第四話 子供たち
注・本作は、残酷な描写が含まれています。
15才以下の方は閲覧を控えることを推奨します。
きけん!このおはなしには、とてもこわいとかんじるものがあるよ!
まだ15さいになっていないよいこはすぐにこのおはなしをみるのをやめようね!
また、本作は、実在した事件も一部モデルにしている描写も含まれている場合がございます。
不快に感じた方には申し訳ございません。
俺は外に出てみた。
もうすでに御輿は通り過ぎている。
向こう側は健の家の方だ。
俺は塀に隠れたりしながら御輿に付いていった。
こんばんはーと声をかけようかと考えたが、俺は出来なかった。
いや、やらないほうがいいのかもしれない。
俺は村を一周するのかと思っていたが、それは違った。
御輿は急に方向を変えて、林の中に入っていく。
俺はいきなり林の中に入っていったのでびっくりしたが、それは違った。
帰り道に見たあぜ道に入ったのだ。
あんなところに夏、しかも夜に入ったら虫刺されがひどくなりそうだ。
あそこはどこに繋がっているのだろう。村の出入り口はここじゃないし…
神社か寺でもあるのだろうか。
俺は御輿の100m位後ろから付いてきている。
それから30分くらい経った。着けてきた腕時計はもう2時を回っている。
ついに一番奥にたどり着いたようだ。あれは…火だろうか…
そこはキャンプファイヤーのように、真ん中の火を覆うように薪が網目上になって重なっている。
周りには御輿を担いできた人以外にも数名いるようだ。俺は近くの茂みに隠れた。
ここで俺は気づいた。俺以外の村の人々は全員いるのではないか、と。
でも両親と妹と、健を含めた健の家族は見当たらない。この祭りは何なのだろう。
俺は村人たちが何か話しているのに気付いた。聞き耳を立てる。
「おい。これで全員か。」
「いや、一家族だけ来ていないようです。」
「もう始めてしまうか。」
「分かりました。準備します。」
あれは村長さん?
俺の村は規模が小さいので村役場がない。代わりに村長さんの家が役場のようになっている。
一家族っていうのは健の家族のことか?ということは俺の家族もみんないるのだろうか。
しばらく茂みに隠れているので蚊が襲ってくる。音を出さないように軽くたたくようにしてるが
もうすでに何か所か刺されている。するといきなり村人たちが騒ぎ始めた。
「準備が整いました。」
「そうか。それでは始めよう」
村人たちが動き始めた。何をする気なんだ?
すると、村の子供が一斉に並んだ。どれも知っている子供たちだ。
!? 俺はその中の一人に驚愕した。
舞だったのだ。
俺はこの村の子供の中で一番の年長者。その次に舞だ。
俺はますます混乱した。そして、これから何が起ころうとしているのか、とても想像することが
出来なかった。
どうもーこんぺいです!さてさて第四話、子供たちが並んでいたのはどういうことなんでしょうね…
並んでいる…と言えば、この前旅行先で祭りがあって、行ったら物凄い並んでいる露店があったんですね。それ何売ってるんだろうなーって思って見てみたんですよ、そしたらウーパールーパーすくいの店だったんですよねー。今は金魚以外も救えるのか!と。(笑)
てなわけで次回もお楽しみに!レビューよろしくお願いします!