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ただ、そこにはダラダラ妹がいた件について

第四話投稿しました。昨日は投稿しますと言っていたのに出さずにすいませんでした……反省です。

日夜は唖然とした……


(なんで、声だけだった謎氏がここにいんの?)


全くもって理解できない、この状況が日夜の頭をさらに真っ白にさせる


「なっなんで、謎氏がここにいんの?こっ声だけだったのに?」

「クズ兄があまりにも起きる気配がなかったから、起こそうと思って、ここに来たといっておこうか?」


(えっだったら、普通に手だけだしてビンタでも、よくね?)


と日夜はそう思った。謎氏はその気持ちを見通したのか、その日夜の心の問いに答える。


「普通にビンタさせるには、クズ兄を殺しかねないからだよ。

普通は普通でも、クズ兄の考えている普通と、私の考えている普通は違うからね。わかった、クズ兄?」

「おっおう、わかった」


(実際、俺の理解力が低くてわからないのだが。)


聞くのもめんどくさいのでそう思うことにする日夜。

すると、またしても俺の気持ちを察してか、めんどくさそうにジト目で日夜を見ながら言った。


「仕方ないなぁ、しょうがないからクズ兄が分かりやすーくいってあげるから、もっとそんときは誉めてよね!」


っとプイッとしながらも、言ってくれる謎氏。

その様子が日夜の可愛いは正義の理想に当てはまっているため、またしても、鼻から何かが出そうであるが必死に耐える日夜であった。


「要するに、クズ兄的に言い換えれば、我、君と共にいるには私はそれ相応の代償が伴いかねない的な?」

「うん、謎氏、俺でもよくわかんなかったわ」

「クズ兄それでも中二病と言えたたちなの?」


(ごめん、俺の中二病スキルがそんなに高くなくて)


中々に痛いところを突かれ、軽くメンタルブレイクを起こしそうになった日夜。とりあえず、日夜は中二病の話題を変えることにした。


「中二病はさておき、とりあえず普通に言って謎氏」

「中二病を極めていると思ったけど、中々に中途半端だねクズ兄、これで、現実世界生きてたかと思うとよく生きてたなぁって思うわぁ……」

「もう、辞めてぇぇぇ、謎氏、俺の心の中傷がぁーえぐれるからぁー!!」


日夜は話の転換に失敗したようだ。コミュ障はなんでこんなにも会話の流れを制圧できないのだろうと、日夜は今更ながらに後悔してしまうのであった。

しばし、日夜は泣き続けた……



「やっと、落ち着いたクズ兄?」


と、どこから取り出したのかはわからないがお茶をだして、落ち着かせる謎氏、全くもって謎である。まぁ可愛いは正義だしな!とこれ以上は触れないでおこうとする、日夜


「まぁ、まぁ落ち着いたよ。涙はもう枯れたから謎氏続きをお願いします」


と、言ってとりあえずお茶を飲む日夜、お茶はやはり……苦い。まるで、いまの日夜の心の心情を表しているかのようだった。


「それじゃ簡単に言うと、この世界の力と合わせるには手加減しなきゃいけないんだ。それには色々と契約しなきゃいけないから、めんどくさかったからだね。だったら、この姿になって直接起こしに言った方が簡単だったからだよ。わかった、クズ兄?」

「よくわかりました。すごーい、すごーい、ってはじめからそう言ってくれよ、なぜ!!そう言わなかったんかーい!」


とばしんと謎氏の方に漫才の時のツッコミ役のような感じで肩を叩いた。ちなみに、怒ると怖いので、日夜はばしんとではなくそっと叩いた。


「簡単に言うのそれなりにめんどくさかったし、クズ兄だったら、それぐらい、わかるかなぁーっと思って、そうした」

「いや、わかるわかる、さすが、お目が高い!!いや、わかんねぇーよ!人のこと勝手に中二病極めしマスターと判断するなー!」


とまた、そっと叩いてツッコミを入れる日夜。これ以上はなんか無限スパイラルに陥りそうなので、日夜はとりあえず次のことを聞く。


「で、そっから俺は無意識に鼻血をだしてそして、今に至る訳だが、もしかして、あの嫌な夢を見させたのも謎氏のせいなの?」

「うん、そだよ!」


と、気づけばどこから取り出したのかはわからないがフードとポテチと漫画とコーラのパーフェクトコンポを堪能している。この光景を見て、日夜は正直イライラしている、それは自分も楽しみたいからだ。でも今は、話は別だ。


「おい、なんでそんな夢を見させた!!てかっ人がこんなに真剣に聞いてんのに、なぜだ!!答えろぉ!!」

「あと、これ見たらおわるからぁー、おー!!この展開胸アツー、おースゲーなおー!」


気になる……それは日夜も見覚えのある漫画の最新刊であるからだ。しかし、謎氏のひどい行いには見逃せないからだ。


「おい、無視してないで、話を聞けぇぇ!!」


日夜は謎氏の読んでいた漫画を取り上げた。


「クズ兄ぃー返せー!私の私の必死に神コインで貯めた漫画がぁー、ひどいよぉーえーん、えーん」


はたからみれば、幼い子をいじめている悪いやつにしか見えかねない光景だ。日夜の経験上、自分自身も強制的にやめさせられない限りは続けるやつだとわかっているからだ。


「とりあえず、謎氏、答えてくれたら返す、いいな!!」

「うん、」

「聞くぞ!」

「うん、」

「なんで、お前は俺に胸くそ悪い夢を見せたのか?」

「うん、」

「うん?……てかっなにしてんの?」

「早く、新刊が読みたいから、クズ兄でもわかる異世界日誌をつくってんの」


と、謎氏は俺が打つよりも早く神のごとき早さでどこから持ち出したのかわからない、パソコンを打っている。


「あのぉ、謎氏ぃー、猿でもわかるなんたらかんたらみたいな感じで作るのやめてくれない、せめて、実際、俺、猿より賢いし」

「いやいやぁー、クズ兄よりこんなにも劣った奴は存在しないよぉー!!微生物でも勝てるんじゃないのアハハハ!」


(謎氏、見た目可愛いけど、性格クズだな)


日夜よ、お前も言えた立場なのか……とちび○子ちゃんのナレーターのごとき感じでツッコミたくなる。

日夜はしばらくのあいだ、謎氏がどこからかだしたのかポテチなどのお菓子を食べていた。


「とりあえず、できたよ見てみ、クズ兄でもわかるように全部ひらがなにしておいたよぉー!」


どうだしてやったりと偉い人ポーズをとる謎氏、


「いやいや、なめすぎだろ、逆に見にくくなるんじゃねぇーか?」

「とりあえず、もうめんどくさいのでもう漫画みていーよね、クズ兄?」

「あっ仕方ないなぁ、もう、いい……」


(てかっもういつの間にか読んでるし)


謎氏はさっきまでいたはずのところとは離れているところで読んでいるようだ、気づけば、テレビまで用意されている……。とりあえず、日夜は謎氏の異世界日誌(?)を読んでみる。


「うわっ、なんだこれ全部ひらがなじゃねぇーか。あと、まぁ親切に絵まで……ってうわっひどい……なんだこれ」



とてつもなく、手抜き感が半端ない。もう、見るのはやめたくなるほどの日夜であった。だが、そして、何よりもさらに見る気を失わせているのは、このピカソのごとき奇抜な絵であるのが、原因である。だが、もう日夜は謎氏に言ってもまた同じ結果になることはわかっていた。


「とりあえず、読んでみるか。読まないことにはわからないしな。」


とりあえず、読んでみて、納得した。まぁこれは自業自得だなと日夜は思った。


「今まで、ご迷惑をおかけしてしまって申し訳ありません。謎氏」

「クズ兄、わかればよろしい。てかっもう謎氏って呼ぶのやめてほしいなぁ」

「では、何て呼べばいいの?」

「クズ兄、じゃあクイズだすけどいい?」


気づけば、日夜の頭の上にはクイズ番組でよく被せられる帽子が被せられていた。これも、謎氏の仕業なのかと日夜は思う。


「クイズ、異世界!」


ダダン


「まだ、参加するとは言ってないけど……まぁいい……さぁ来い!!」


「問題、私は誰でしょう三択問題です。」


と、自分に指差す謎氏……


(普通は司会者は自分に指なんて指さないし、第一これクイズ番組と呼べるのか、いや、呼べない)


と、心の中で突っ込む日夜。謎氏はなんだかこの状況を楽しんでいるようだ。


「1、神(異世界)


2、(ニート)


3、(オタク) さぁどれでしょう!!この問題に正解すればクズ兄のことを兄様と呼ぶ報酬が付与されます。さぁ答えてクズ兄!!」


日夜が出す答えとは……
















































第四話どうでしたか?この神は実はダラダラな神でした。タイトル通り本性が見えてしまいましたね。これからどうなるのでしょうか?そして、このダラダラな展開でありましたが、第五話ついにこのフィールドからやっと移動できそうです。

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