いざ、ストレート街道へ!しかし、道、わからず
まっすぐな道にしたいと考えたストレート氏によってできた道、ストレート街道を目指して進む道中、
「なぁお腹減ったなぁ」
「そうだなぁ」
地図はもらったし、一応、チュートリアル的な感じで矢印のマップを目指していけば進む感じにはなるっていったけど……
「歩いていくにはキツイ感じだったか……」
見渡す限りの大草原、これじゃ足が大草原不可避になりそうだ。
「あぁーこんなときに女神様がスポドリを持って微笑んでくれたら嬉しいんだけどなぁ」
「わかるわーその気持ち、わかりみの至り」by卯
「卯も元女神だったな」
「そうっすね、そうそう、あぁーワープできる魔法覚えとけばよかったなぁ」
「まぁね、転職すれば、あらゆるところへどこでも魔法的な感じのが使えるからね」
「それじゃあ、馬要らなくね」
「ノンノンノン、実際、ワープってのはゲームみたいに簡単じゃなくて、間違えると服がなくすっぽんぽんになるほどの危険な魔法だからね」
「何その、スケベ展開は!?」
「鼻息あらいぞ!」
俺は想像してみた、冒険者のお姉さん方が裸のすっぽんぽんになる姿を
「にへへへ~」
「とにかく、そんな魔法を使う人はおじいさんぐらいだってことなんだからね!」
「へぇー、いきなり目の前にムチムチのちゃんねぇー出てこねぇかなってフラグ立てするようなこと言っても……」
「出ませんからね」
「はい……」
とにかく見たい、ラッキースケベ的な展開にやきもきしたいと作者ともども思うたのである。
「あのさ、いいシーンとか、感動シーンとか、あと、変なシーンってさそのあとの展開が難しいってことないか?」
「いきなり、なんだよ兄貴」
「迷ってるな卯」
「まぁね、実際、わたしでも、アタシでもとか言葉遣いって決 まるようにそれこそ、アニメで見るような妹キャラ演じようとしたけど難しいのよね、女の私でも正直わからないわー」
道を歩き、魔物に出くわし、歩いていく途中に木造建築の家らしきものがあった。
「そだなー、てかあれってなんだろうな民家じゃないか、行って聞いてみようか」
「ちょっと待って」
卯がなんだか、怪しそうな目付きをしていた
「ここって、本当に大丈夫なのかな?」
「何を根拠にそんなことを言うんだよ、うーん、俺だけであそこに行くから、お前は空とかその辺の景色でも眺めて待ってろ、いいな」
「なんか、子供扱いされてるようだから行くよ、つまんないし、周りの景色見ても魔物だらけのグロテスクだから」
「まっそうだよな」
異世界は魔物要素にかわいさがあった方がいい、けれど、可愛くても、狂暴さがあれば、怖いに等しいんだな。
特に俺にとっては……ステータス上でもね。
俺は扉をノックする。
「ごめんくださーい、道を教えてもらいたくいんですけど」
しかし、何も反応が返ってこない、何回もノックをして、
繰り返すが、そこにあるのは、沈黙だけだった。
「とりあえず、自力でどうにかするしかないか……」
「そうするしかないみたいだね、白夜」
白夜じゃなくて、日夜な!とツッコミたいが、生憎、お腹がすいてきたので、その声にだすエネルギーを節約した次第だ。
「あれ、食べるか?日夜」
「あっなんだ?元女神様が秘密道具でも出してくれんのかよ」
「どこでも飯~って、あるわけないじゃん!そうじゃなくて、何かいい臭いがこの家からしないか?」
「くんくん、あっ、何か美味しい臭いがするな」
木組みの家には窓があったので、俺たちはそこから、中を覗くことにした。すると、
服を来た豚のような輩が三匹いた、俗にいう豚の三兄弟みたいな感じで、料理をしていた。
作ってるものはどうやら、スープだろうか?、美味しい臭いが窓枠からでているのだから、その味は格別だろう。
豚の三兄弟は話をしていた!
「兄ちゃん、人間達は帰ったかべな?」
次男坊らしき豚が言った。
「まぁ帰ったんじゃないかべな」
田舎の方言らしき訛りのある、のんびりした声で豚の長男坊らしきものは答える。
「けど、夜になるとあの、狼に狙われるから怖いだなべな」
「そだなー、だから、毎回、こうやって、その辺の兎を狩ったりしてるわけだけど、冒険者達が経験値目的で狙ってくるから怖いだべな」
卯のことじゃないぞ、こっちの兎とジェスチャーを交えて、本人の同様が少し落ち着く。
「おだたちゃ、実際はモンスターなんだけど、魔物じゃねぇべのに、間違われるから厄介だべな」
「ぞだべな」
「で、でも、あの人たち、ちょっと何回もノックしてきたべな、少し困ってた感じだったべ」
眼鏡をかけた、少し次男坊豚と長男坊豚より、一回り小さい少し気弱な豚が心配していた。俺は少し、感心すると同時に物語チックになったな作者よと自身の作者を誉める。
「ほっとけ、ほっとけ、どうせ、冒険者様だ、どうにかなるべな」
「そだべ」
「でも、外に……」
「オーグ冗談は止めときな、狼の胃袋にされちまう」
「嘘じゃねぇべ!本当だべ、ほら!」
急に指を指される、
ーあっ!?ー
突然のことで対応できず
両者に沈黙が流れる。
風のたなびく声が聞こえるようであった。
俺と兎じゃなくて、卯
なんとか愛想笑いでごまかそうとする
「あはは、ごめんな、勝手に覗いちまって……」
俺たちはあとずさる、なぜなら、彼らはただの豚じゃない
「てめぇら、今すぐ離れやがれ!」
武器を持ったオーグ達にぶっとばされそうだからだ
「俺たちゃとんずらするぜ!」
しかし、傍らには卯の姿がない、
「私は魔法が使えるんだから、白魔法!ホワイトウォール………
ぷはー、やっぱ!お腹空いてムリー敗北~」
「卯ぃぃ!」
ヤバイ、どうにかしなければ、卯は大切な仲間だ、というよりも俺一人になると、この人生は無理ゲーになる。
また、兄オーグは大剣を、次男オーグは槍を持っていた。
このままでは、卯が死んでしまうのは確かだった。
「ロリコンを救う力、発動しろぉぉ!」
輝く力、俺の右手が輝く、その光が彼らに降り注ぐ
「おい、避けるべツァイ坊、このままじゃ丸焼きにされるべ」
「だけど、アイ兄、無理だベ!」
「兄ちゃーん!」
二匹のオーグに直撃する、
「おい、この暖かな光はなんだべな、優しい気持ちになるべ、」
「そうだべな、」
ーほんわか~ー
そして、二匹は俺のもとに来て
「お前さん、悪いやつじゃねぇべな、疑って悪かったすまねぇべな」
「い……いや、別に」
「お腹すいてたんだべな」
「あっ……はい、正直くたくたでして……」
「うーん、そうだなぁ、ここじゃなんだから、俺たちの家にこないか、まぁきれいな所とはいえねぇべけどな」
「いや、大丈夫、むしろ、ダンケダンケ!」
「ベナベナベナ、その言葉はなんだべな」
こうして、俺たちは俺の力にロリコンによって、その場を解決することができ、オーグ三兄弟の家に泊まる。