表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/22

22

それからしばらく日が過ぎた。

「まぁ、改良はできたが…ここまでか。まぁいっか」

椅子にもたれた。

「はぁ…」

すると、ウルフが入ってきた。

「クロ。暇?」

「どうした」

クロは伸びをした。

「あんたが開発した薬品?用意する?」

「ん?あ〜アレね。うーんどう思う?」

「あった方がいいんじゃない?あの子は闇の帝王の血が入ってるし」

クロは悩んだ。

「暴走した龍を一瞬で止めれる。だが…あれは致死率が高い。飲ませた後にすぐ処置しないと死ぬし…」

「ふん…でも、なんであれ開発できたの?」

クロは記憶を蘇らせた。

「あれ…大学時代でさ。馬術もやめて暇だったし。二、三年の時に開発してなぜかできた。叔父さんに言ったらドン引きされたけど…」

「まぁ…ライトさんは龍を守る側だからね。ライトさんは力技で止めそうだけど…」

「でも、あの子は普通の龍じゃない。止められないなら、強制的に止める手を打たないとと思って…」

クロは本棚から一冊のノートを取った。

「これがレシピだ」

開くと、目が痛くなるほどびっしりと文字で埋め尽くされていた。

「…」

ウルフは目を逸らした。

「ん?普通のノートだろ?」

「何処がよ!あんた…大学で何やってたの…怖い…」

ウルフは何処か引いてた。

「普通に大学で勉強してただけだが?むしろ、叔父さんの方がやばいだろ?中卒で大卒だろ?」

「あんたも人の事言えないのわかってる?」

「俺は…一年だけ高校行ったし…」

「でも、どういう頭したらそういうことできるのかな?考えられんわー」

ウルフは呆れてた。

「とりあえず、用意する。今から作るか」

クロはウルフと一緒に部屋を出た。

「何処で作るの?」

「薬品庫でだよ。そこでやろうかなと」

薬品庫の鍵を開けた。

「ありそうだな…」

明かりをつけ、クロは薬品庫に入った。

「こんなに薬品やったんだ」

ウルフは興味津々だった。

「叔父さんも資格持ってたし、俺も資格はある」

ノートをめくり、必要な薬品を揃えた。

「あぁ…コレは温めて必須か。温度は…と」

ヒーターをオンした。

「なになに?」

ウルフはワクワクしていた。

「あんまり近づかない方が身のためだぞ」

容器に入ってる液体に、別の液体を入れると火が吹いた。

「ぎゃっ!?」

ウルフは驚いた。

「だから言ったろ?」

クロは手を止めなかった。色々調合をして行った。

「後はこれを一晩煮込んでだな」

「すごいね。なんか、いかにも魔女の鍋っての実在するのね…」

ポコポコと鍋の中のものが沸騰していた。

「見たことないのか?」

「ないわよ」

「入るか?」

クロは鍋を指差した。

「ばか!入らないわよ!」

ウルフは怒った。

「今日はこのまま煮込むだけだ。明日まで放置する」

クロとウルフは薬品庫から出た。

「今日はもう休もうかな」

「いいんじゃない?私も休もう」

クロは部屋に入った。着替えを持ち、シャワーを浴びた。

「はぁ…」

濡れた頭をタオルで拭き、着替えてベットに座った。

時間が経つのはやいな…

そう思いながら眠った。


翌朝。厩舎へ行き、作業を手伝った。作業を終えると、クロはそのまま城へ戻ろうとした。

「あれ?今日は乗らないんですか?」

若い兵士が声をかけた。

「うん。ちょっと用事があるんだ。また来るね」

「わかりました」

薬品庫に入ると、すごい悪臭で漂っていた。

「思い出した…そうだった。コレやばい匂いするんだった!」

腕で鼻を隠し、窓を開けた。鍋の物を確認した。

「よし…」

火を消した。

「コレを濾せば、完成…」

鍋いっぱいに入ってた液体が底にしかなかった。クロはお玉で液体をすくい、濾していった。

「完成…」

試験管に入れ蓋をした。すると、ウルフが入ってきた。

「おは…クッサ!なにこれ!」

「ウルフ。できたぞ…」

クロは試験管を片手に持ってた。

「わかったから!この臭いの何とかして!」

「無理!窓開けてるけど、時間かかる!」

そのまま薬品庫から出た。

「やばすぎでしょ!」

「う…うん。ごめん。忘れてた」

手に持った試験を見た。

「コレが、強制的に竜の動きを止める薬だ」

「へぇ〜」

「ウルフ。預かって。使わないと思うが、どうなるかわからないからな」

試験管をウルフに渡した。

「わかったわ。でも、無くしたらまた作ってね」

「あぁ。わかった」

ウルフはクロの匂いを嗅いだ。

「あんた、風呂入った方がいいよ。臭すぎる」

自分で匂いを嗅いだが、鼻が麻痺してるのかわからなかった。

「うん。今入る」

部屋に戻り、シャワーを浴びた。

「はぁ…」

タオルで体を拭いた。自分の匂いを嗅いだ。

「うん…多分大丈夫…」

服に着替えた。

「後は、俺が強くなるだけか」

クロは椅子に座った。すると、カラスが窓を突いた。クロは窓を開けると、カラスはクロの肩に乗り、くちばしを動かした。

「ありがとう。よかった」

クロはおやつを与えると、カラスはそれをクチバシでくわえて飛んで行った。

「生きていてくれ…明楽。ナイト」

クロはカラスを見送った。


クロ「投稿お疲れ様です」

作者「次で最後かな?まだ書いてない。どう書けばいいかわからんから、時間かかる」

クロ「がんばれー」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ