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拓哉と美鈴はダンジョン地下6階の報告をする。

移転石でダンジョン地下1階に戻ってきた。


ダンジョンゲートを出た僕達は、支店長へ報告に行く。


受付の人に「支店長に会いたい」と告げると「どうぞ~」と言って通される。


今日も顔パスだった。


支店長室に入り、ソファーに座ると支店長が「どうした?何かあったか?」と聞いてくる。


そこで僕は、ダンジョン地下6階で罠にはまり、危機一髪だった話をすると、支店長が「本当か!?…いや…お前達が言うなら本当なんだろう。これは、探索者協会としての調査が必要だ!その場所に連れて行ってくれないか?」


「今日は精神的に疲れたから、明日なら良いですよ」と僕が答える。


すると美鈴さんも「私も、今日はゆっくり休みたい」と言う。


どうやら、美鈴さんも、ダンジョンに入って初めてのピンチだったから、疲れているみたいだ。


すると支店長が「こちらにも準備が必要だ。特に危険もないみたいだから、護衛の探索者を雇わなくても大丈夫だろう。それに拓哉と美鈴もいるしな。今日中に準備をしておくから明日の朝また来てくれ!」と言った。


3連休だから問題ない。


僕達が了承すると、支店長が事務員さんを呼び「拓哉と美鈴にホテルの部屋を用意してくれ。宿泊費は支店持ちだ」と指示を出す。


そして「未成年なんだから、ちゃんと親に連絡しとけよ!」と言う。


美鈴さんが「はい!分かりました!」と返事をして、僕達は支店長室を後にした。



翌朝、僕達が探索者協会の事務に行くと、支店長と職員さん3名が待っていた。


みんなでダンジョン地下1階の移転石で、5階と6階を繋ぐ通路の途中にある移転部屋へ移転した。


そこから歩いてダンジョン地下6階の入口を入る。


随行する職員さんが、背負っていた荷物をほどくと、中からドローンが出てきた。


僕が支店長に「ダンジョンの中って、電波が入らないんじゃないですか?」と聞く。


すると支店長が「同じ階層なら電波が届く。だからドローンや、トランシーバーなら使用可能だ。ただ、階層を越える事は出来ない。だから携帯は使えないんだ」と説明してくれた。


ドローンの準備が終わると「拓哉。どっちだ?」支店長が聞いてくる。


…どっちと聞かれても分からない。


精霊の後を付いて行っただけだからな~


僕が精霊達に、昨日の大きな木のところへ連れていって欲しいとお願いすると、精霊達が先導してくれる。


木が邪魔で真っ直ぐに歩けない。


それから、かなりの距離を歩いて、昨日の大きな木のところへ到着する。


支店長が職員さん達に調査指示を出し、職員さん達が調べ始める。


「本当だ!木の中に入れるぞ!」とか「幻影魔法が使われているぞ!研究所に連絡して調査させれば、魔法の研究が進むかも知れないぞ!」とか、職員さん達が話している。


ダンジョン入口からこの場所までは、大きな木が何本も生えていて、右へ行ったり、左に行ったりで、場所が分からなくなるから、上空にドローンを飛ばして、地形を録画していると、ドローンを操縦していた職員さんが教えてくれた。


後で録画した画像を見ながら、ダンジョン地図を作り直すそうだ。


大きな木の中を調べていた支店長が、外に出てきた。


「拓哉と美鈴から報告があった通り、魔法陣があったが、作動は確認出来なかった。お前達が反対側の魔法陣を破壊したからだろ。お前達以外が移転していたら、帰ってこれなかったと思う。お前達に感謝する」


「それから、今日の日当と情報料を支払うから、帰りに支店に寄ってくれ」と支店長から言われた。


美鈴さんが「すべてサンライズの口座に入れておいて下さい!」と言うと、支店長が「分かった」と言った。


「瑞穂ちゃんも、パーティー入りするかも知れないから、いっぱい貯めておこうね!」


美鈴さんが嬉しそうに笑う。


…最近は、美鈴さんと瑞穂は、頻繁に連絡を取り合っているらしい。


本当に引っ越して来るのだろうか?

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