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詞、紡ぐ場所。

アイノウタ

作者: 蒼井托都

震える指から零れ落ちる

あなたとわたしの愛の歌


あなたの面影探して

ふっと町を彷徨った

「あなたの代わりなんていない」と

いつも胸に刻むだけ


それでもわたしは

求め続ける

いついつまでも

鮮やかなひと


つないだ手を握る温かさも

「あなた」を感じる糧になる

揺らめく世界に映したい

あなたを忘れられる時まで


“君の時は進んでいない”と

ある日あの時そう言ってただ

思い出を引き剥がすように

抱き締めるひとに

出会える未来など

わたしには考えられなかった


震える指から零れ落ちる

あなたとわたしの愛の歌


「あなた」を最初から居ないひとと

宥める世界を憎んでいた

けれど

つないだ手を握る温かさが

あなたのものとは違っても

ふとした瞬間に思い出す

あなたがわたしと手をつないでいたこと


「あなた」がここにいたこと




(C)Aoi Tact


当初200文字以下だったため、大幅に加筆しました。

「あなた」と「わたし」の恋は終わってしまったけれど、手をつないだ記憶は地続きになっている。

今、別の人と手をつないでいても、“ああ昔違う人が手をつないでくれていた”とふと思い出す、そういう瞬間の恋の詞になっています。


HYの仲宗根さんの声を脳内再生して書いていました。

メロディは誰々っぽい、というのが今回思い浮かばないのですが、たまに世の中の発表曲を聴いていて「あっ、これ××のこの部分と被ってる!うわあ変えなくちゃ!」ということが過去に何回かあったので、何かしらの形で公開するまでいろんな曲を音を聴いておきたいと思っています。

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