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デザートループエンド

デザートを食べても心が休まらなかったタンペン、


心のなかはまさに砂漠のように


心の安定を欲していた。


「はぁ怒らせてしまったのか……」


「どうしのですの、タンペンさん」


「あっ、えっと、名前は……」


「忘れたんですの!!タンペンさん、アロマですわ」


「あぁアロマ……いい名前ですね」


「まぁ!褒めてくださっていいおと……」どこがだよ、褒めてられただけで、すぐ、惚れるから、ダメ女なんだ」


アロマがいいかけたところを怒りっぽい口調で言うのは


「落ち込んでるタンペンさんを責めないでくれますの敵徒男!」


「俺には当たりが強いんだな」


「当然ですわ、品の欠片もない屑」


「屑って言った方が屑だぜおい、やるか?おい、」


「のっ望むところですわ!」


しかし、アロマさんの足がガクガクしてるのをタンペンは見た。


「やめてください二人とも、争うなら、僕のいないところでやってくれますか?、いや、やっぱ喧嘩はダメですよ」


タンペンは二人の間に入る。

二人の間に入ってる間だけでも、

忘れたかったのが願望である。

善意ではなく、甘え、

いや、

乾いてしまいそうな、

心の悩みを潤すオアシスを求めて、


すると、なぜか、敵使男は、少し、照れた顔をして、


「別に喧嘩じゃねぇし」


と言って、アロマのあとを立ち去った。


アロマは彼が逃げていったように見えたようで


「なんですの、彼はまるで、小学生の何者でもありませんわ」


確かに、そうだなとタンペンは思ってしまう。

だが、なぜ、彼は照れたような顔をするのだろうか?


タンペンは気づいた


(敵徒男さんはアロマさんが好きなのか!?)


だけど、タンペンは言わない、いえば、敵徒男の邪魔にしかならないからだ。


「ですわよね?聞いてますの?」


アロマさんは、タンペンの顔の前で手をふる。


「あっ、すいません、ちょっと動揺してて」


「まぁ、私のお気に入りのアロマをにプレゼントしますわ」


「大丈夫です」


他の者に迷惑にならないように断ることにした。

本当はアロマの臭いを嗅ぎたかったが……


「そう言って、本当は欲してたりしてませんの?」


ビクッとタンペンは頭の毛がまっすぐたった。


「フフフ」


アロマは微笑んだ。


「体に出てますわよ」

「あっ!?」


アロマはタンペンの頭を撫でる、

優しくほんわりとした臭いが彼の鼻孔を刺激する。

彼の心臓はドキドキしていた。


タンペンは恥ずかしくなったのか。


「いや、喜んでる場合じゃない!それでは」


と言って、そそくさと立ち去る。

何が、恋愛だと、タンペンは甘い蜜蜂の巣から逃げる熊のように

恐れながら逃げてる。


「そんなに逃げることはないですのに、まっ、

お気に入りのアロマをプレゼントして、はげましますわ」


アロマにとっては感謝の気持ちを込めて、

アロマをプレゼントすることを心に決めて、仕事に励む。


タンペンはわからなかった。

安心というものを最近は、ないことに

それを誰かに相談したい、コウテイに

だけど、失敗した自分を許してもらえるか不安だった。

だから、相談しようにも勇気がでなかった。


ペンギンであるのに、文豪家のように病んでしまいそうだった。

頭をふって、どうにかしようとした。

今は考えるなと、タンペンは、ぼんやりとした、胸のなかで

右往左往と心の中は歩き回っていた。


「あのぉー大丈夫ですか?」

「あっ、いえ、すいません、

ちょっと疲れてただけです、すいません、」



気づけば、犬の警備員がタンペンに話しかけてきた。

名前をタンペンは覚えていない。


「すいません、暇があったらでいいんで、連絡先教えてくれませんか?」

「えっと、僕の名前、忘れましたか?」


犬の警備員は不思議そうな顔をする。

タンペンは思いきって口にする。


「名前なかなか、覚えられないんです!」


手がプルプルと震える、怒られたらどうしようかという、不安が襲う。

犬の警備員とはたしか、世間話をするぐらいの関係だから余計に失礼が生じるのではないかというのが、タンペンの不安を大きくさせていく。


同じようなこと、同じような習慣、続けていくと、

病んでいくのかと心なしかタンペンは心に浮かんだ。


だけど、今日はいつもと違うのだ、

他の者に心配され、他の者に脅され、他の者は怒ってるのでないかという行き先不明の航路の中を足先一つで歩いている気分、


タンペンにとって心の安定とは程遠かった。

さらに、自身で墓穴を掘っていく、というふがいない行いをしてしまったのだろうと思い、タンペンは手を振って、


「いえいえ、何でもありません、かっ帰ります!」

「あっ、待って……」


タンペンはまたもや、帰ってしまう。

逃げるように、安定の場所を求めるがゆえの逃避行しか解答例がないのだと決めつけるように。

犬の警備員は、


「大丈夫かなぁ……タンペンさん」


と、また、同じように他の者を心配しないと決めつつ、心配してしまい、仕事で少し、失敗してしまうのだった。















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