表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/161

変わる日常と、変わらぬ日常②

学校に着くと、青山君と別れて、3人で教室に入る。

席に座ると、高杉君の自慢話しが始まる。

とうやら、ゴールデンウィークに家族でハワイに行っていたらしい。

ステーキを食べたとか、ショッピングを楽しんだとか話してる。

うん。

何時も通りだ。

隣の席を見ると、中森さんは教科書を見ていて、高杉君の話をまったく聞いていない。

完全にスルーだ。

高杉君が、チラチラこっちを見ている。

そして僕と目が合う。

何故か?僕は睨まれる。

これも何時もと一緒だ。


午前中の授業が終わり、昼休みになる。

山田さんがやって来て、中森さんの前の席を回転させて、中森さんと向かい合わせで座る。

隣のクラスからやって来た青山君も、僕の前の席を回転させて、僕と向かい合わせに座り、4人でお弁当を食べる。

すると高杉君がやって来て「今日のメインは、A5ランクの黒毛和牛のローストビーフか。良かったら、少し食べないか?」と声を掛けてくる。

中森さんが「いらない」と言うと、残念そうに自分の席に戻って行く。

僕を睨んでから。

これも、何時も一緒だ。


授業が終わり、4人で帰路につく。

最寄り駅で山田さん、青山君と別れた僕達は、2人で歩いて中森家に向かう。

家に着いた僕達は、宿題をかたづける事にする。

どうやら、国語や英語は美鈴さんの方が得意で、数学は僕の方が得意みたいだ。

互いに教えあって宿題を終わらせる。

宿題を終わらせた僕は和室に移動して、胡座を組んで座る。

するとスノーがやって来て僕の隣に座る。

僕はスノーをもふる。


美鈴さんがお茶を入れてくれて、2人でおやつを食べる。

すると今度は白玉がやってくる。

美鈴さんは、おやつを食べながら白玉をもふる。

2人でもふもふしていると、お母さんが仕事から帰ってきた。

お母さんと美鈴さんの2人で、夕食の準備が始まる。

美鈴さんは、お母さんから料理を習い始めた。

和室に1人残された僕は、スノーと白玉をもふる。

暫くもふもふしていると、健太さんが帰宅する。

2階にある、自分の部屋に荷物を置いた健太さんが和室に入ってきて、胡座を組んで座る。

そして白玉を自分の足の上に載せ、白玉をもふる。

僕と健太さんは、もふ友だ!

もふもふしていると、夕食が出来たと美鈴さんが呼びにくる。

4人でお喋りをしながら、夕食を食べ終わり、僕は家路につく。

畑の野菜が収穫出来たら、お裾分けしようか?と考えながら、僕は自宅に向かって自転車を走らせた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
姑とも仲良く家族ですね(^^)
ほぼ家族w
人生で一番楽しい瞬間
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ