通はダンジョンでお散歩はしないんだ。分かったか?それから、他の人をダンジョンの散歩に誘うなよ!良いな!」

すると美鈴さんは「はい!分かってます。私と拓哉さんのデートに邪魔なので、誘いません!」

それを聞いた支店長は、こめかみを押さえた。

僕は気が付く…そうか。

これはデートだったのか。

だから手を繋いだり、お弁当を持って行ったりしたのか。

何となく、そんな予感はしていた。

やはり、そうだったのか!

美鈴さんは、僕の彼女だ!

やったぞ!僕は嬉しくて、顔がにやけてしまう。

いかん、いかん、支店長に見られたら、何か言われる。

気を引き締めなければ。


それから、僕が美鈴さんに贈った水の装備が、あまりにも破格な性能で、流石の支店長も驚いていた。

「美鈴。良い装備をもらったな!性能だけじゃなくて、デザインも良い。美鈴にとても良く似合っている」と支店長から言われ、美鈴さんも嬉しそうに答える。

「はい!拓哉さんから貰った、私の宝物です!一生大切にします!」


こうして、僕と美鈴さんはAランク探索者になり、当然、サンライズのパーティーランクもAになった。

この支店に所属しているパーティーの上位は、Bランクパーティーが1組。

Cランクパーティーが3組だったので、僕達サンライズが1番ランクが高くなってしまった。


その後、僕達はAランクになったお祝いをする事にした。

健太さんに、先に帰るとメールを入れておく。

スノーと白玉がいるから、普通のレストランには入れない。

そこで、好きなケーキを買って、家で食べる事にする。

お母さんと健太さんの分も買い、2人で手を繋いで家路についた。




誤字脱字報告をありがとうございます。

注意しているつもりなんですが、おっちょこちょいなので…

何時も助かってます。


この後は、高杉君がメインの話が多めにアップされます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
自分の母親にAランクと恋人が出来た事を伝えるべきでは? 恋人については相手方の家族公認でほぼ結婚前提な流れになっているわけだしね。
公認の恋人 いっそのこと許嫁
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ