表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

頭のなかは、砂糖多めの割合ですね

「いらっしゃい、今日は、いつもので?」

「あぁいつもので」


齢80才、されど現役の町の警察官、いや、正確には、自主的にしている警察官的なことをやっている。


「俺は、カーボーイに憧れてるから、カーボーイでいい。」

「ちょっとカッコつけていってるところ悪い、カウボーイですよ、カウボーイ」

「あっしまった間違えちまったな……フッ」


マスターもニッコリ笑う。

音楽も心なしか、心地よい、ダンディーな男にとって、ジャズとは、まさしく、己の蓄える髭と、齢に哀愁を引き立たせる一種の飾りであり、命でもある。


「どうぞ」


カフェオレが出される。


「ありがとう」


彼は、受け取ってこれを飲む。

ちなみにこのカフェオレただのカフェオレではない、


「うっ……旨すぎふ!」


甘いのだが、なぜか、スッキリとしたのどごしである。

甘すぎると舌に不愉快さをもたせることがあるのだが、なんといってもやはり、このカフェオレは、特別なのだ。


束の間、旨さを堪能して後、


「して、今日は、収穫はあったんですか?」

「まぁな、これよ見てくれ」


創作世界で、出されてる新聞を取り出す。


「世の中には、こういった奇想天外なキャラクターもいると来たもんだが、大変になったなぁと思うぜ、たくよ」


新聞の内容というのは、簡単に言えば、空から眩しく輝いた光線のの後に、流氷が落ちてきたと言うのだ。


「私もニュースで見ましたよ、まったく誰が書いたんでしょうね」

「フッ…これもまた、小説の世界だから、個人の自由だからなんとも言えないだよな」


テンガロンハットをかぶっている男は、口にすると、自分の飲んだ飲み物のお金よりもでかい札束のお金を渡される。


「わかりました」


マスターは、ひとしきり、札束の数を確認すると


「これで、対宇宙人用の武器を探してくれということですね、わかりました」

「あぁ、あんたの能力で、探してくれんか?また、勝ったときは、ここ立ち寄るからさ」

「わかりました、その時は、寿司とかも注文しときますか?」

「おいおい、そりゃ、俺と一緒に飲みに行く時の言葉だろう」


二人とも談笑を時折、交わす。

だが、マスターの手元は、招き猫の手を入れているままだ。


「見つかりました。これでどうでしょうか?」


すると、彼の手からは、電車の連結のようにずらりと取り出される、商品の数々、


「ほほう、こりゃまた、SFチックなことはあるぜ」

「しかし、あなたの好きな銃の種類で選びましたのですが、いかがでしょうか?」

「ふむふむ……」


見れば、見た目は、やはり、創作世界にも宇宙は存在すれど、現実よりもその幅は広しで、銀河のところにも、スペースレンジャーと呼ばれる組織がいたり、悪玉帝国とかいう悪の根元的なものもいたりとかする。


「う-ん、悩むなぁ」


現実世界にもある銃種は、創作世界にも登場するものでもあるので、わかるものの、尚且つ、こういったSFの世界のものとかは……


「魔法銃とかもありますが……」

「魔法銃もあるのか!?」

「ただ、使用者に魔術的な回路がなければ使えない代物で」

「じゃあ、パスだな」

「ちょっと待った、俺が使う」

「わかりました、これを使うんですね」



「おい、ちょっと待てまだ俺が言った訳じゃないんだがな……」


ガチャリと、

黒光りするSAAを手にし、声のする方角に向ける


「おい、警告だ、一丁目の場合は、まだしも、二丁目からはもう……後は言わなくてもわかるよな?」


「やはり、あなたは、齢詐称してんじゃないの?って思ってしまうほど、年老いておられないんですね」

「マスター伏せろ!」


刹那、辺り一面にさまざまな破片がところ狭しと落ちる。


「私は、悪玉帝国の手先として、活躍するものなのだが、先ほど、能力の反応があったから来てみたら、面白いものを見せてもらった」

「てことは、宇宙人か?」

「ご名答、正確に言えば、貴様も宇宙人なのだがね!」


手から放たれる、斬劇は、伏せてた二人の遮蔽物を壊した。


「マスターこりゃ、武器使うしか他ねぇな」

「ですね」


気がつけば、マスターも武器をとっていた。

加えて、既にカウボーイのじいさんも三角の銃と、四角の銃を持っている。


「ウインチェスターライフルのようなものじゃないか、中々いいセンスをしてる」

「とりあえず、選んだ武器の金額は越えているので、あの人を倒してからにしましょうか?」

「あぁ、そうだな、とりあえず、宇宙のどっかの手配書に載ってそうな顔つきしてるし」


「フッ!ききづてならんな、その言葉、息してるのかの時に言ってほしかったものだがな!」


マスターとカウボーイ叔父さんVS悪玉帝国の手下との間に火蓋が切って落とされた。





そろそろ、タンペンギンどうしてんだよって感じなので書いとくか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ