61/161
拓哉は水の装備を美鈴にプレゼントする。
中森家に到着すると、美鈴さんが出迎えてくれた。
僕が1人でダンジョンに行ったから、凄く心配してくれていたようだ。
今日は、山田さんにスノーと白玉を紹介し、2人でもふりながら、お喋りを楽しんだそうだ。
美鈴さんが嬉しそうで、僕も嬉しい。
そして、今日から山田さんも、もふ友だ!
僕はダンジョンで手に入れた、水の装備一式を美鈴さんにプレゼントする。
美鈴さんは、物凄く喜んでくれた。
やったね!
早速、着替えてくると言い、自分の部屋に入って行った。
暫くして、美鈴さんが部屋から出てくる。
美鈴さんを見た僕は、その美しさに目がくぎ付けになる。
「綺麗だ…」僕の言葉を聞いた美鈴さんは、僕に抱きつき、そして僕の頬にキスをした。
「拓哉さん!ありがとう!一生大切にするね!」そう言って笑った。
美鈴さんが喜んでくれた!
しかも、頬にキスまでしてくれた!
心臓のドキドキが止まらない。
そして僕は、自分の気持ちに気付く。
そうか。
僕は、美鈴さんの事が大好きなんだ!
何があっても、僕は彼女の事を守る。
僕は心に誓った。




