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どこかのペンギンの話
私はタンペン、見た目がペンギンの姿をしているが、
どこかの作者が
「おお、頼むぞ、管理してくれよな」
と言われ、
ずっと色んな短編小説のシリーズ管理やら、
日夜、入国審査官のように対応しているのだが、
「あの、タンペンさんいつになったら、私は旅にでられますの?」
アロマ婦人が私になげかけてくる。
「すいません、まだ、作者の許可がおりてないため、むりですね」
「本当に書いているのでしょうかね私心配ですわ。」
あははは....
愛想笑いを浮かべるしかなかった。