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それからしばらく日が過ぎた。
「まぁ、改良はできたが…ここまでか。まぁいっか」
椅子にもたれた。
「はぁ…」
すると、ウルフが入ってきた。
「クロ。暇?」
「どうした」
クロは伸びをした。
「あんたが開発した薬品?用意する?」
「ん?あ〜アレね。うーんどう思う?」
「あった方がいいんじゃない?あの子は闇の帝王の血が入ってるし」
クロは悩んだ。
「暴走した龍を一瞬で止めれる。だが…あれは致死率が高い。飲ませた後にすぐ処置しないと死ぬし…」
「ふん…でも、なんであれ開発できたの?」
クロは記憶を蘇らせた。
「あれ…大学時代でさ。馬術もやめて暇だったし。二、三年の時に開発してなぜかできた。叔父さんに言ったらドン引きされたけど…」
「まぁ…ライトさんは龍を守る側だからね。ライトさんは力技で止めそうだけど…」
「でも、あの子は普通の龍じゃない。止められないなら、強制的に止める手を打たないとと思って…」
クロは本棚から一冊のノートを取った。
「これがレシピだ」
開くと、目が痛くなるほどびっしりと文字で埋め尽くされていた。
「…」
ウルフは目を逸らした。
「ん?普通のノートだろ?」
「何処がよ!あんた…大学で何やってたの…怖い…」
ウルフは何処か引いてた。
「普通に大学で勉強してただけだが?むしろ、叔父さんの方がやばいだろ?中卒で大卒だろ?」
「あんたも人の事言えないのわかってる?」
「俺は…一年だけ高校行ったし…」
「でも、どういう頭したらそういうことできるのかな?考えられんわー」
ウルフは呆れてた。
「とりあえず、用意する。今から作るか」
クロはウルフと一緒に部屋を出た。
「何処で作るの?」
「薬品庫でだよ。そこでやろうかなと」
薬品庫の鍵を開けた。
「ありそうだな…」
明かりをつけ、クロは薬品庫に入った。
「こんなに薬品やったんだ」
ウルフは興味津々だった。
「叔父さんも資格持ってたし、俺も資格はある」
ノートをめくり、必要な薬品を揃えた。
「あぁ…コレは温めて必須か。温度は…と」
ヒーターをオンした。
「なになに?」
ウルフはワクワクしていた。
「あんまり近づかない方が身のためだぞ」
容器に入ってる液体に、別の液体を入れると火が吹いた。
「ぎゃっ!?」
ウルフは驚いた。
「だから言ったろ?」
クロは手を止めなかった。色々調合をして行った。
「後はこれを一晩煮込んでだな」
「すごいね。なんか、いかにも魔女の鍋っての実在するのね…」
ポコポコと鍋の中のものが沸騰していた。
「見たことないのか?」
「ないわよ」
「入るか?」
クロは鍋を指差した。
「ばか!入らないわよ!」
ウルフは怒った。
「今日はこのまま煮込むだけだ。明日まで放置する」
クロとウルフは薬品庫から出た。
「今日はもう休もうかな」
「いいんじゃない?私も休もう」
クロは部屋に入った。着替えを持ち、シャワーを浴びた。
「はぁ…」
濡れた頭をタオルで拭き、着替えてベットに座った。
時間が経つのはやいな…
そう思いながら眠った。
翌朝。厩舎へ行き、作業を手伝った。作業を終えると、クロはそのまま城へ戻ろうとした。
「あれ?今日は乗らないんですか?」
若い兵士が声をかけた。
「うん。ちょっと用事があるんだ。また来るね」
「わかりました」
薬品庫に入ると、すごい悪臭で漂っていた。
「思い出した…そうだった。コレやばい匂いするんだった!」
腕で鼻を隠し、窓を開けた。鍋の物を確認した。
「よし…」
火を消した。
「コレを濾せば、完成…」
鍋いっぱいに入ってた液体が底にしかなかった。クロはお玉で液体をすくい、濾していった。
「完成…」
試験管に入れ蓋をした。すると、ウルフが入ってきた。
「おは…クッサ!なにこれ!」
「ウルフ。できたぞ…」
クロは試験管を片手に持ってた。
「わかったから!この臭いの何とかして!」
「無理!窓開けてるけど、時間かかる!」
そのまま薬品庫から出た。
「やばすぎでしょ!」
「う…うん。ごめん。忘れてた」
手に持った試験を見た。
「コレが、強制的に竜の動きを止める薬だ」
「へぇ〜」
「ウルフ。預かって。使わないと思うが、どうなるかわからないからな」
試験管をウルフに渡した。
「わかったわ。でも、無くしたらまた作ってね」
「あぁ。わかった」
ウルフはクロの匂いを嗅いだ。
「あんた、風呂入った方がいいよ。臭すぎる」
自分で匂いを嗅いだが、鼻が麻痺してるのかわからなかった。
「うん。今入る」
部屋に戻り、シャワーを浴びた。
「はぁ…」
タオルで体を拭いた。自分の匂いを嗅いだ。
「うん…多分大丈夫…」
服に着替えた。
「後は、俺が強くなるだけか」
クロは椅子に座った。すると、カラスが窓を突いた。クロは窓を開けると、カラスはクロの肩に乗り、くちばしを動かした。
「ありがとう。よかった」
クロはおやつを与えると、カラスはそれをクチバシでくわえて飛んで行った。
「生きていてくれ…明楽。ナイト」
クロはカラスを見送った。
クロ「投稿お疲れ様です」
作者「次で最後かな?まだ書いてない。どう書けばいいかわからんから、時間かかる」
クロ「がんばれー」




