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支店長は胃が痛い③

俺は、白石が帰った後、支店のスタッフ全員に通達を出す。

今後、白石が俺を尋ねてきたら、最優先で通せと。

そして、本部に提出する報告書について思案する。

ジーパンにポロシャツを着た15歳の少年が、単独でリッチを倒したと書いても誰も信じない。

でも、魔石は目の前にある。

報告書を出さない訳にはいかない。

後から発覚したら、何で早く報告しなかったんだと、俺が責任を取らされる。

…やはり、白石の事は、なるべく伏せる形で報告書を書くしかない。

あ~胃が痛い。

もっと俺の胃を労れよー!

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