(私の)異世界が書きたいですby作者
俺の名前は主人公だった。
かつて神だった神はひもの神で、
妹になって冒険するはずだったが、
「お兄ちゃん、もう、年月たったんじゃないの?」
「そうだなぁもう、言葉なんて忘れちゃったよイヒハイセでよくないか?」
おまけに、作者はドイツ語や、英語を思いの外習得(初級魔法レベルのほんとに初級、ドラなんとかでいうところのちっちゃい炎レベル)
「確かお前はユーアーラビット?」
「そうだよ、兄、もう、いいや、お前でいいよな!」
卯だったな、うん、そう、主人公の俺の名前は…
「まぁいいや、お前って呼ばれてるし、それなら、ジャックでいいよ」
「なんでだ?」
と卯は聞く
「なんか、作者がジャックニコルソンが好きらしいからな」
「ジャックニコルソン、なにそれ?」
「まぁそれは、この世の世界の危機っていうの?魔王倒してからにしようや」
「魔王ねー、なんで魔王倒すんだろうな?」
「知らないし、忘れた」
「ホホホ、忘れたとは言わせんぞ」
「あんた、誰?」
「誰?」
………
風がたなびき、
カラスの鳴き声が聞こえ、そのオッサンの頭の上に糞が真っ白く
こびりつく。
「忘れたとは言わせんぞ~!」
雷鳴がカラスに直撃し、そのあと、チキンとなって、卯と俺の前に差し出される
「まぁええ、これを食って思い出せ」
エトセトラエトセトラ
「記憶は取り戻したが、やはり、ちょっと設定もなんか、もうエエわってかんじになったわ」
「そっそうか……これは重症じゃあ……」
かつての作者は好き勝手書くと言ってたから仕方ないか……
周りは食中植物みたいな怪物がいて、とてもじゃないが、帰れる様子でもないし、おまけに前の話では商人なんて俺の行くルートから外れていたもんだった。
「約二年の間にお前も大人になったのう、作者よ」
「でさ、おっさんは卯の親父ってことはわかったよ、だけど、今さら、魔王なんてこのハゲ光線でちゃちゃーっと」
バチコーン!星マークなんていうものはなくて
「いや、……その……あのですね……それがこのワシでさえも、勝てるかわからんぐらいの、というかゴッドアイで見てみたけど、ワシより戦闘力が高いのなんのって感じで~あーっと」
あっ察し……
「つまり、倒しもらいたいと」
「そういうわけなのじゃ、ほら、お前さんの力、あれ」
「ロリコンだったっけ」
恥ずかしいなぁ~、作者の顔も赤くなると同時にそっ閉じ、
ブラウザアウトしたいレベルの逃避行動の旅が始まりますね。
「おっと待つのじゃ、その設定を変えようと思うのじゃが」
「ロリコンとか、ふざけたスキルはごめんだからな」
「わかっておる」
神はなにやら、見たこともないゲーム機を取り出して、なにやら操作している。
「ところで、ワッツディス?」
「おお、これか、これはなスィッチというものじゃぞ」
「聞いたことがないな」
「そうだな、お主は聞いたことがなくとも無理もない、何せ二年の間にもヤァパンは新しきゲームも発売されてるものじゃからなホッホッホッ!」
「ムカつくな、」
「お主も欲しければ、もとの世界に戻れるように努力するしかないぞよ」
「戻る?うーん」
あいにくよくよく考えれば、この世界を救う必要なんてないじゃないか、まして、魔王とか神とか俺にとっちゃ関係ないし、元の世界は向こうの世界であって、ここはアウェイなんだ。
なんで、俺は異世界に行きたいと言ったのだろう。
馬鹿馬鹿しいわ!と作者も頷きながら言っていることだろう。
「というより、帰らせてくれ」
「ムーリじゃ!」
即答+うざいなと心の内に思う。
「だって、うちの娘が勝手に異界の扉のかばねを開いて、ワシの貯めてた力を使っちゃたんだもん」
「すんません、兄貴」
風が再び、吹き付け、
俺の体を触れさせる。
「一日目にして辛いって悪いけど、○ケモンのレポートみたくすることはできる?」
「できるぞい、まぁ三日坊主で終わるかもだからのう」
昔の自分のモチベはどこにあったのだろう?