ゴールデンウィーク②
ダンジョンゲートを抜けると、そこは大草原だった!
小説のフレーズに出てきそうだ(笑)
真ん中に一本道があり、道の左右は、遥か彼方まで草原が続く。
右側には、小高い丘がある。
この階層には、スライムしか出ないと地図に書いてある。
精霊は、一般の人には見えないから、突然、スライムが魔石になったら、きっと驚く。
そして、目に見えない物を説明しても、きっと信じてもらえない。
うん。
面倒だ。
右側の丘を越えた先なら人目につかないだろう。
僕は丘を目指して歩き出した。
丘を降って、僕は草の上に座る。
そして、精霊達に話し掛ける。
「じゃあ、何時も通りにスライム狩りをお願い」
すると、アネモネとフリージアがスライム狩りを始める。
「魔石を集めるの大変そうだな」
僕が一人言を言うと、ビオラが木の影の方を指差す。
…魔石が集まってる!
どうやら、ビオラが影魔法の一種、影移動で魔石を集めてくれたみたいだ。
「ビオラ、ありがとう」
僕はお礼を言った。
木の影に行って、魔石を巾着袋に入れる。
さっき、換金したから、空っぽだ。
どんどん魔石が集まってくる。
「ストップ!」
僕は声を掛ける。
もう、巾着袋がいっぱいだ。
僕は精霊達にお礼を言って、来た道を引き返した。




